全国
 カテゴリー 2008年06月

2008年06月30日

立命館大学文学部、学生大会 特別決議「理事会の中心メンバーに対する学内者の信頼は地に落ちている」 退陣も含めた厳重な処分を!

立命館大学文学部自治会
 ∟●1000人超!文学部学生大会成立!

長田理事長、川本相談役の退任を求める 立命館大学文学部学生大会
立命館大学文学部学生大会 特別決議(全文)

長田理事長、川本相談役の退任を求める 立命館大学文学部学生大会

 立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)で27日、文学部学生大会が開かれ、特別転籍問題で長田豊臣理事長、川本八郎相談役らの退任などを求める特別決議(全文はこちら)が採択されました。大会は1010人の参加で成立しました。
 特別決議は、川本氏が一切処分されていないことや長田氏が減給処分に済まされたことを不十分とし、学生軽視の運営を行ってきた長田氏らは「その任を退く必要がある」としています。
 議案書討論でも学園トップの退任を求める発言が相次ぎました。「立命館全体の評価が落ちた。信頼回復のためにも、学園トップの刷新こそ社会から求められているし、学生自ら学園をよくするために求めていかなければいけないと思う」(3回生)、「15億円のカットは大きな損害で減給処分では不十分だ。理事会の退任も含めた新たな処分が必要。生命科学部生だけの問題ではなく、一緒に学ぶ仲間として許せない」(1回生)などの発言に参加者からは「そうだ!」の声がかかり、共感の拍手が起こりました。

特別決議

2008年6月27日 立命館大学文学部自治会

 今年4月、生命科学部の学生を対象に特別転籍が実施されました。特別転籍は入学者数が補助金削減の対象となる1.4倍を超える1.48倍になったことを受けて生命科学部のみに実施されたものです。これについて文部科学省からは、「教学上の合理的な理由があったと判断」できないとして私立大学経常費補助金を25%(約15億円)削減されることが伝えられました。
 まず大きな問題点として挙げられるのが、学生の教学条件を整えることよりも補助金減額を避けるために特別転籍を実施したことです。特別転籍は過去に文学部や国際関係学部でも行われており、今年初めてではなく歴史的に行われてきたものです。こういった特別転籍は、学生を軽視し経営のみを優先させている象徴的な問題です。退任慰労金倍増問題にも見られますが、近年立命館大学に於いて学生を軽視した、「平和と民主主義」「全構成員自治」に反する学園運営が行われていることはもはや明白な事実です。同時に、今回学生を軽視し経営主義の判断をしたことは、立命館学園の社会的信頼を失墜させ、学生・教職員・院生の誇りを著しく傷つけました。
 次に、結果として15億円以上の損失を生じさせたことです。15億円以上の補助金を削減されたことは学園として非常に大きな損失です。今回削減された経常費補助は私たちの学費値下げにつながる資金です。理事会は学費や教学に転嫁することはないと表明していますが、疑問が残ります。
 さらには、公費助成運動への影響も挙げられます。本学ではこれまで「公費助成推進のための立命館大学全学連絡協議会」を結成し、公費助成の増額を求める運動をリードしてきました。しかし今回の問題で、学生や保護者のみならず多くの市民の間に、これまでの私大助成運動について不信感を抱かせかねません。
 6月20日、理事会は今回の件の処分を決定しました。全理事の減給、理事長の公的役職の辞任がその処分です。しかし、これまで特別転籍を主導してきた川本八郎相談役が一切処分されていないことや、長田豊臣理事長も対外的には公的役職の辞任という重い処分となっている一方で対内的には減給処分しか行われていないなど、今回の処分は不十分であると言わざるを得ません。また、今回は学園の管理運営のあり方が問われました。これに関して理事会はホームページ上で「管理運営の見直し」を掲げています。しかし、本当に運営のあり方を変えるのであれば、これまで学生軽視の学園運営を主導してきた理事会の中心メンバーの刷新こそ必要ではないでしょうか。さらに、現在の理事会の中心メンバーに対する学内者の信頼は地に落ちています。この点から考えても、理事長・相談役といった理事会の中心的メンバーはその任を退く必要があるでしょう。 
 以上のことから、私たち文学部生は以下のことを理事会に対して要求します。

一、なによりまず学生の前に出て謝罪すること
一、これまで経営主義の学園運営を主導してきた責任の所在を明確にし、退陣も含めた厳重な処分を検討し直すこと
一、補助金15億円以上の削減を前にしては、退任慰労金を即座に返金し、倍増規定を撤回すること
一、全学協議会を開催し、今回の総括をすると共に今後全構成員自治に基づいた民主的な学園運営を行うこと


立命館大学映像学部、初の学生大会 特別決議 転籍問題「学生軽視・経営至上主義の表れ」

http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/28/post_2996.php

立命館大学の転籍問題 「学生軽視・経営至上主義の表れ」

 昨年開設された立命館大学映像学部で初の学生大会が26日衣笠キャンパス研心館(京都市北区)で開かれ、学生総数の3分の1にあたる119人の参加で成立しました。特別転籍問題についての特別決議が満場一致で採択されました。
 特別決議は、転籍問題を「学生の利益よりも補助金獲得などを優先する『経営至上主義』の立場に理事会が陥っていることを端的に物語るもの」として、責任の所在の明確化や社会的合意をかちとるにふさわしいレベルでの責任の明確化などを求めています。
 議案書討論でも、「転籍問題で一番指摘しなければいけないことは、学生軽視があったこと。あまりにも学生の声を無視した大学運営が続いている。学生よりも経営を優先するような人たちには退陣していただきたい」との意見が出ました。


立命館大の特別転籍問題、「過去4回の責任は不問」 「学生も批判」

http://mainichi.jp/area/kyoto/sento/news/20080629ddlk26100275000c.html

… 川本相談役は学内規定にない「常務会」で、理事長や総長らとともに大学運営に関与しており、学内には処分の対象外になったことに不満が広がった。ある男性教授は処分内容に失望感を示し、「川本氏を崇拝する職員たちが彼を守り続ける仕組みが残った」と話した。…

首都大学東京、任期なし教員の給与格差問題  組合「給与の格差は放置できない」

首都大学東京労組
 ∟●(手から手へ第2492号)

[任期なし教員の給与格差問題]
組合「給与の格差は放置できない」

 任期を付されていない教員の給料は、2010年度まで基本給のみ昇給する扱いになっており、組合はこれまでも「任期付、非任期のどちらであっても、同等の仕事をしており、任期を付されていない教員の給料の職務基礎額が昇給しないという制度は問題であり、是正すべき」と主張してきました。2010年度は任期制教員の再任判定が行われるとしであり、再任されれば職務基礎額が10号昇給し、その格差は20号となり、これまで以上に給料の格差が拡大します。
 組合は「経過措置とされている2010年度までの基本給の昇給を続けること。任期を付されていない教員についても、職務基礎額の昇給を行うこと」を重ねて申し入れました。
 教員の給料については、法人化後、任期制教員には50万円刻みの給料とし、任期制の同意しない教員には、昇給も昇格もないという「世界にどこにもない」給料制度を一方的に押し付けてきました。しかし、組合の指摘通り、この制度は運用困難との判断から、現在の給与制度に改めたという経緯があります。2010年度は、中期計画の最終年度でもあり、再任判定の年にもあたります。制度の見直しは不可欠です。
 当局はこうした組合の主張に対して、「制度の不断の見直しは必要」としながらも、「検討する」との発言に留まりました。7月には、管理職の人事異動も予定されており、組合のこうした認識や主張、これまでの交渉の経緯などをきちんと引き継ぐよう、申し入れて専門委員会を終了しました。


教育振興基本計画、数値目標は盛らず 4閣僚が合意

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200806270323.html

 初めて策定される政府の教育振興基本計画について、渡海文部科学相、額賀財務相、増田総務相、町村官房長官の4閣僚が27日、交渉し、文科省が求めていた数値目標を盛り込まないことで合意した。与党内の手続きを経て、来週中にも閣議決定される予定。…

[関連ニュース]
教育振興計画:予算・教職員定数増の数値目標盛り込まず
数値目標の明記を断念 教育基本計画、1日決定へ

法大弾圧事件-15人が起訴、即時釈放を求める署名にご協力を!

レイバーネット

投稿者 : 法大弾圧救援会

 5・28~29法大弾圧救援会からの要請です。

 法大弾圧救援会が呼びかけた「38人の学生を釈放しろ」賛同署名は、6月25日現在1120筆を超える署名が寄せられています。心から感謝申し上げます。
 その上で、法政大学で5月末に逮捕された38人の学生のうち15人が起訴されました。また起訴された15人のうち1人が、6月24日に再逮捕されました。一刻も早い釈放を実現するために、また法大当局による処分策動をうち破るために、賛同署名のご協力をお願いします。
 新たな署名です。すでに「38人の学生を釈放しろ!」署名にご協力いただいた方も、あらためて署名をお願いいたします。
 このメールを、お知り合いにどんどん転載してください。……


高専機構が収賄の文科省前部長解雇

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080627/crm0806272040034-n1.htm

 国立大学などの施設整備をめぐる汚職事件で、国立高等専門学校機構は27日、定例の役員会を開き、文部科学省の前文教施設企画部長で前沼津工業高専校長の大島寛被告(59)=収賄罪で起訴=を同日付で懲戒解雇処分とした。沼津高専や同機構の信用を傷つけたというのが理由。同機構では「誠に遺憾だ。襟を正して運営にあたる」とコメントしている。

[同ニュース]
収賄で起訴の大島・元文科省部長を懲戒解雇

医学部定員増「過去最大水準に」 骨太08、閣議決定へ

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200806260301.html

 政府は27日、経済財政運営の方向性を示す「骨太の方針08」を閣議で決定する。与党との最終調整の結果、医師不足対策では、大学の医学部定員を「早急に過去最大程度まで増員」という目標を新たに盛り込むことが決まった。一方、教育予算や教員数の数値目標の明記は見送られた。 …

東京福祉大強制わいせつ 前総長に実刑判決

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008062702000260.html

 女性教職員五人に無理やりキスしたなどとして、六件の強制わいせつ罪に問われた東京福祉大(東京都豊島区)の前総長中島恒雄被告(61)に東京地裁は二十七日、懲役二年十月(求刑懲役五年)の判決を言い渡した。…

[同ニュース]
強制わいせつ:東京福祉大前総長に実刑判決 東京地裁
5人にわいせつ行為 東京福祉大元総長に実刑 地裁判決
女性5人にわいせつ 元大学総長に実刑判決
骨太の方針2008の要旨
東京福祉大学前総長わいせつ事件 前総長に懲役2年10カ月の実刑判決 東京地裁
前東京福祉大総長に実刑 教職員にわいせつ6件
大学はハーレムじゃない わいせつ大学総長に実刑
東京福祉大・前総長の強制わいせつ:前総長の実刑判決受け、再発防止策を発表 /群馬
東京福祉大おわび文書

