全国
 カテゴリー アカハラ問題

2005年06月20日

アカハラで助教授を戒告 九州大、説教繰り返す

共同通信(6/17)

 九州大は17日、地位を利用して学生に嫌がらせをするアカデミック・ハラスメント(アカハラ)をしたとして、理系学部の男性助教授(44)を戒告の懲戒処分にした、と発表した。助教授の所属する講座の男性教授も監督責任を問い訓告処分とした。……


[関連ニュース]
教授の「アカハラ」防止へ、NPOが大阪で集会(朝日新聞6/17)
理不尽説教:理系学部の男性助教授を戒告処分 九州大(毎日新聞6/18)

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2005年06月16日

NPOアカデミックハラスメントをなくすネットワーク、絶望の大学人集会 『大学で、苦しい人、集まれ!』

NPOアカデミックハラスメントをなくすネットワーク
 ∟●大学で,苦しい人 集まれ!

絶望の大学人 集会

6月18日(土)に大阪で『絶望の大学人 集会』第1回目として、『大学で、苦しい人、集まれ!』と題して集会を開催します。

博士論文の審査に合格しているのに確認のための教授会で理由なく不合格とされた大学院生の方、30年近く助手のまま釘付けになっている方などに話題提供していただき、これら問題について考え、解決の方策を見出したいと思います。

話題提供者の方々は、問題の性質上、匿名でお話いただきますが、多くの人に問題を知ってほしいと思っておられますので、多くの方のご参加を、お願いいたします。

話題提供者:Aさん(大学院生)、Lさん(K大学院・博士課程院生)
      Nさん(N大学・助手)
      Tさん(T大学・元助手)
司会(進行):御輿久美子(NAAH代表理事)
日時:2005年6月18日(土)午後1時半~5時
場所:大阪府私学教育文化会館
   (大阪市都島区網島町6-203 ℡ 06-6352-3751)
参加:事前に予約必要。
(なお、会員以外は資料代として1,000円を当日お支払いください。)
参加申込は、電話(06-6353-3364)あるいはmail( office@naah.jp ) で。
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〒530-0042 大阪市北区天神橋1丁目3-20-307
アカデミックNPO
TEL:06-6353-3364, FAX:06-6854-2930
http://www.naah.jp  E-mail:office@naah.jp


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2005年06月03日

アカハラで2教授処分 岡山大、停職1カ月や減給

共同通信(6/02)

 岡山大は2日、地位を利用して学生に嫌がらせをするアカデミック・ハラスメント(アカハラ)を行ったとして、60代の男性教授2人を停職1カ月と減給の懲戒処分にしたと発表した。
 停職になったのは、大学院自然科学研究科の教授。農学部教授だった2000年3月ごろから特定の学生を厳しく糾弾、学生が不公平感や不快感を訴えていたという。
 また文学部教授は04年8-9月ごろ、論文に学生の実験データを承諾なしに使おうとし、異議を唱えた学生にしつこく承諾を迫ったり、頻繁に電話したりして恐怖感を与えたとして、平均賃金1日分の半分をカットする減給処分を受けた。
 昨年11月にそれぞれの学生が大学内の相談員に打ち明けて発覚。2人の教授は「行き過ぎがあった」と認め、反省しているという。


[同ニュース]
アカデミック・ハラスメントで教授2人処分(西日本放送6/02)

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2005年04月21日

山梨大のパワハラ解雇:元助教授、地位保全など求め仮処分申請

毎日新聞(2005/04/20)

 医局員らに権限を利用した嫌がらせ(パワー・ハラスメント)をしたとして諭旨解雇処分となったのは不当として山梨大大学院医学工学総合研究部の元助教授の女性(47)が19日、同大を相手取り地位保全と給与の仮払いを求める仮処分を甲府地裁に申請した。
 同大の人事委員会は女性が医局員の業績をデータベースから削除するなどの嫌がらせをしたとして3月30日付で、諭旨解雇処分とした。これに対し女性は「(指摘された)事実はなく、人事委員会はこちらの言い分を聞かずに処分を決めた。適正な手続きを踏んでいない」と主張している。同大は、「十分な調査を行った上での処分。詳しいことは内容を見ていないのでコメントできない」と話している。

