全国
 カテゴリー 大学教員の提訴

2008年4月15日

新潟経営大教授ら労働審判申し立て

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=109470

 教職員に十分な説明がなく給与規定を変えたのは不当だとして、加茂市の新潟経営大学の50代の男性教授と、元専任講師の女性が14日までに、同大学を経営する同市の加茂暁星学園と登坂健児理事長を相手取り、減額した各種手当計約375万円の支払いと、給与改定の無効を求める労働審判を新潟地裁に申し立てた。・・・・

2008年3月31日

ノースアジア大学、大仙・明桜高教員が申し立て 解雇撤回など求める

http://mainichi.jp/area/akita/news/20080328ddlk05040067000c.html

 契約教員としての雇用を一方的に打ち切られたなどとして、大仙市の明桜高校契約教員の伊藤寛雄さん(62)が27日、同校を経営する学校法人ノースアジア大学(小泉健理事長)を相手取り、解雇撤回と職場復帰、もしくは期待権侵害による慰謝料350万円の支払いを求める労働審判を秋田地裁に申し立てた。・・・・

京都学園大学、「団体交渉の地位確認訴訟」第2回口頭弁論

京滋私大教連
 ∟●機関紙No131(2008.3.26号)

「団体交渉の地位確認訴訟」第二回弁論を終えて

 昨年一一月二一日、京都学園大学教職員組合(原告)は学校法人京都学園理事会(被告)を相手どって「地位確認訴訟」を京都地裁に提訴しました。ここに到った経緯については機関紙「京滋私大教連第一二九号」で、本組合執行部の右近潤一が寄稿していますので、ここでは第一回弁論・理事会の答弁書・第二回弁論について報告します。・・・・


2008年2月28日

名誉教授が埼大提訴、「研究、取り消された」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080226-OYT8T00750.htm

 研究プロジェクトの取り消しなどで学問の自由が侵害されたとして、埼玉大学(さいたま市桜区)の岬暁夫名誉教授(73)が、同大学と田隅三生学長を相手取り、謝罪広告の掲載と1500万円の損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁に起こした。

 訴状などによると、岬名誉教授は、大学側から文部科学省に対する研究費補助金申請資格の授与を拒否された上、自らが取り組む研究プロジェクトを一方的に取り消され、名誉教授の称号もはく奪されそうになったと主張。「名誉教授の名誉と尊厳を傷つけるもので、学問や言論、思想信条の自由の侵害にあたる」と訴えている。

 岬名誉教授は「2003年度の学長選で、自身と田隅学長が対立したのが原因だ」と説明している。

 埼玉大学総務課は「訴状が届いておらず、現段階ではコメントできない」としている。

2008年2月27日

京都学園大学未払い賃金請求訴訟へのご支援のお願い

京滋私大教連
 ∟●機関紙No130(2008.2.25号)

 このたび、京都学園大学の六七名の教員(既存文系四学部専任教員一〇五名の三分の二、新学部であるバイオ環境学部を除く)が原告となり、平成一八、一九年度の未払賃金支払請求訴訟を京都地方裁判所へ提訴しました。・・・・

2008年2月18日

茨城大学教職員組合、茨城県労働委員会へあっせん申請

茨城大学教職員組合
 ∟●茨城県労働委員会へあっせん申請に行ってきました-新任教職員研修会の組合挨拶問題- (08.2.15)

2008年2月15日

「ボーナスや残業代払え」 愛知文教大の教授らが提訴

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080213/trl0802132316018-n1.htm

 愛知文教大学(愛知県小牧市)の教授ら24人が13日、賞与や時間外割増賃金(残業代)が適正に支払われていないとして、同大学を経営する学校法人足立学園(同県稲沢市)に計約8000万円を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。・・・・

2008年2月 1日

京都学園大学の地位確認訴訟のご支援をお願いします

京滋私大教連
 ∟●機関紙No129(2008.1.28号)

2008年1月24日

賃下げ「不当」と提訴、京都学園大の教員67人

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-01-23/2008012315_01_0.html

 京都学園大学(亀岡市)の教員六十七人が二十二日、同大学を経営する学校法人京都学園(辻本一彦理事長)が賃金を一方的に引き下げたことにより本来の賃金が支払われていないとして、同学園を相手取り、未払い賃金、総額一億二百万円余の支払いを求めて京都地裁に提訴しました。・・・・

2008年1月23日

賃金カットは違法と京都地裁に提訴、京都学園大教員67人

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008012200084&genre=G1&area=K40

 京都学園大(京都府亀岡市)の教員67人が22日、年収の10%以上に当たる賃金や手当を一方的にカットされたとして、同大学を運営する学校法人の京都学園に、減額分として総額約1億200万円の支払いを求める訴えを京都地裁に起こした。

 訴状によると、大学側は2006年3月に▽年齢昇給の廃止▽年間ボーナスを月給5・9カ月分から4・45カ月分に減額▽標準時間以上の講義を担当した時の手当の減額-を教職員でつくる労働組合に提案し、同年4月から順次実施した。