「日の丸・君が代処分取消訴訟 第2次訴訟」第3回口頭弁論

http://www.news.janjan.jp/living/0806/0806270635/1.php

 6月26日(木)午後4時15分より東京地裁で、「日の丸・君が代処分取消訴訟第2次訴訟」第3回口頭弁論が開催されました。傍聴席27に対し、88名の希望者がいたため、パソコンによる抽選となりました。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■長崎国際大学:前熊本知事・潮谷義子さんが次期学長に
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080627k0000e040072000c.html
■女性の社会参画訴える 三重大学准教授の水落さんが講演
http://www.isenp.co.jp/news/20080627/news15.htm
■慶大、ユネスコが協定 アジア向け環境教材開発
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200806270069a.nwc
■「大学研究に支店網活用を」 北洋銀が提供
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/101349.html
■岡山学芸館高と関西大が推薦入学枠拡大で協定
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/26/2008062621515582000.html
■京産大生3人に停学処分 イタリアの世界遺産落書き
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062701000472.html
■九大田島寮:名物行事「樽みこし」今年で見納め キャンパス移転で閉寮に /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080627ddlk40040385000c.html
■群馬パース大:高崎市問屋町に、10年に新キャンパス 大学院開設も申請 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080627ddlk10100183000c.html
■潮谷前知事、長崎国際大の次期学長に
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?c=1&id=20080627200014&cid=main
■推薦入学で協定 岡山学芸館高と関西大 
http://www.okanichi.co.jp/20080627124548.html
■山梨大:水管理研究、文科省の支援事業に 県内で初採択 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080627ddlk19100038000c.html
■普天間爆音に賠償命令 国に1億円余 那覇地裁支部 飛行差し止めは棄却
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-27/2008062704_01_0.html
■潮谷前熊本知事が学長に 長崎国際大 来春就任
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/31162
■アスリートの脳解明へ 仙台大と東北大が共同研究
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080627t15010.htm
■岡山学芸館高と関大が「パイロット校協定」締結
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/okayama/080627/oky0806270248000-n1.htm
■学徒に聞く悲惨な戦争 中大生がOB取材し雑誌掲載
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080626-OYT1T00882.htm?f=k
■都心キャンパス続々 少子化対策、社会人も狙う
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080626-OYT1T00886.htm?f=k
■イタリアの大聖堂落書き、京産大学長が謝罪
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080627-OYT1T00677.htm
■骨太の方針08:閣議決定 社会保障配慮も財源は先送り
http://mainichi.jp/life/money/news/20080628k0000m020115000c.html
■鳥大マークとキャラクター決まる
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=504166005
■医師不足対策で自治医大入学定員3人増 来年度から9年間
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20080627/17585
■看護学部新設は4大学2短大
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/16838.html
■放医研で研究費不正プール=架空請求で3200万円分-文科省が調査指示
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008062800299
■長崎国際大学、次期学長に潮谷・前熊本県知事
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080628-OYS1T00346.htm
■市・大学定期交流会議:福岡市の発展・国際化、県内大学と意見交換 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080628ddlk40040471000c.html
■放医研で研究費不正プール=架空請求で3200万円分-文科省が調査指示
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008062800299
■放医研で裏金3200万 実験資材を架空注文
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062801000553.html
■九大別府センターも採血器具使い回し
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000806280004
■長崎国際大学長に前熊本県知事の潮谷氏 来年4月就任
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080628/05.shtml
■放射線医学総合研、研究費の不正3200万円 文科省が発表
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080628AT1G2801D28062008.html
■長崎大、ベラルーシに拠点準備 「被ばく医療学」確立へ
http://www.asahi.com/edu/news/SEB200806290016.html
■初の「ワイン学士」に7人認定 山梨大
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/080629/ymn0806290251002-n1.htm
■大学入試:愛媛大09年度要項 総定員は1775人、法文学部に新コース /愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080629ddlk38100413000c.html
■福岡女子大学改革:同窓生が県民の会設立 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080629ddlk40100299000c.html
■鶴見大:「愛情卒煙会議」 キャンパスから喫煙追放目指す /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080629ddlk14100149000c.html
■普天間判決を「偽装」する防衛省
http://www.news.janjan.jp/living/0806/0806270678/1.php
■早稲田が大阪の中堅校系属化 関西教育界に「黒船」か
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080629/edc0806292152001-n1.htm

2008年06月27日

「理事会は退陣すべき」、立命館大学法学部学生大会

http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/26/post_2864.php

 立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)で25日、法学部学生大会が開かれ、法学部生850人が参加し成立しました。議案書に関する議論では、特別転籍と補助金カットの問題について「去年の退任慰労金問題など重大な問題が起こりすぎている。学生・教職員から支持を得られていない理事会は退陣すべきだ」という厳しい意見が出されました。大会は、新入生数の減少のもとで昨年並みの参加。…

横浜市大嶋田教授の嫌がらせ、女性医師が市大に再調査申し入れ

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijun0806557/

 博士号取得に絡む謝礼金受領が問題になっている横浜市大前医学部長の嶋田紘教授(64)から嫌がらせを受けたとして、松本千鶴医師(33)が同大ハラスメント防止委員会に申し立てた問題で、同医師は二十五日、調査結果を不服として再調査を申し入れた。代理人が会見で明らかにした。

 代理人によると、松本医師は防止委に七件の調査を申し立てたが、研究用データ入りのパソコンを取り上げられた件が認められなかったことを不服としている。本多常高同大理事長と防止委、中田宏市長あてに申し入れ書を提出。文部科学省には郵送で徹底調査を促す内容の依頼書を出したという。

 松本医師は文書で「正確な調査が行われていない」「処分が軽すぎる」などと主張している。再調査について同大は「防止委で対応を検討することになると考えている」とコメントを出した。

 防止委は先月末、セクハラ(性的嫌がらせ)など二件の嫌がらせ行為を認定。これを受け同大は今月六日、同教授を学長文書厳重注意処分にした。


定員割れ苦悩の鳥取環境大、決定的打開策見えず

http://www.nnn.co.jp/news/080626/20080626001.html

 学生の定員割れが続く鳥取環境大学(鳥取市若葉台北一丁目)が、現状打破を狙って来年度入試に向けた学生確保策の議論を重ねている。二十四日に開かれた第二回改革検討委員会では学費の引き下げや学生支援制度の拡充などが検討されたが、効果を疑問視する声が相次いだ。看護学科の新設や公立化、環境特待生制度など思い切った改革を望む意見も上がるが、決定的な打開策は見えてこない。…

岩手大学、外部資金 前年度より1億2800万円減 法人化後、初の減

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080626ddlk03100008000c.html

 ◇共同研究件数も
 岩手大学(盛岡市、藤井克己学長)が07年度に獲得した外部資金は前年度比1億2800万円減の7億5600万円で、法人化後初めて減少したことが分かった。企業や団体などとの共同研究件数も同11件減の182件にとどまり、集計を取り始めた90年以来初めて落ち込んだ。同大は「県内に地域密着して取り組んできたが、踊り場を迎えた」と話している。…

文科省、科研費による研究成果報告を電子化

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220080626001aaac.html

 文部科学省は科学研究費補助金(科研費)による研究成果の報告を09年度からすべて電子化する。…

普天間爆音に賠償命令、国へ総額1億4000万円 飛行差し止めは認めず 那覇地裁支部判決

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806261700_01.html

 米軍普天間飛行場の周辺住民三百九十二人が、ヘリコプターなどの騒音に伴う健康・生活被害を訴え、国に夜間と早朝の飛行の差し止めと、計四億五千五百四十万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、那覇地裁沖縄支部(河合芳光裁判長)は二十六日、すべての原告が居住するうるささ指数(W値)七五以上の地域住民に生活・睡眠妨害に伴う精神的被害を認め、国に総額一億四千六百七十万円の支払いを命じた。…

[同ニュース]
普天間基地騒音訴訟、国に賠償命令
普天間爆音訴訟:国に賠償命令 差し止めは棄却 那覇地裁
沖縄・普天間基地騒音訴訟 那覇地裁沖縄支部、騒音被害認め国に損害賠償命じる

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■落書き:京産大男子学生もイタリアの大聖堂に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080626k0000e040057000c.html
■新規の就農者を支援 酪農学園など検討会
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/101107.html
■医師増員 偏在是正の対策も急務だ
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=504113033
■「世界に突出した大学に」長崎大次期学長が抱負
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080626-OYT8T00033.htm
■岡山大:理数系得意な中高生集まれ 大学院レベルの学習、未来の科学者養成 /岡山
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080626ddlk33100715000c.html
■採血器具使い回し:福井大付属病院と医学部、対象者最大975人に /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080626ddlk18040625000c.html
■平成20年度「人文学及び社会科学における共同研究拠点の整備の推進事業」の採択拠点の決定について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/06/08062430.htm
■長崎大:新学長に片峰教授を選出 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080626ddlk42040548000c.html
■高崎経済大の女子学生自殺:公平委「免職は重過ぎる」 不適切指導は認定 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080626ddlk10040188000c.html
■三重大:県内ベンチャー支援、野村証券・百五銀と提携 医療、農業バイオなど /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080626ddlk24100172000c.html
■千葉大の園芸学部移転:松戸市長、知事に凍結協力要請 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080626ddlk12100191000c.html
■長崎大新学長に片峰氏 史上最年少、人材育成など目標
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080626/08.shtml
■高経大、免職一転停職に 准教授側『90%の勝利』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080626/CK2008062602000141.html
■文科省、科研費による研究成果報告を電子化
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220080626001aaac.html
■岐阜女子短大大聖堂落書き  3か月余市に報告せず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080626-OYT8T00021.htm
■高経大生自殺で処分軽減
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080625-OYT8T00848.htm
■半年の学費が600万円!東京大学流MBAの真骨頂
http://diamond.jp/series/inside/06_28_005/
■「いびきで集中出来ない」福岡県立大入試で試験官居眠り、受験生苦情
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20080626-OYS1T00268.htm
■福井大医学部 患者、学生970人に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080625-OYT8T00695.htm
■<慶応義塾大学>ユネスコと協定締結
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080626-00000026-maiall-soci
■国立大学病院:共通インターネット会議システムの運用開始
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080626mog00m100026000c.html

2008年06月26日

立命館大学特別転籍、「学生軽視」背景に 執行部対応へ不信感も

■京都新聞(6月21日)

立命大転籍 「学生軽視」背景に/執行部対応へ不信感も

(解説)立命館は特別転籍問題で、理事長、総長らの処分を決めた。

 15億円以上の補助金減額も「授業料値上げはしない」と学生への配慮を示すが、問題の根本はこれまで学生を軽視し、学内の異論を封じ込めてきた執行部の対応にある。学生、教職員、そして社会から失われた信頼を取り戻すのは容易ではない。

 立命館は当初、「学生の教育条件(環境)確保のため」と特別転籍を説明したが、常任理事会がまとめた学内文書は定員超過の問題点に学生の不利益を明記していなかった。文部科学省の指摘どおり、補助金不交付を逃れる便法として繰り返されてきたのは間違いない。