地位保全求め仮処分を申請 元山梨大助教授=山梨

東京読売新聞(2005/04/20)

 手術立ち会いの機会を与えないなどの医局員への嫌がらせなどを理由に、今月8日付で山梨大を解雇の懲戒処分となった大月佳代子・元同大医学部助教授(47)が、処分を不服として19日、甲府地裁に地位保全と給与の支払いを求めた仮処分を申請した。
 大月元助教授は「処分の基礎となる事実はなかった。十分な申し開きの場を与えられないまま一方的に処分を言い渡された」としている。同大総務・広報課は「申請内容を知らされていないためコメントできないが、懲戒処分は適正だった」としている。
 大月元助教授は昨年6月、医局員に相談された医学部長(当時)から退職を迫られ、精神的苦痛を受けたとして、医学部長を相手取って損害賠償を求める訴訟も起こしている。


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2005年03月04日

県看護大 女性教授を懲戒方針 地位を利用し嫌がらせ 

信濃毎日新聞(3/03)

 駒ケ根市の県看護大学で、女性教授(41)が地位を利用して嫌がらせをするアカデミック・ハラスメントをしたとして、教授会が懲戒処分を決めていたことが2日、分かった。この女性教授は3月末での退職願を出し、受理されている。

 女性教授は昨年4月、同大に着任した。関係者によると、担当した講座で、助教授や助手を含めた話し合いを重視してきた従来の運営方法を一方的に変更。自分が教授であることを理由に助教授らの意見を聞き入れず、言葉の暴力もあったという。

 卒業単位にかかわる4年生の実習リポートを、提出期限に十数分遅れたことを理由に受け取らなかったこともあり、教授のやり方に異議を申し立てた助手らにペンや書類を投げ付けたこともあったという。これらによる心労で勤務を休んだ人もいた。

 看護大は昨年5、6月ころ相談を受け、学内にハラスメント防止委員会を設置し、聞き取り調査を続けて事実を確認。今年2月までに教授会で懲戒処分を決め、大学設置者の県知事に決裁を申し出ている。

 女性教授は「熱心さのあまり、行きすぎた面があったかもしれない」と弁明していたという。前任の国立大学でも同様の言動があり、学生の保護者が大学側に相談したことがあったらしい。

 深山智代学長は「県の懲戒処分等の指針に沿って処理している。公表できるかも含め知事の決裁がまだ出ていないので、内容は話せない」としている。


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2005年01月26日

福岡県立大アカハラ問題 県弁護士会に救済申し立て 被害の女性教授

西日本新聞(1/25)

 福岡県田川市の県立大でアカデミック・ハラスメント(大学内の地位を利用した嫌がらせ)があったとして、看護学部長と男性教授が同大から厳重注意処分を受けた問題で、被害者の女性教授が二十四日、「処分は極めて不十分。大学設置者の県にも責任がある」として、県弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立てた。同委員会は二月に調査する必要があるかどうかを判断するという。

 申立書によると、同学部では二〇〇三年四月以降、アカハラがあり、昨年三月、女性教授を含む教員四人が学内の人権委員会に被害を訴えた。ところが調査結果が出る昨年十二月まで保護はなく、報復行為で四人のうち二人が退職、一人は病気療養したという。また「県からは(学内の調査委員会に)もみ消しの圧力があった」と訴えている。

 同学部長は「反省しているが、処分が軽いとは思わない」と反論。県私学学事振興局は「大学に『早く調査した方がいい』と助言はしたが、それ以上のことはしていない」と主張している。


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2005年01月02日

その他大学関係のニュース

小惑星探査機「はやぶさ」の目に/着陸を道案内/会津大研究チーム(福島民報社1/01)
音楽療法テーマにシンポ/川崎(神奈川新聞1/02)
「一年制課程」を設置 県立広島大大学院(中国新聞1/02)
寮に国内外の学生混住 同志社大が今秋新設(京都新聞1/01)