 減額が影響する文系四学部の教員のうち約3分の2が訴訟に加わり、請求額は1人当たり約49万円-約250万円。教員側は「給与規定や労働協約に反する措置で無効だ」と主張している。原告代表の立石雅彦法学部教授(60)は提訴後の会見で「批判を封じ、独断で計画を進める理事会の姿勢をただしたい」と話した。

 京都学園大は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。

[関連情報]
京都学園大学理事会、「訴訟するならば、していただいて結構です」

2007年11月26日

獣医師試験漏えい問題で降格 元教授、地位確認求め提訴

■東京読売新聞(2007/11/23)

 麻布大(相模原市)の獣医師国家試験漏えい問題に絡み、教授から准教授に降格となったのは不当として、獣医学部の鈴木嘉彦准教授(60)が、経営する学校法人麻布獣医学園に、教授としての地位確認などを求める訴訟を横浜地裁に起こしていたことが22日、分かった。22日の第1回口頭弁論で、大学側は「処分は妥当」とする答弁書を提出し、請求棄却を求めた。
 訴えによると、鈴木准教授は2006年6月、国家試験問題を作成する専門委員だった同僚の准教授(54)(当時は教授)から、問題作成の協力を依頼され、参考資料として自分が作った10問を提供。同僚は内容をほとんど変えずに獣医事審議会に提出、5問が今年の国家試験に使われた。漏えいが問題となり、大学は同4月、鈴木准教授と同僚の2人を降格する人事を行った。
 鈴木准教授は試験前の06年11月、10問を受験生向けの講義に使ったが、問題の流用は知らされておらず、漏えいには関与していないとしている。鈴木准教授は「私が漏えいに関与したとの農水省の発表は、大学側のずさんな調査結果に基づくもの。やましいことはしていない」と話している。

2007年9月14日

元プール学院大教授の同僚中傷、猶予付き判決-京都地裁

■毎日新聞(2007/09/13)

 京都市内の私立大に勤めている男性講師らが「セクハラをした」などとする事実無根のメールを大学職員らに送ったとして、名誉棄損と業務妨害の罪に問われた大阪府豊中市、元プール学院大(堺市)教授(51)の判決が12日、京都地裁であった。三輪篤志裁判官は「悪質だが、謝罪の意思を伝えて被害者の2人に各20万円の弁償金も準備している」として、懲役1年6月・執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

2007年9月12日

京大教授、大学と和解=心臓血管外科の手術自粛問題-京都地裁

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007091100835

 京都大付属病院(京都市左京区)が心臓血管外科の新規手術を自粛していた問題に絡み、科長を解職された米田正始教授(52)が、地位保全を求めた仮処分申請で大学側と和解していたことが11日、分かった。京大は復職を認め、米田教授は14日付で復職し、翌日に教授を辞職する。・・・・

[同ニュース]
米田教授、京大と和解...復職し翌日退職"痛み分け"

2007年5月16日

高崎経済大生自殺問題、懲戒免の元准教授が不服申し立て

http://www.asahi.com/national/update/0515/TKY200705150383.html

 群馬県高崎市の高崎経済大学で経済学部の2年生の女子学生(20)が自殺した問題で、ゼミを指導し懲戒免職となった元准教授(38)が15日、「自殺の原因が自分の行動だけにあるとは断定できず、処分は不当」として大学設置者である高崎市の公平委員会に不服申し立てをした。女子学生とのメールのやりとりなどの証拠も提出した。 ……

[同ニュース]
処分取り消し求め審査請求、学生自殺で免職の元准教授-市立高経大

2007年5月14日

損賠訴訟、「ネット上で中傷」 山大准教授、男性に賠償請求-山形地裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070511-00000088-mailo-l06

 ネット上で中傷を受けるなど名誉を傷つけられたとして、山形大准教授の女性が岐阜県に住む男性に対して300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、山形地裁(光岡弘志裁判官)で開かれた。男性は欠席し、即日結審した。判決は6月29日に言い渡される。……

2007年5月 7日

名誉教授の地位保全を埼大・岬氏が地裁に申し立て

http://www.saitama-np.co.jp/news05/03/16x.html
 

 埼玉大学の岬暁夫名誉教授(宇宙線物理学)は二日、名誉教授の資格を制限・停止され不利益を受けたとして、同大の田隈三生学長を相手取り、地位保全の仮処分を求める申し立てをさいたま地裁に行った。

 岬名誉教授らによると、岬教授は二〇〇三年の学長選に立候補した際、当選した田隈学長を批判。それに対し、大学側は岬教授がかかわる研究費用の申請を拒否したり、研究室やパソコンなどの使用を禁止したと主張している。さらに、名誉教授懇談会に参加させないなど「名誉教授の資格制限・停止」を行ったという。

 岬教授らは、田隈学長や大学側の行為は「言論の自由、研究の自由を侵害するもの」などとしている。

 これに対し、大学側は「学内メール等で学長、教員の名誉を傷つける行為があり、名誉教授懇談会への出席拒否は、学内の意思決定機関である教育研究評議会で決定したもの」と説明。訴状を検討し、必要な対応を取るとしている。