 検証報告書は、学生を多様に評価する入試による「不本意入学」の多さも特別転籍の背景としたが、「複雑入試で受験者を増やしている」と教育関係者から批判がある。今回の特別転籍で、「立命館は教育より経営優先」の印象が強まったことは否定できない。

 キャリア教育や留学プログラムへの高評価など、関西私大の中でも全国レベルで学生の吸引力がある。しかし立命館大の「学風」にあこがれて入学する学生が、今どれだけいるのか。学生たちは総長自らの説明を強く求めている。学生の不信感に大学は危機感を持つべきだ。

 一方、教職員からは執行部退任要求が出ている。執行部が「なぜ転籍実施を決めるときに意見を出さなかったのか」などと反論するが、川本相談役らの退任慰労金倍増決定(今年3月)の撤回要求を封じ込めるなど、この間の執行部の強硬対応こそ学内議論が機能しない大きな理由だ。

 特別転籍の舞台となった生命科学部などの新設や大阪府南部の高校との関係強化など、執行部は拡大路線を進めるが、立命館が目指す学園像について学内全体で一致できていないのは事実。川口総長は会見で、「コンプライアンスだけでなく、学園の管理運営のあり方まで学園内で議論したい」としたが、過去の責任を不問とした今回の処分をみても、風通しのよい学園づくりへの道筋は見えてこない。


高知大学長選考問題、学長任命は「違法」と行政訴訟を提起

http://203.139.202.230/?&nwSrl=228180&nwIW=1&nwVt=knd

 昨年の高知大学の学長選考で、相良祐輔現学長の対立候補だった高橋正征氏=同大名誉教授=と、相良氏の再任を決めた学長選考会議委員の一人だった根小田渡氏=同=が二十四日、国に相良氏の学長任命を「違法」として、任命取り消しを求める行政訴訟を高知地裁に起こした。

懲戒免職を停職に軽減、アカハラ指摘の准教授

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080625/crm0806251951025-n1.htm

 強圧的指導による「アカデミックハラスメント」で女子学生=当時(20)=を自殺に追いやったとして、懲戒免職処分を受けた高崎市立高崎経済大学(群馬県)の男性准教授(39)が不服申し立てをしていた問題で、同市公平委員会は25日までに「処分は重すぎる」として停職6カ月に軽減する裁決をした。…

[同ニュース]
群馬高経大:准教授の懲戒免を停職6月に修正 高崎公平委

提訴、女児に性的虐待 大学講師に損害賠償を求め

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080625ddlk17040742000c.html

 県内私立大の講師の外国人男性(49)から性的虐待を受けたとして、県内の小学校高学年の女児と家族が24日、講師に550万円の損害賠償を求める訴訟を金沢地裁に起こした。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■法人化後の高知工科大 経営と教育トップ分離
http://203.139.202.230/?&nwSrl=228134&nwIW=1&nwVt=knd
■落書き:岐阜市立女子短大がHPにお詫び 謝罪訪問も
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080625k0000e040095000c.html
■名古屋大学と三井住友 協定締結
http://210.196.162.149/economicnews/detail/economicnewsDetail.php?name=080624_154_1.html
■学芸員養成、履修増加へ 博物館機能強化で文科省
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/100858.html
■グローバルCOE 29大学68件を採択
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080625/edc0806250824003-n1.htm
■大学院生への経済支援広がる 東工大は博士課程の授業料を免除
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080625AT1G0303824062008.html
■教員免許更新講習プログラム開発 宮教大など採択
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080625t11004.htm
■足立区、東京電機大を誘致 JT跡地に新キャンパス
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/080625/tky0806250336007-n1.htm
■イタリアの大聖堂に落書き 岐阜の短大生、名前や校名
http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY200806240365.html
■宮城県・東北大など産学官、養殖現場の品質管理で実験
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080624c3b2404924.html
■山形大学付属病院の医療ミス:教授処分無効訴訟 大学側、初弁論で争う姿勢 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080625ddlk06040254000c.html
■ベンチャー支援で研究室 野村、百五銀が三重大に
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062501000700.html
■沖縄戦:警察、日本軍と一体行動 当時の警部補日記基に米軍が資料作成
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20080625rky00m040009000c.html
■「外国人標的警備は差別」 准教授が北海道警に抗議
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062501000609.html
■富山国際大:子ども育成学部、来年4月に開設 /富山
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20080625ddlk16100697000c.html
■採血器具使い回し:徳島大、95年度以降で894人 /徳島
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20080625ddlk36040379000c.html
■保健医療経営大:みやま市と連携協力 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080625ddlk40040442000c.html
■厚木市:市内大学と包括協定、人的・物的交流や情報交換 /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080625ddlk14040219000c.html
■大学生学費軽減して
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-25/2008062504_02_0.html
■東京電機大、足立区に進出 JT社宅跡地に新キャンパス
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080624c3b2404o24.html
■早大と東京農工大、2010年に先端健康科学で共同大学院設置
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620080625168eaak.html
■iPS細胞:京大と理研連携 科技会議が推進策
http://mainichi.jp/select/science/news/20080626k0000m040059000c.html

2008年06月25日

高知大学長選不正、行政訴訟提起へ 正式任命で民事取り下げ

http://mainichi.jp/area/kochi/news/20080624ddlk39040664000c.html

 昨年10月の高知大学長選考で不正があったとして同大学に対し相良祐輔学長を選んだ選考の無効確認を求める民事訴訟を高知地裁に起こしていた対立候補の高橋正征・同大学大学院教授(当時)らは23日、訴えを取り下げた。文部科学省が4月1日付で相良氏を正式に学長に任命したためで、教授らは改めて国に対して任命行為の取り消しを求める行政訴訟を同地裁に起こす方針。…

[関連ニュース]
高知大学長選考訴訟 原告が訴え取り下げ
高知大学長選考問題 教授ら文科省提訴へ

学士の質、どう保証

http://www.asahi.com/edu/university/zennyu/TKY200806230121.html

 学部(学士課程)教育を根本から見直すよう、大学への圧力が強まっている。中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は「学士力」、経済産業省は「社会人基礎力」という新たな言葉をつくり、大卒の学士が身につけるべき知識や能力の指針づくりを進める。「大学全入時代」が迫る中、学士の質保証を求める声が強まっていることなどが背景にある。…

東北大学研究者によるNEDO委託費に係る不適切な請求に対する処分の決定について

独立行政法人・新エネルギー・産業技術総合開発機構
 ∟●「国立大学法人東北大学研究者によるNEDO委託費に係る不適切な請求に対する処分の決定について」

「国立大学法人東北大学研究者によるNEDO委託費に係る不適切な請求に対する処分の決定について」

 当機構が社団法人 日本冷凍空調工業会及び財団法人宇宙環境利用推進センター(平成18年3月末解散)を通じて、国立大学法人東北大学(宮城県仙台市青葉区、井上明久 総長)に再委託した事業及び共同研究により実施した事業(※)について、平成20年3月6日、東北大学から公表のあった研究費預け金問題調査報告に基づき、調査を行ったところ、担当研究者が納入業者に依頼し、エビデンスとは異なる納品をさせるなどといった不適切な処理を行っていたことを確認した。
  このような事態が発生したことは誠に遺憾であり、当機構は今般の事態に対し、以下の措置を講ずることとした。 …


早大、8000人受け入れ戦略

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080624-OYT8T00237.htm

 私学の雄が戦略的に留学生増を図る。

 キャンパスを見渡せば、様々な人種の学生がすぐに目に付き、日本人学生と留学生が英語で会話する光景が見られる――。これは内田勝一副総長がイメージする早稲田大学の5年後の姿だ。…


大学附置研等の改編必至、学術研究の推進体制示す

http://tech.braina.com/2008/0620/other_20080620_001____.html

 国立大学法人の次期中期計画期間となる平成22年度から、附置研究所や研究センターへの財政的な支援は全国共同利用型のものに重点をおき、それ以外の研究組織については国の関与をなくし各大学で設置改廃できるようにする。…

教員評価、10年度から試行 石川県立2大法人化 県が基本方針案

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080624103.htm

 県立大と県立看護大の二〇一一(平成二十三)年四月の法人化に向け、県は二十三日までに法人化の基本方針案をまとめた。教育研究水準の維持向上を図るため、教員の人事制度では教育、研究、社会貢献活動の実績を適正に評価するシステムを構築し、一〇年四月から試行。報酬・給与面で、実績に応じた処遇を行うことも検討する。県によると現在、両大学では勤務評定制度は設けられていない。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■大阪電通大:資産運用・管理の専門家育成 学科開設を申請
http://mainichi.jp/kansai/news/20080624k0000m040162000c.html
■岡山大と岡山理科大が包括協定
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/okayama/080624/oky0806240208000-n1.htm
■山形大と立命館大が交流協定
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806240030a.nwc
■国家公務員I種合格者 女性合格者の割合、過去最高
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080624/plc0806240919004-n1.htm
■学生と患者894人確認 徳大で95年度以降、採血器具使い回し
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_121427002767&v=&vm=1
■国家公務員1種合格者 女性19%、過去最高
http://www.asahi.com/job/news/TKY200806240040.html
■女性の合格割合が過去最高 国家1種試験、倍率は低落
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/100654.html
■弘大今井教授が科学史学会論文賞
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080624142747.asp
■大学院中心に再編 岩手大09年度改組計画
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080624_9
■共同大学院を開設へ=早大と東京農工大、先端健康科学分野で
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008062400361
■県立保健大の最高教育課程開講
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080624113433.asp
■国家公務員1種:合格者36人減、過去最低13.7倍
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080624k0000e040025000c.html
■岡山大・岡山理大:包括的な連携 自然科学系大学院で単位交換 /岡山
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080624ddlk33100508000c.html
vv■岡山大・岡山理大 包括的な連携協定
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080624kk04.htm
■映画:愛工大創立50周年記念事業、「築城せよ!」製作発表 
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080624ddlk23040285000c.html
■医学部定員増 目先の危機にも対処を怠るな
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200806245828.html
■山梨大が生命科学で早大と連携
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080623-OYT8T00643.htm
■大阪電通大:資産運用・管理の専門家育成 学科開設を申請
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080624k0000m040162000c.html
■健康科学分野で共同大学院 10年春、早大と東京農工大
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062401000471.html
■看護師確保へ復職研修 山口大
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200806240354.html
■「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPIプログラム)」平成19年度フォローアップと平成20年度補助金交付決定について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/06/08061907.htm
■私立大学外国人講師が児童に性的虐待
http://www.hab.co.jp/headline/news0000001385.html
■推薦入試で生徒の評定を水増し 関与の4教諭処分 静岡県教委
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080624/crm0806242206047-n1.htm
■医師育成奨学金に応募者急増
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806250016.html
■大学入試調査書:校長が成績かさ上げ、刑事告発へ 静岡
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080625k0000m040105000c.html
■静岡の県立高で大学推薦入試の調査書改ざん 告発を検討
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200806240318.html
■県立看護大、学長選考見直し
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=111391
■早大と東京農工大が共同大学院創設…「先端健康科学」を研究
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080624-OYT1T00563.htm
■北千住に東京電機大学が進出
http://www.ayomi.co.jp/chiku05/detail.php?eid=00819
■「ロースクールを鍛え直す」-金沢で実務者と研究者がガチンコトーク
http://kanazawa.keizai.biz/headline/275/
■文科省、産学官連携戦略展開プロの採択案件発表-単独新規で3大学
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000033-nkn-ind
■足利工大、中国人留学生を増員-浙江工大生を受け入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000032-nkn-ind