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2004年12月30日

アカハラ問題 教授ら2人処分 福岡県立大が厳重注意 人権侵害は認めず

西日本新聞(12/29)

 福岡県田川市の県立大で、教員四人が上司からの人権侵害を申し立てた問題で、橋口捷久(かつひさ)学長は二十八日、看護学部長ら二人を文書と口頭による厳重注意処分にしたと発表した。同時に、学内における嫌がらせ(アカデミック・ハラスメント)の防止に関する規定をつくる考えも示したが、処分決定に至った行為は明かさず「法的な人権侵害には当たらない」として懲戒処分は見送った。

 注意を受けたのは四十代の女性学部長と五十代の男性教授。二〇〇三年四月から約一年、研究や授業の妨害、退職の強要など六件以上の人権侵害を受けたとする申し立てがあり、大学が調査委員会を設けて関係者から事情を聴いてきた。

 処分の決定理由について橋口学長は、男性教授の行為を「いじめや嫌がらせと受け取られかねず不適切」とし、学部長については「管理責任を問題視した」と説明。

 男性教授は「指導に行き過ぎがあった」と話しているという。

 申し立てた四教員のうち、二人は「一身上の理由」で既に退職。別の教授はストレス性の適応障害で入院し、もう一人は申し立てを取り下げている。今回の決定について四人のうちの一人は「非常に甘い判断で申し立てた側の人権を無視している」とし、大学側に調査結果の開示を求めるという。


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2004年12月20日

“アカハラ”で助教授処分 秋田大、教え子の女学生に

共同通信(12/17)

 秋田大学(三浦亮学長)で、男性助教授(50)が女子学生に対し、地位を利用して嫌がらせをするアカデミック・ハラスメント(アカハラ)をしたとして訓告処分を受けていたことが17日までの共同通信の情報公開請求で分かった。
 同大によると、助教授は2000年度、当時3年だった女子学生を指導名目で研究室に呼び出し、来ないとしかりつけたほか、01年度には毎週金曜日に研究室で行っていたドイツ語の個人指導の後、愚痴や説教を続け女子学生の帰宅が午後10時になることもあった。週1回の演習では女子学生だけ2-4時間残して研究と関係のない話を聞かせた。
 助教授は女子学生が所属する運動部の監督兼顧問を務め、女子学生の単位認定や就職でも強い権限を持っていた。


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2004年11月26日

学生らに嫌がらせ、20年繰り返す 九州大教授を解雇処分

産経新聞(11/25)

 九州大は25日、地位を利用して学生らに嫌がらせをするアカデミック・ハラスメントを20年以上繰り返していたとして、同大大学院人文科学研究院の男性教授(58)を諭旨解雇処分にしたと発表した。

 また、女子学生にメールを送るなどのセクハラ(性的嫌がらせ)をしていた別の50代の男性教授も3カ月の出勤停止処分とすることを決めた。

 同大によると、“アカハラ”を行ったとされる教授は、1982年から最近まで、大学側が確認しただけでも約60件の嫌がらせを行っていた。

 学生の家庭状況をほかの学生の前で繰り返し話したり、学会で学生を困らせるような質問を浴びせるなどしており、送別会で女子学生の体を触るセクハラも3件確認されたという。

 昨年12月に学内のセクハラ等対策委員会に、学生や大学院生、卒業生の男女計45人が被害を訴えて問題が発覚。大学が調査を進めていた。(共同)

 ■アカハラ アカデミック・ハラスメントの略。大学など研究教育機関内での、上下関係を背景にした嫌がらせ行為。指導教員による学生の研究活動の邪魔や指導拒否などのほか、教職員が上司から受ける昇進、配置などに関する妨害を含む。(共同)


[同ニュース]
「アカハラ」20年繰り返す・九州大が教授を解雇処分(日本経済新聞11/25)
「20年以上アカハラ」認定=九大教授を諭旨解雇-56人の院生・卒業生ら訴え (時事通信11/25)
“アカハラ”の教授解雇 九州大45人被害訴え(共同通信11/25)
九大、2教授を処分(朝日新聞11/26)
九州大:アカハラやセクハラで男性教授を諭旨免職(毎日新聞11/26)

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