2008年06月24日

立命館大学文学部教授団、特別転籍問題等に関する声明

特別転籍問題等に関する声明

2008年6月10日
文学部教授団一同

 文学部では、8月11日の教授会冒頭において、標記の件に関して、文部科学省の報告を受け、最優先課題として1時間程度集中論議を行った。更に、教授会終了後、教員団集会を引き続き開催し、30分程度の継続論議を経て、全会一致により文学部教員団の採択に至った。なお、参加した教員は69名であった。

1.問題の所在
 今年度の生命科学部への入学者に対し特別転籍を募った問題に関して、文部科学省は6月4日、「補助金授受に関して不利にならないための措置で不適切」「教育上の合理的な理由があったと判断できず、また、学校法人としての管理運営も適正を欠いている」「極めて短期間に実施しており、入試の透明性、公平性を欠く」といった見解をまとめ、学校法人立命館に厳重注意を行い、学校法人理事者の責任を明らかにした。
 これを受け日本私立学校振興・共済事業団(文科省の外郭団体)は、立命館大学に対し今年度私立大学等経常費補助金の25%カット(前年度実績約15億円)を決めた。合わせて、国が交付する施設整備関係の今年度補助金(前年度実績数億円)も全額不交付となった。
 特別転籍について報道がなされた4月14日、理事会は「このままでは、教育条件の少人数教育ができなくなるし、補助金ももらえなければ他学部にも迷惑がかかる」と主張したが、文部科学省ヒアリングによる厳しい指導を受け、翌4月16日、総長はこれを修正し、特別転籍制度の廃止を言明した。しかし、その最中にも生命科学部の全学生に対して、特別転籍手続きの延長がメール配信されていたことも明らかになった。今回の特別転籍問題に関して、いつ、だれが、どの機関において、どのような判断を下したのか、その経過と責任の所在はいまだに明らかにされていない。

2.学校法人立命館理事者としての社会的責任
 学校法人立命館は6月6日、理事長、総長名で「特別転籍に関する文部科学省の決定を受けた今後の対応について」を発表した。しかし、そこに表明されている内容は「本法人では、この問題の検証を通じて、今後の再発を防止するために、教育研究機関の社会的責任にふさわしい管理運営体制の整備を図る所存です」という見解にすぎない。6月4日に総長が、「特別転籍に関する文部科学省の決定を受けて」の中で表明した「本学の社会的責任」は、当然学校法人理事者としての社会的責任の取り方を含むものであるが、管理運営体制の整備の問題にすり替えられている。
 これは、今回の深刻な事態に対して、余りにも捉え方が軽く、責任の取り方の「社会的水準」からもかけはなれていると言わざるを得ない。学校法人立命館理事者の社会的責任については以下の点が挙げられる。
①私学助成金獲得のために、学則及び学内規程にない超法規的な施策を実施した。
 (法令順守)
②その際、転籍に関する教授会の承認という事前手続きを踏んでいない。(適正手続)
③生命科学部と他の学部の学生双方、及び受験生に対して、入学試験の透明性と公平性に疑念を抱かせる行為である。(透明性・公平性)
④学枚法人立命館を構成する学生・院生、教員・職員、及び多くの校友の誇りを傷つける行為である。(誇りへの毀損)
⑤先達、校友、及び現在の学園全構成員が築いてきた学校法人立命館の名誉を汚し、社会的な信用を失墜させる行為である。(名誉毀損・信用失墜)
⑥15億円+αという多額な損失を学園に生じさせたこと、2009年度の新規事業の展開ができないことなどに対する結果責任は免れない。(結果責任)

3.私たちの願いと要求-社金的責任の取り方
 今回の事態の重大な問題点は、「自由と清新」を建学の精神とし、「平和と民主主義」を教学理念に掲げる学校法人立命館の名誉を、著しく汚したことにある。合わせてこのような事態は、「立命館憲章」に謳われている「正義と倫理をもった地球市民として活躍できる人間の育成に努める」という姿勢にも相反するものである。学生・院生や校友、市民から、「立命館はいったい何をしているのか」「立命館にはがっかりした」といった声を聞くたびに、私たちも辛い思いをしている。社会的評価や受験生の動向など、学園及び学生・院生、教員・職員が、有形無形の損害・損失を受けることは避けられない。
 また.今回の事態が、2005年以降の一方的な一時金カット、2007年の理事長・総長の退任慰労金倍増など、説明責任を十分に果たさないままトップダウンによって進められてきた学園運営に内包する危機の一つの帰結として生じた点は否めない。
 こうした事態を招いた責任は、理事長、総長、相談役を含めた学校法人立命館の理事者にある。文部科学省は、今回の事態に対し、大学レベルでなく学校法人の行為であったと認定し、厳しい判断に至った。このため、同一法人下にある立命館アジア太平洋大学についても同様の措置が取られた。
 このような事態に対して、文学部教授団は、以下の点を要求する。
①理事長、総長、相談役は、「特別転籍に関する検証委員会報告」が出された後、各学部教授会に直接出向き、今回の事態について謝罪し、経過に関する説明責任を果たすべきである。同時に、生命科学部を初めとする全ての学部の学生・院生に対して謝罪し、その説明責任を果たすべきである.又別途、特別転籍を行った学生に対する継続的なケアの体制をとるべきである。
②学校法人立命館の理事者として、とりわけ「常務会」を構成する理事は、今回招いた事態に対する社会的責任を果たすにふさわしい内容、方法で、けじめを付けるべきである。
③「懲戒手続き規程」の提案時に、文学部からは学校法人の理事者も対象に含むぺきであるという意見を寄せたにも拘らず、理事者は懲戒規程の対象から外れているという不備があるが、今回の事態は、「故意または重大な過失により、法人に損害を与えたとき」「法人の名誉または信用を著しく傷つけたとき」「職務上の義務に著しく違反したとき」という懲戒事由に明らかに該当する。これは、現在の学校法人立命館寄附行為に定める解任事由にも該当する。よって、学校法人理事者のトップに立つ理事長、総長、相談役は、自ら出処進退を明らかにすべきである。
④学校法人に与えた多額の損害に鑑み、前理事長、前総長に対する退任慰労金の倍増分については、速やかに返還すべきである。

以上


立命館大学文学部自治会、「この処分では不十分」

http://blog.livedoor.jp/bun_rits/

理事会処分発表!

 先日、生命科学部の特別転籍に関する理事会の処分が発表されました。内容は理事会の減給処分に留まるものであり、文学部自治会はこの処分では不十分であると考えます。
 2007年3月のCOE資金流用事件の時にカットされた私学助成金は900万円でした。今回カットされた助成金は15億円以上であり、この額は前回の150倍にもなります。
 さらに、退任慰労金問題とこの特別転籍問題を含め、文学部学生大会では特別決議として、理事会退陣を含めたさらなる処分を求めていきます。


文科省、 大学教育の分野別質保証の在り方について日本学術会議への審議依頼

■高等教育政策情報、第33号 2008/6/17

日本学術会議への審議依頼について
~ 大学教育の分野別質保証の在り方について審議を依頼~

 「学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)」(平成20年3月25日 中央教育審議会大学分科会制度・教育部会)を受け、平成20年5月22日付けの文書にて、文部科学省は日本学術会議に対して、大学教育の分野別質保証の在り方に関する審議依頼を行いました。
 日本学術会議における審議により、学協会等における主体的な取組が促進されるとともに、大学の自己点検・評価または第三者評価等の評価活動の充実を図る観点から、我が国の学位の水準の維持・向上など大学教育の分野別質保証の在り方について、有意義な知見が示されることが期待されます。
 審議依頼を受け、金澤一郎日本学術会議会長は、「本件は大変重要なテーマであり、日本学術会議において、学術的・総合的観点から、鋭意審議を行ってまいりたい」とコメントされています。
 日本学術会議は、今後、中央教育審議会と連携を図りながら、審議を進めていく予定です。

※「審議依頼」とは、省庁等の機関が、日本学術会議に対し、特定の事項について審議を依頼するもの。依頼を受けた日本学術会議は、審議の結果を関係機関に「回答」する(日本学術会議法第3条第1号・日本学術会議規則第2条第4号)。


自民党国家戦略本部、「大学ランキング向上プロジェクトチーム」審議状況

■高等教育政策情報、第33号 2008/6/17

自民党国家戦略本部大学ランキング向上PTの開催について
~3回にわたって有識者ヒアリングを実施~

 自民党の「国家戦略本部」(本部長:福田康夫内閣総理大臣)に設置された「大学ランキング向上プロジェクトチーム」(座長:河村建夫衆議院議員)が、5月28日、6月4日、6月11日に開催されました。
 5月28日(水)の第2回PTでは、朝日新聞出版「大学ランキング」編集部の小林哲夫氏のヒアリングが行われ、大学ランキングを実際に作成する立場から、大学ランキングの特徴、影響力、問題点等について説明がありました。
 6月4日(水)の第3回PTでは、慶應大学の坂本達哉教授と東北大学の米澤彰純准教授のヒアリングが行われ、それぞれの大学における大学ランキング向上のための取組等について説明がありました。
 6月11日(水)の第4回PTでは、国立情報学研究所の根岸正光氏のヒアリングが行われ、引用統計指標の大学ランキングへの適用等について説明があり、同日、PTの進捗状況について福田総理大臣に報告が行われました。
 今後、このPTでは、有識者へのヒアリングの実施、大学ランキングにおいて順位の高い大学や大学ランキングの向上策に取り組んでいる大学の実地調査等を行い、日本の大学のランキング向上のために必要な環境作りの検討を進めていく予定です。


その他大学関係のニュース(主に大学別)

■学童保育が好評 道教大函館校「アフタースクールファミリー」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/100526.html
■北大「サステナビリティ・ウイーク」開幕 持続可能な社会考えよう
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/summit/100497.html
■福島医大、移転20周年で式典
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=1898758&newsMode=article
■医師増員  医療立て直しの第一歩
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008062302000115.html
■東京国際大、総合グラウンドが坂戸市に完成
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/080623/stm0806230225001-n1.htm
■山梨大、早大と大学院を共同設置へ 14年度目標 生命科学の人材育成
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/06/23/5.html
■「平成20年度大学評価研究委託事業」の申請状況について
http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&ie=UTF-8&q=%E5%A4%A7%E5%AD%A6&btnG=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%A4%9C%E7%B4%A2
■計画提出後に協議 徳洲会看護大設置で静岡市
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20080623000000000062.htm
■全学あげエコ宣言 椙山女学園「環境宣言」を制定
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080623/CK2008062302000040.html?ref=rank
■弘大が「元気塾」開設 健康へ正しい知識、市民意識向上図る
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/06/2484.html
■アセット・マネジメント学科、大阪電通大が新設
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080623AT2C1800M21062008.html
■世界学生環境サミット:意見書を採択し、閉幕--京都
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080623ddm041040117000c.html
■原子力研修施設 世界の人材育成拠点に
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=4303
■法科大学院:導入5年目“鍛え直す” 金沢大で来月5日シンポ /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080623-00000178-mailo-l17
■北海道大学:クラーク博士の講義ノートをネット公開 新渡戸稲造の筆記など6点
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080623mog00m100012000c.html
■名古屋大学と三井住友銀行、産学連携で協力
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=3793
■英語力落ちてない? 留学希望の高校生
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080623/edc0806232159001-n1.htm
■「一日も早く復学したい」/解放の横国大生・中村さんが14カ月ぶり母校訪問
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijun08061410/
■骨太の方針:医師不足など重点化 諮問会議原案策定
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080624k0000m010113000c.html
■若手女性教員8人に1人がセクハラ被害
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080623/edc0806231904000-n1.htm
■岡山大インキュベータ:きょうから入居者募集 研究者と企業交流 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080623-00000270-mailo-l33

2008年06月23日

立命館大転籍問題、経営陣退任せず 「情けなくなるような甘い処分」

http://www.unn-news.com/newsflsh/bunka/20080621150223.html

[立命館発表]
特別転籍に関するお詫びとご報告
「特別転籍に関する検証委員会」報告書
特別転籍に関わる処分について

転部騒動受けて会見、立命 学長ら減給処分

 立命は6月20日、「特別転籍に関する検証委員会」報告書に基づく常任理事会の処分を正式に発表した。長田豊臣理事長、川口清史学長らを減給処分とし、管理運営体制を見直すことを発表した。…

……

 学生、教職員から理事長、総長ら常務会のメンバーの退陣を求める声が上がっていることについては、「もう少し冷静に話し合いをしたい。学内的な議論をしていきたい」(川口総長)、「社会的責任を回復するのに学園復興という前向きな信頼回復で責任は果たせる」(長田理事長)と答えた。

 会見後、教職員組合の佐藤春吉執行委員長は「検証委員会の報告書も矛盾だらけ。根本的なところにメスを入れて責任見解を出さないと学内の世論は納得しない。社会的に妥当性のある処分を」と話し、引き続き常務会の退陣を要求する。

 学内では来週から法・文・産社で学生大会が始まる。現在、「補助金カットについて理事会は責任を取ること」などのクラス決議が上がっており、理事会の退任を要求する特別決議があげられる予定だ。
 学友会の学生は、「情けなくなるような甘い処分。学生の手で大学をよくしないといけない」と話した。


立命館大転籍問題 理事長、総長が謝罪会見

http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/20/post_2572.php

 立命館大学の「特別転籍」問題について、川口清史総長と長田豊臣理事長は20日会見し、「大学の管理運営が不適切だった」として謝罪。総長、理事長など常任理事会25人の減給処分を発表しました。教職員組合や学内から出ている退任要求については、「前向きな議論をしていきたい」とのべ、拒否しました。
 処分内容は、長田理事長は給与50%カット6カ月(約342万円)、川口総長は同50%カット4カ月(約234万円)のほか、副総長、常務理事、理事の手当てカット。長田理事長は、中央教育審議会臨時委員など公的役職をすべて辞任するとしています。
 会見では冒頭、川口総長が「文科省、検証委員会の指摘を受けて問題の大きさをより深く認識した。学生諸君をはじめみなさまに学園を代表してお詫び申し上げる」と陳謝。特別転籍の理由については、「結果的に経営優先、私学助成の獲得を目的としたものになった」と結論付けました。今後、学外有識者と理事・教職員でつくる「コンプライアンス委員会」を設置することを明らかにしました。 93年以来4度の特別転籍に関わってきた川本八郎前理事長(現相談役)については、「常任理事会に参加していないので処分の対象にならない。(処分を)さかのぼってまですることは学園の発展にプラスにならない」とのべました。
 この日行われた理事会、評議会に先立って、立命館大学教職員組合は同大朱雀キャンパスで総長、理事長、相談役の退任を求めてアピールしました。


[関連ニュース]
「大学経営優先」認める 立命館理事長、学長減給
立命館、転籍問題でコンプライアンス委設置 役員減給、理事長は公職辞任
立命館大学の経営陣は退任せよ!
立命館理事長、総長らを減給処分 転籍問題「経営優先」認める
立命館大:理事長ら25人減給 無試験転部問題で
立命大転籍問題で「法令順守委」設置へ
学生軽視「数扱い」 立命大の特別転籍処分
転籍問題で立命館大学が25人を減給処分

逮捕者84名、法政大学で何が起きているのか-日本外国特派員協会で会見

http://www.news.janjan.jp/government/0806/0806190085/1.php

 法政大学の学生の久木野和也さんと、弁護士の森川文人さんが、建造物侵入罪などで学生らが大量に逮捕されている法政大学でいまなにが起こっているのか。学生を商品として扱い、自由を奪って大学の価値を高めるためのコマとしか考えない大学を厳しく批判。自分たちは大学の新自由主義と闘っていると訴えました。…

国大協、教育振興基本計画策定に向けた緊急アピール

国大協
 ∟●教育振興基本計画策定に向けた緊急アピール

平成20年6月19日

教育振興基本計画策定に向けた緊急アピール

社団法人国立大学協会

 「知識基盤社会」において、教育は個人の資質向上のみならず、社会・経済・文化の発展・振興、国際競争力の確保等の国家戦略上、極めて重要な役割を果たすものである。特に大学は、社会人や留学生など多様な学生を積極的に受け入れつつ、教育の質を維持・向上し、学位の国際通用性を確保するとともに、イノベーションの創出にも道を拓く高いレベルの研究を遂行することなどが強く求められている。
 こうした状況の下、大学自身が不断に改革に取り組むのはもちろんであるが、国においては、大学の自主的な改革を支援・推進するための財政支援等を一層拡充することが不可欠である。
 去る5月23日、文部科学省が教育振興基本計画の原案を公表し、その中で、教育投資の拡大に向けた数値目標が盛り込まれ、特に高等教育については、「世界最高水準の教育研究環境の実現を念頭に置きつつ、公財政支出の拡充を図る」旨が明記された。政府内の調整が大詰めの段階に至っているが、国立大学協会総会として、下記について緊急アピールを行うものである。
 なお、6月12日には、中央教育審議会大学分科会委員有志が緊急声明「「教育亡国」回避のために投資の断行を」を公にし、高等教育への投資の必要性、機会均等の確保の重要性を強く訴えており、本協会としてもこの声明の趣旨に賛同するものである。


1 政府は、教育振興基本計画に明確な資金投入の目標額を盛り込み、速やかに高等教育への公財政支出をGDP比0.5%からOECD平均の1.0%を上回る規模へ拡充すること。
2 政府は、公財政支出の拡充に加え、民間・個人から大学への資金調達を促すための抜本的な税制改正を行うこと。

立命館への市岐阜商移管問題、市議会で細江市長「土地は無償貸与」

http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080621ddlk21100015000c.html

 岐阜市の細江茂光市長は20日の市議会定例会で、学校法人「立命館」(京都市)から提案されている市立岐阜商業高(市岐阜商)の立命館への移管について、「土地は無償貸与で検討していきたい」と答弁した。…

宇宙基本法の成立で日本の宇宙利用はどう変わる?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000001-rec_r-pol

 5月21日、与野党の激しい対立が続くねじれ国会の会期中、1つの法案が、やけにあっさりと両院を通過した。研究開発のみならず、産業振興、国家防衛も含めて宇宙開発を進めることを目的に、宇宙開発戦略本部の新設や担当大臣の任命、宇宙基本計画の策定などを定めた宇宙基本法である。熾烈な宇宙開発競争が進む現在、国際社会の潮流に乗り遅れまいとする政治家や関係者の焦りが同法を成立させたようなのだが、この法律は日本の宇宙利用にどんな変化をもたらすのだろうか。…

沖縄戦裁判 控訴審勝利を、首都圏の会が1周年総会

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-21/2008062114_01_0.html

 「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」は二十日、東京都内で結成一周年総会を開きました。約百人が参加し、「集団自決」の記述から「日本軍の強制」を削除した教科書検定の撤回や、大江・岩波沖縄戦裁判の控訴審での勝利を目指して、引き続き運動を強めることを確認しました。…

京大病院医療過誤訴訟、京大の賠償確定 医師への請求は棄却

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080620/trl0806202011008-n1.htm

 京都大学医学部附属病院(京都市)で平成12年、人工呼吸器の加温加湿器に誤って消毒用のエタノールが注入され、入院中の藤井沙織さん=当時(17)=が死亡した事故で、両親が京大と医師に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(津野修裁判長)は20日、両親の上告を棄却する決定をした。京大に2800万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。…

神戸女子大教授、学生にわいせつ行為 諭旨解雇処分へ

http://www.asahi.com/national/update/0621/OSK200806200148.html

 神戸女子大(神戸市須磨区)文学部の男性教授(64)が、学生の体を触るなどのわいせつな行為をしていたとして、同大学は20日、この教授を7月31日付で諭旨解雇処分にすることを決めた。処分まで自宅謹慎とする。教授は「コミュニケーションのつもりだったが、反省している」と話しているという。…

[同ニュース]
セクハラ:神戸女子大、男性教授を諭旨解雇 10年以上前の行為で /兵庫
セクハラで教授を諭旨解雇 神戸女子大 
神戸女子大教授、学生へのわいせつ行為で解雇へ

遺伝子組み換え、生物の扱い不適切 日大など4大学に注意

http://mainichi.jp/select/science/news/20080621k0000m040162000c.html

 文部科学省は20日、遺伝子組み換え生物の不適切な取り扱いがあったとして神戸大や東北大、日本大、近畿大の4大学に文書で厳重注意した。…

[関連ニュース]
文科省、神戸大に厳重注意 大腸菌違法廃棄

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■パース大、高崎に新校舎
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080620-OYT1T00026.htm?f=k
■医学部定員増を要望―全国医学部長病院長会議
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/16739.html
■京大でPC盗難 800名分の成績が漏えい
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0806/20/news090.html
■産学連携で筑波大学と三井住友銀行が協定
http://210.196.162.149/economicnews/detail/economicnewsDetail.php?name=080619_124_1.html
■函館短大に保育学科 札国際大はスポーツ指導 公私大学科新設
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/99961.html
■8学部でAO 北大入試要項
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/99924.html
■山形大が教職大学院を新設 文科相諮問
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080620t73010.htm
■立命館大と包括的協力協定 山形大
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080620t55026.htm
■文科省:教職大学院など設置認可を諮問
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080620ddm012100177000c.html
■医師養成数「大幅増を」 医学部長病院長会議が声明
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062001000635.html
■「世界学生環境サミット」同志社大で開幕
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080620-OYT8T00428.htm
■文科省が4大学厳重注意 組み換え生物不適切使用
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2008062001000805_Science.html
■学附置研等の改編必至、学術研究の推進体制示す
http://tech.braina.com/2008/0620/other_20080620_001____.html
■総合科学技術会議 環境エネなど重点に来年度予算
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806200038a.nwc
■文科省が4大学厳重注意 組み換え生物不適切使用
http://www.47news.jp/news/2008/06/post_1323.html
■遺伝子組み換え生物、不適切処理=神戸大など4大厳重注意-文科省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000197-jij-pol
■<日本大学>総長に酒井健夫・生物資源科学部長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000101-mai-soci
■香川の学校法人、退職金の分割支給が明るみに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000004-omn-soci
■進学、就職は6割弱=大学などの障害学生-07年度調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008062100205
■埼玉りそな 埼工大と産学協定 10月、7大学とセミナー
http://www.saitama-np.co.jp/news06/21/10e.html
■医学部定員500人超増 最多時の8000人台回復へ 政府方針
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008062102000114.html
■横浜市立大医学部で採血器具使い回し
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/080621/kng0806210358001-n1.htm
■大学誘致を事実上断念 坂城町
http://www.shinmai.co.jp/news/20080621/k-3.htm
■採血器具使い回し:鳥取短期大学でも 生化学の実験で採血、該当人数は不明 /鳥取
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20080621ddlk31040582000c.html
■県庁舎移転!?:現庁舎跡地に統合病院を 長大、建て替え計画で提案 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080621ddlk42010556000c.html
■産学連携:地域貢献へ、呉信金と呉大が協定 /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20080621ddlk34020724000c.html
■大学授業料無料広がる ヘッセン州が徴収やめ 16州中10州に ドイツ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-21/2008062107_01_0.html
■浜松学院大で社会人の日本語教員養成 受講生の7割が女性
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080621/CK2008062102000190.html
■保健医療経営大 みやま市と包括協定 市民に施設開放 市広報誌でPR 相互連携強化へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/29892
■高卒認定ミス和解案 112人が和解拒否
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080621-OYT8T00417.htm
■学生環境サミット:「洞爺湖」への意見書採択し閉幕
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20080623k0000m040062000c.html
■大阪大で不審火 8日にもぼや 豊中署が関連捜査
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080622/dst0806221923012-n1.htm
■「問われる沖縄発信力」 沖大創立50周年シンポ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133401-storytopic-1.html
■教員免許更新:試行講習を実施--筑波大 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080622ddlk08100065000c.html
■アセット・マネジメント学科、大阪電通大が新設
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080622AT2C1800M21062008.html

2008年06月20日

立命館大学経済学部教授会有志、経常費補助金15億円(25%)減額という事態を招いた立命館首脳部の退陣を求める

立命館大学経済学部教授会有志声明

経常費補助金15億円(25%)減額という事態を招いた立命館首脳部の退陣を求める

 生命科学部の「特別転籍」問題に関して、文部科学省は、教学上の合理的な理由はなく、私学助成金の不交付を回避することが目的であったとする見解を示した。これを受けて日本私立学校振興・共済事業団は本学の管理運営が適切を欠いていたとして、私学経常費補助金の25%(15億円)の減額を決定した。
 今回の「特別転籍」は、教授会など教学機関の議を経ずに常任理事会が決定したものであり、従って経営的判断からこの決定を行った常任理事会及び法人の代表である長田豊臣理事長の責任は極めて大きいと言わなければならない。
 また文科省は、今回の責任は立命館大学だけに止まらず法人全体に及ぶとして、アジア太平洋大学への補助金も含めた総額からの減額を行なった。「法人ぐるみ」を裏付けるものとして、99年度の常任理事会の申し合わせも指摘されている。そうであるとすれば、この時期に法人のトップであった川本八郎前理事長の責任も問われなければならない。
 「特別転籍」の決定には教学機関の責任者である川口清史総長も深く関与している。自らも出席した3月26日の常任理事会での決定に従って、教学的な理由を挙げながら転籍を実行し、目標数に達しないとして手続きの延長まで行った責任は総長に帰されるべきである。
 こうした責任の重大性に鑑みて、私たち経済学部教授会有志は、長田理事長、川本前理事長(現相談役)、川口総長のすみやかな退陣を求める。特に長田、川本の両氏は総額1億6千万円の「退任慰労金」を返還して辞職すべきである。
 また今回の事態は、数年来著しく強化されてきた理事長を頂点とするトップ・ダウン型ガバナンスのひとつの帰結でもある。この点について、今後批判的な検討を加え、全学の叡知を結集して管理運営の民主的かつ合理的なありかたを構想する必要がある。
 私たちは、今回の事態を克服して、「自由と清新」「平和と民主主義」の理念を掲げる立命館を、その理念に相応しく再生するために努力する決意である。

2008年6月10日


国大協が緊急アピール、「高等教育へ公財政支出増を」

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080619AT1G1902M19062008.html

 国立大学協会は19日開いた定期総会で、高等教育への公財政支出を現在の国内総生産(GDP)比0.5%から1.0%に倍増させるよう求める緊急アピールを採択した。企業や個人からの大学への寄付を後押しするような税制の抜本改正も求めた。

大学学部新設など諮問 公園整備の専門職大学院も

http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061901000551.html

 2009年度に新設を予定している公私立大の延べ63校の大学院や学部などの認可について、渡海紀三朗文部科学相は19日、大学設置・学校法人審議会に諮問した。国立大3校が計画する専門職大学院の設置などについても意見を求めた。答申は10月末の予定。…

[同ニュース]
文科省:大学院8校など設置認可を諮問

生き残りをかけ改革協力 山形大と立命館大が包括協定

http://yamagata-np.jp/news/200806/19/kj_2008061900301.php

 なぜ,山形大学と立命館大学が交流しなければならないのか,その必然性がどこにあるのだろうか。

 山形大と立命館大(京都)は19日、教育の質の向上などを目指した包括的協力協定を東京都内で締結した。…

[同ニュース]
山形大と立命館大が協定 学生や職員交流など
立命館大と山形大、包括的な協力協定

国大協、中教審「学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)に対する意見書」

国大協
 ∟●「学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)に対する意見書」

意 見 書

 貴大学分科会制度・教育部会において、学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)の報告に向けて精力的に検討されていることに対し、深く敬意を表したい。
 今回の「審議のまとめ」が指摘するように、グローバル化、ユニバーサル段階を迎えた我が国の学士課程教育においては、社会人や留学生など多様な学生を積極的に受け入れつつ、教育の質を維持・向上し、学位の国際通用性を確保することが求められている。
 このような中で本まとめでは、教育内容方法等の改善、教職員の職能開発の推進など多くの事項が盛り込まれており、その実現のためには、国公私立大学を通じた財政支援の強化が極めて重要であると考える。
 また、企業等の採用選考活動の早期化及び就職活動の長期化は、学生の学習環境の確保が益々困難になるなど、非常に大きな問題となっている。大学教育の質の保証の観点から、これらの問題の是正に向けては、大学が自らも律するとともに、企業等の協力を真に願うものである。
 このような認識を踏まえ、本協会として下記のとおり意見を申し上げる。

1.高等教育に対する一層の支援

 各大学の教職員が一丸となり、大学教育の質の保証に向けた改革を推進するには、改革への財政的・人的な支援が必要である。近年、高等教育に対する公財政支出の縮減に伴い、教育経費の維持が一層難しくなるという現状にある。大学における競争的資金獲得の努力は引き続き必要であるが、基盤的経費を削減して競争的資金の充実に充てるという現状では国立大学の学士課程教育の充実は極めて困難である。今回の「審議のまとめ」でも国による財政支援の重点的な拡充が指摘されているが、学士課程教育に対する社会からの期待に応えるためには、その裏付けとなる財政措置が不可欠である。

 また、「我が国の高等教育の将来像(答申)(平成17年1月28日)」にも、国の今後の役割の中心として「財政支援」が挙げられている。今後、グローバル化、ユニバーサル段階及び「大学全入」を踏まえ、我が国の高等教育がどのようにあるべきか、並びに、社会人、留学生の受入れの大幅な拡大に向けた教育環境の充実を図るために重要な教職員や教育支援人材の増強及び施設設備に向けた財政支援の充実に向けた国の具体的な提案を実施するためにも、2030年において高等教育への公財政支出をGDP比0.5%からOECD平均の1%を実現することを長期的な見通しとして、明確な資金投入の目標額を教育振興基本計画に盛り込むべきである。このことは、昨年12月に行われた貴審議会教育振興基本特別部会において意見陳述申し上げているところではあるが、教育振興基本計画の答申には、具体的な数値目標が盛り込まれていないことから改めて強く要望するものである。

 一方で、我が国の財政が厳しい状況にあることに鑑みれば、大学として財源の多様化を積極的に進め、自己努力により運営資金を確保していくことは当然であり、諸外国においても、大学運営の主要な財源として、企業や個人など民間からの寄付金を多く受け入れている状況である。貴部会における審議の状況に関する資料においても、教育の振興に資する寄付の促進等について、税制上の措置等の充実を図ることを記述されているところは評価できる。

 しかしその際には、大学の特性として、最先端の研究を行っていく上でも多くの資金を必要とすることから、教育研究の振興に資する寄付の促進等、研究面を含めた表現として頂きたい。

2.教育内容・方法等の改善

 成績評価基準の策定・徹底、GPA等客観的基準の厳格な適用等、学生の自発的な学習を促す様々の外的動機付けの仕組みが提案されているが、この実現に向けては、教員と学生間あるいは学生同士の交流から生まれる、内的動機付けについても考慮頂きたい。

3.高等学校との接続

 高大連携に関して、初年次教育の充実を図るためとして、高校教育時の学習状況の指導情報の引き継ぎ制度の導入は期待でき、これにより大学教育だけでなく、高校教育の質の保証などへも波及し、指導の改善充実にもつながると期待される。また、経済的理由で、強く学びたいという意欲のある者が大学に行けない、あるいは入学しても学業に専念できないことは問題であることから、解決策について十分議論頂きたい。またその一方で、目的意識や学習意欲の少ない学生に対してリメディアル教育などを実施しなければならないという現実は認識して頂きたい。

4.その他

 「我が国の高等教育の将来像(答申)(平成17年1月28日)」において高等教育の機能別分化が提言されていることから、本答申においても、想定される機能別の分担・分化に応じた改革案を提示頂きたい。
 また、全体を通じて新たな方向性が見えにくいことから、更なる具体的方策を、事例を挙げて示して頂きたい。
 総じて、国による支援・取組について「促進する」、「研究する」、「検討する」といった表現が多く、具体的な方策が見えてこない。多くの事項に対応することは困難としても、最重要事項を掲げ、確実に実現していくような報告であることを切望する。


愛大、若手育て准教授増 5年で登用 10月に新機関

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080618-OYT1T00795.htm?f=k

 愛媛大は18日、若手研究者を育成する機関「上級研究員センター」を10月に新設する、と発表した。愛大は准教授などの人数が教授の人数より少ない“逆ピラミッド形”の組織になっているといい、若手育成によって准教授の数を増やし、こうした状況を解消していく。……

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■遺伝子と習慣病解析目指す山大医学系研究科
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080619-OYT1T00034.htm?f=k
■医学部定員57人増=来年度から国立大-大学設置審
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008061900685
■増税の必要性示唆 社会保障会議、中間報告を提出
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2008061902000262.html
■採血器具の使い回し、徳大生も 実習時、歯学部35人
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_121383959959&v=&vm=1
■国際競争力強化プログラム採択 文科省、大学院に68件
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200806190022a.nwc
■筑波大学と三井住友銀行、産学連携で協力
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=3769
■厚労省「増員」表明、医局の「人員配置」崩壊
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080619-OYT8T00262.htm
■平成20年度「戦略的大学連携支援事業」の申請状況について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/06/08061707.htm
■愛媛大:地球深部の構造解明へ 2年連続COE採択 /愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080619ddlk38100739000c.html
■北海道と宮崎で地域振興、全日空と早大が共同ワークショップ
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080619AT3K1900D19062008.html
■埼玉りそな銀行と埼玉工業大学、産学連携協力を締結
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=3762
■京大でパソコン盗難 学生800人の成績保存
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080619/edc0806191217003-n1.htm
■横浜国立大:秋季入学制度を導入 外国学校卒業者対象に /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080619ddlk14100186000c.html
■神戸の大学生、支援に奔走 岩手・宮城内陸地震 
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0001152493.shtml
■鳥大、2件目の採択 菌類きのこ資源活用
http://www.nnn.co.jp/news/080619/20080619005.html
■京大など29大学採択・・・グローバルCOE
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080619kk02.htm
■山形大、分子疫学分野を強化 先端研究所創設へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080619t53007.htm
■長崎大の熱帯病・感染症研究 グローバルCOEに 文科省採択
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/29441
■エイズ制圧など熊大の2件採択 文科省
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?c=1&id=20080618200019&cid=main
■教職大学院、5校が開設申請
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080619AT1G1902S19062008.html
■県内2大学の増員、専攻諮問
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=111272
■科学論文の不正行為、報告されるのは6割以下 米報告書
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2407440/3053458

2008年06月19日

京滋私大教連、立命館理事会の「経営優先主義」による「特別転籍」問題を批判

京滋私大教連

立命館理事会の「経営優先主義」による「特別転籍」問題を批判するとともに、私学助成の原点に立ち返った学生本位の政策展開を求めます!

2008年6月13日
京滋私大教連執行委員会

 現在、各学園および教職員組合で「私立大学への公費助成増額を求める国会請願署名」の取り組みが進められています。その最中、立命館大学に新設された生命科学部の入学者数が私学補助金交付基準を超過していること判明し、常任理事会で他学部への「特別転籍」を進める決定をした問題をめぐって、6月4日、文部科学省・私学振興共済事業団は、学校法人立命館に対する今年度の私立大学等経常費補助金を25%(約15億円)減額する通知を行ないました。

 立命館の総長は、記者会見の席上で過去にも入学時に「特別転籍」をした事例があることを認めていますが、これは入試制度の公正さという点からみても、単に一私学の理事会の誤った判断がひき起こした問題にとどまらない、現在の教育制度のあり方を根底から揺るがす重大な問題です。

 今回の問題による社会的な影響は測り知れず、私学全体に対する社会の大きな疑念や、学生、保護者の間に強い不信を招くような不祥事をひき起こした立命館理事会の社会的・道義的な責任は極めて重いといえます。文部科学省からも「学校法人としての管理運営の適正さを欠いている」と指摘されたことを真摯に受け止めて、理事会は自らの責任の取り方を明らかにし、行き過ぎた経営優先主義の姿勢に対する猛省を強く求めます。

 本来、私学助成は、私学における教育研究条件を改善し、国民に高等教育を受ける権利を保障するための基盤的整備を進めるために補助されてきたものです。しかし、今回の新聞報道等にみられるように、新入生に対する「特別転籍」の募集が私学助成金不交付を回避する目的で行なわれたものならば、京滋地区に限らず日本の私学全体で進めてきた私学助成運動や、私学振興助成法の考え方とは相反するものです。

 私学振興助成法は、私学助成をおこなう目的(第1条)として「私立学校の教育条件の維持及び向上…(中略)…修学上の経済的負担の軽減を図るとともに、私立学校の経営の健全性を高め、もつて私立学校の健全な発達に資すること」と定めています。さらに、学校法人の責務(第3条)として「自主的にその財政基盤の強化を図り、その設置する学校に在学する幼児、児童、生徒又は学生に係る修学上の経済的負担の適正化を図るとともに、当該学校の教育水準の向上」に努めることを求めています。こうした法の目的や趣旨を踏まえると、私学助成は学生の教育権を保障する「教育条件の維持及び向上」や「修学上の経済的負担の軽減」のための補助金であって、単に学園資産を増やせばよいという考えは本末転倒であると言わざるをえません。
 
 立命館は、1971年に全国に先駆けて学内の全構成パート(常任理事会、教授会、大学院生連合協議会、学友会、生活協同組合、教職員組合)が参画した「公費助成推進のための立命館大学全学連絡協議会」を結成し、公費助成の増額を求める運動をリードしてきました。しかしながら、今回の補助金削減問題で、学生や保護者のみならず多くの市民の間に、これまでの私大助成運動について様々な疑念や困惑を生み出しかねないことを危惧します。

 大学は、真理探究の場であるとともに、教育を通して社会の発展に貢献し、社会的な正義を実現していく場であるが故に、不正や不義とは相容れない存在であることへの強い自覚を持つことが求められます。こうした崇高な目的が堅持されているからこそ、大学や教育機関に対する信頼と期待が寄せられるのであって、国民や社会の信頼や期待を裏切るような行為は、自らの存立基盤を掘り崩すことになってしまいます。

 私たちは、同じ私学で働く教職員として、今回の問題を自らのことと受け止めるとともに、各私立大学において、本来の私学助成の趣旨にもとづいた学費負担の軽減と教育研究を充実させる政策を展開していくことを求めます。


横浜市立大学の特別入学枠、「いったいどこで決定したのか」 

大学改革日誌
 ∟●最新日誌(6月18日)
横浜市立大学「横浜サイエンスフロンティア高校から横浜市立大学への特別入学枠を設定 ~「横浜市立大学チャレンジプログラム」~」
記者発表資料

[学校教育法施行規則]
第百四十四条  学生の入学、退学、転学、留学、休学及び卒業は、教授会の議を経て、学長が定める。

 昨日と今日の新聞に私立の新しい高校の創設にかかわり、市大への入学者10名の特別枠が決まった、との報道がある。

 巷では、いったいどこで決定したのか、入学や卒業は、PEにおける進級基準問題・その適用問題・その変更問題などと同じく、教授会マターであるはずだ、教授会が審議すべき重要事項のはずだ、学校教育法はそうなっている、かつて何十年も教授会マターとして、学則に定められていたのだが、との疑念が出されている。現行の学則が、そうしたことをしないでもいいとしているとすれば、現行学則こそ、違法ではないか、と。

 仮に百歩譲って、現行学則が直ちには違法ではないとしても、その運用の仕方が違法であり、しかるべき機関での審議決定におり入学者枠を決定するということになっていないのではないか、と。

 立命館大学では、教授会審議をやらないで転籍措置したことも重要な原因となって、学部転籍が大問題となり、文部科学省から厳しい処分を受けた。Cf.立命館大学、学園トップの退任を求めるアピール

 さて、本学のこの間の諸措置には、問題はないか? 大学の教員たちは、上記のような事に関して、新聞報道を通じてはじめて知る。「改革」過程で出現した事態と同じ構造である。すくなくとも、過去数十年の大学教授会の審議を知るものにとっては、異常事態である。学校教育法順守の点で、コンプライアンス委員会は機能しているのか?

横浜市大に特別入学枠/横浜サイエンスフロンティア高校

神奈川新聞

 横浜市大と横浜市教育委員会は十六日、二〇〇九年四月に開校する横浜サイエンスフロンティア高校(鶴見区小野町)の第一期生から十人程度、市大国際総合科学部に進学できる特別入学枠を設けることを発表した。昨年一月に市大と市教委が結んだ教育連携に関する協定に基づき、実施される。

 同校で市大進学を志望する生徒を校内から募集し、学習成績や英語力などにより四十人を選考。リポートの提出や市大の教員による指導など七カ月間のプログラムを実施して、総合評価の高かった生徒が進学できるという。……


ある非常勤講師の場合

ペガサス・ブログ版
 ∟●転載:「ある非常勤講師の場合」

立命館への市岐阜商移管問題、市側 廃止前提に答弁 市議会で質問・意見相次ぐ

http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080618ddlk21100011000c.html

…… 立命館大(京都市中京区)に今春開設された生命科学部で、入学定員超過率が国からの補助金を受けられる基準を超え、大学が同学部の新入生から他学部への転籍希望者を募る騒ぎになったことを問題視する市議は、「今後、不祥事を起こした立命館との交渉は控えるべきだ」と市の見解を示すよう求めた。細江茂光市長は「問題が起こったことは極めて遺憾だが、教育研究機関としての輝かしい業績や実績が全面的に否定されるものではない」と述べ、今後も立命館と交渉を続ける姿勢を示した。……

移管推進、市岐阜商高関係者「あまりに一方的」

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080619/200806190923_5069.shtml

 「市立岐阜商業高校の学校法人立命館への移管を実現させたい」。18日開かれた岐阜市議会で、細江茂光市長は初めて立命館岐阜高校誘致への決意を表明した。市は今後、私立高校の設置認可権のある県などと具体的な協議を進める考えだが、移管に対する市議会や学校関係者らの反発は依然根強く、クリアすべき課題は山積している。

 市議会を傍聴した市岐阜商高の関係者からは、一様に憤りの声が上がった。乾英彦PTA会長(51)は「結局、立命館のために市岐阜商高を廃止するのか。(存続を求める)署名は今のところ3万人以上集まっている。粛々と署名活動を続け、私たちの考えを(市民に)訴えていく」と反発した。

 森田克彦野球部OB会長(52)は「(立命館が)伝統を引き継ぐといわれても困る。(設置の)目的が異なる学校が伝統を引き継げるわけがない」とあきれた。久世盛弘同窓会長(54)も「あまりに一方的。学校関係者をないがしろにしている」と怒りをあらわにした。…


新COEに29大学の68件 世界的な研究拠点支援

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/99613.html

 文部科学省は18日、世界トップレベルの大学の教育研究拠点づくりを支援する2008年度の「グローバルCOEプログラム」に、熊本大の「エイズ制圧を目指した国際教育研究拠点」など、29大学の68件を採択したと発表した。…

[同ニュース]
平成20年度「グローバルCOEプログラム」の採択拠点の決定について
今年度は29大学68件=「優れた教育研究」を採択-文科省
文科省COEに愛媛大 地球深部研究で
公立大0件、東大最多の10件 大学院の研究拠点採択
グローバルCOE 鳥取大の研究採択
研究資金援助:国立大は21校55件 グローバルCOE

大学が学術雑誌買えない、値上がり、予算減で 研究に影響懸念

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080618-OYT8T00231.htm

 学術雑誌の価格が高騰して、大学が購入を取りやめる事態も起きている。

 「大学や独立行政法人が悲鳴を上げている。重要な情報源が維持できない」。4月10日の総合科学技術会議で、金沢一郎・日本学術会議会長は福田首相に窮状を訴えた。…


その他大学関係のニュース(主に大学別)

■山形大大学院に世界戦略コース
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080617-OYT1T01023.htm?f=k
■神戸大でも2千人使い回し 採血器具
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080618/crm0806181924035-n1.htm
■室工大が学生寮大規模改修へ 個室化に寮生反発 「連帯感なくなる」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/99592.html
■弘大医学部 定員5人増を国に申請
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080618112355.asp
■徳島大、授業料を免除 大地震の四川出身留学生対象に
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_121375304118&v=&vm=1
■山形大大学院に新コース 世界戦略練る人材育成
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080618t52008.htm
■横浜国大、秋季入学制度を導入
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/080618/kng0806180208002-n1.htm
■学校法人・北里研究所と大船渡市 地域連携で協定
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws3668
■室工大が来年4月からキャンパス内全面禁煙へ
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/06/18/20080618m_03.html
■「集団自決」に新証言 玉城糸数の洞窟で9人犠牲
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133272-storytopic-1.html
■南東北3国立大が連携し基盤強化 山形・福島・宮城教育
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080617c3b1704d17.html
■経営判断、世界的視野で 山形大大学院、来春に新コース
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080617c3b1704b17.html
■採血器使い回し 県立大でも
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080618-OYT8T00070.htm
■理系の女子中高生増やせ・・・福山大の実験型授業人気
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080618kk01.htm
■教科書検定 審議公開で透明化促進を
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133262-storytopic-11.html
■厚労省、医師養成数増へ政策転換
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080618AT3S1801418062008.html
■神奈川工科大で初のプレテスト キャリア力育成検定
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080618/edc0806182159007-n1.htm
■先端分子疫学研を新設へ 山形大医学部、支援事業に選ばれ
http://yamagata-np.jp/news/200806/18/kj_2008061800287.php
■崩壊すすむ医療現場、厚労省がスタンス転換 中長期ビジョン 
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080618/bdy0806182117005-n1.htm
■医療ビジョン:医学部の定員増打ち出す 勤務改善も
http://mainichi.jp/select/science/news/20080619k0000m040092000c.html
■医師養成数増員へ 厚労相の私的懇談会が報告書
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/99648.html
■山口の地域情報テーマにパネル討論会-パネリストに学生も参加
http://yamaguchi.keizai.biz/headline/387/
■厚労省、医師養成数増へ政策転換
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080618AT3S1801418062008.html
■筑波大学と三井住友銀行、産学連携協力に関する協定書を締結
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=192037&lindID=3

2008年06月18日

立命館大学、学園トップの退任を求めるアピール

■ゆにおん、No.51より

6.13春闘決起集会 特別アピール

 去る6月4日文部科学省は、社会的な批判を受けていた生命科学部の定員超過にともなう特別転籍措置を、学生の教学条件に配慮してものではなく、主として補助金目当てのものであり、入試の公平性に照らしても問題があるだけでなく、その決定手続きにおいても適切性を欠くものであると認定しました。そして、法人全体への経常費補助金の25%(15億円相当)の減額処分が決定されるにいたりました。留意すべきは、今回の文科省の措置が、特に本学園の管理運営の不適切性について問題とした措置だということです。

 近年の立命館学園は、05 年に突然一方的に全教職員の一時金1 ヶ月カットを強行し、その後、学園ガバナンス強化の名の下に、相談役、理事長、総長をはじめとする常務会によるトップダウンの学園管理を強めてきました。今回の事態は、この間の一連の学園指導部の独善的管理運営によって学園の民主主義が崩されてきたことの帰結であるといえます。
 その後の学園指導部の暴走は、07 年4 月の前総長(現理事長)、前理事長(現常務相談役)に対する退任慰労金の倍増による、総額1億6千万円にのぼる社会常識を逸脱したお手盛り支給に表れました(常任理事会の審議を経ることなく、常務会主導でいきなり一般理事会承認とされました)。これは、当然、学生・父母からも厳しい批判を受け、社会的にも立命館のガバナンスについて大きな疑惑と不信を招来させました。しかも、学園指導部は、学生、教職員の圧倒的多数の批判の声に耳を貸さないどころか、各種協議機関での議論の回路を閉ざすという信じられない抑圧姿勢を露わにしました。そうした管理運営手法が、学園内の協働の気風を破壊し、学園指導部への信頼を失墜させていることは明らかです。そのようななか、昨年以降は学園の管理運営におけるコンプライアンスの欠落が、次々と露呈しています。職員の未払い残業の発覚、相談役の事前相談なしの私企業の社外取締役への着任、そして一般からは「株式会社立命館」と学園の教学軽視経営中心主義的な管理運営体制が揶揄される状況が生み出されていきました。学園指導部の教学機関を統括するにふさわしいモラルを欠落させた姿はもはや、社会に公知の事実となるに至ったといっても過言ではありません。そしてついに、今回、特別転籍問題で「学校法人としての管理運営も適正を欠いている」と文部科学省からの厳しい指摘をうけ、総額15億円を超える補助金カットの処分が下されるに至りました。

 今回の、このような事態を招いたことによる損失は、単に学園財政の毀損といった問題にとどまるものではありません。なによりも、本学園で働くすべての教職員、本学園で学ぶすべての学生・院生、そして退職された先輩教職員や卒業生、そして父母の方々の努力と支援によって築き上げてきた本学園の社会的信頼を失墜させた損失ははかり知れません。さらに、私学助成金制度を拡充発展させるために力を合わせ奮闘してきた全国の私学関係者の運動に与える損害もまた甚大なものがあり、教学機関としての私学の存在意義を理解し私学助成に支持を与えてくださっている多くの国民の期待をも裏切るものです。本学園は、全国の私学助成運動をリードしてきた歴史がありますが、そうした社会的信用と誇りにも傷をつけたといわざるを得ません。そして、最後に改めて、学園の運営を危機的状況に追いやった学園指導部の責任の重大性を指摘せざるをえません。また、今回の特別転籍問題で騒がれた生命科学部の学生や、転籍した学生や父母の方々に対しても、大きな不安を与えることになりました。私たちは、この問題に心ならずも関係することになった学生諸君が誇りを失ったり勉学意欲を損なうこ安心して自信をもって勉学生活が進められるように、学園はもとより私たち教職員すべてが必要な配慮を払うべきであると考えます。

 私たちは、このような学園の危機にあたって、91年第1回全学協議会で、学友会の問題指摘を受けて、常任理事会の討議を経て総長名で表明された私学の不祥事にたいする立命館学園の基本見解の精神に、今一度立ち返るべきことを訴えます。「最近における私学の一連の不祥事に関わって」と題するその声明(91 年6 月 UNITAS 第231 号参照)では、次のように述べられています。当時、他大学で引き起こされた一連の不祥事をさして、その社会的影響の大きさあげ、学園としても遺憾の意を表した上で、「大学とは真理探究の場であり、教育を通して社会発展と人類福祉に貢献」すべきものであり、不正や不義とは全く相容れない、と主張され、「こうした崇高な目的が堅持されているからこそ、大学や教学機関に対する国民や社会の信頼と期待があるのであり、大学における学問の自由と大学の自治、高等学校や中学校における地域社会での公共性が、国民から負託されているのだといえます。私学における不祥事は、このような国民や社会の信頼と期待を裏切る行為であり、自らのよって立つ基盤を掘り崩すことにほかなりません。したがってそれは反社会的な問題として厳しく受け止めると同時に、あらためて自らを戒めなければならないと考える次第です」と語られています。また、こうした不祥事を防ぐのは、なによりも、学園の民主主義的な相互批判によるチェック体制であることを明確に述べ、立命館学園の全学全構成員自治の重要性を強調しています。

 現在の学園指導部に、かつての学園全体が総長の声明の形で誓約した上記の精神に立ち返り、現在の学園の危機を乗り越えるために全学の民主的な討議と知恵を集める努力がなによりも求められていると考えます。しかし、残念ながら、現指導部がこの問題に対して示している対応策は、上記の精神に全く逆行するものであり、曖昧な検証委員会による不徹底な「検証」によって問題をやり過ごし、社会的な常識から大きくかい離した処分で、問題を鎮静化させようとするものだと言わざるをえません。検証すべき多くの論点は、教職員組合からも各教授会からも提示されていましたが、検証委員会はそうした指摘された論点にかかわる事実経過も責任の所在もいまだ明確に解明していません。
 すでに、現段階で私たちに課せられている課題は、現在の学園の管理運営をその指導部の経営思想、管理思想の根源にまで立ち返ってみなおし、その組織運営を見直すところにあるといえます。現在の相談役、理事長、総長、常務会を中心とする学園指導部ではそのような徹底的な見直しを行う判断能力も力量もないということが今や明白になりつつあります。
 この間の出来事を通じて本学の不祥事を上記の総長声明の精神にたって徹底的に解明し総括し、本学の社会的信用を取り戻すために、全学全構成員が今こそ立ち上がり、本学の全構成員自治による民主的なチェックシステムを再度活性化させようではありませんか。
 本学園が平和と民主主義の教学理念のもと、長年にわたって築きあげてきた民主主義的学園運営の伝統をよみがえらせ、民主的な相互批判と連帯を本学園において機能させるためには、現在の学園執行部の刷新をするほかないと考えます。

 総長、理事長、相談役をはじめ、常務会メンバーが、今日の事態を招いた責任を自覚し、本学園の連帯と信用を回復するために、退任することを本集会の名において求めるものです。

2008 年6 月13 日
立命館教職員組合連合、立命館学園一時金訴訟をすすめる会 合同決起集会


責任追及のクラス決議続ぞく 立命大転籍問題

http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/17/post_2424.php

 立命館大学(京都市北区)で生命科学部の特別転籍と補助金カットの問題について、学生大会を行う法学部、文学部、産業社会学部の各クラスからは、学費値下げなどの強い要求とともに理事会の責任を問うクラス決議が挙がっています。
 法学部のあるクラスからは「生命科学部補助金カットの責任問題」を追及する決議が挙がりました。文学部のあるクラスは、理事会の「経営第一主義に反対する」として、▽特別転籍と補助金削減問題の真相を明らかにすること、▽補助金カットについて理事会は責任をとること─の2点を主張しています。
 また産業社会学部のあるクラスは、生命科学部の問題などが社会的に大きな批判を受けているとして、「理事会の考えの改善」を求めています。
 産社自治会委員長は「学生からは昨年の退任慰労金倍増に続き、今回の問題で理事会の経営主義にはもううんざりだという声が挙がっている。理事会は社会的責任を果たすべきだ」と話しています。

大阪府立大学、理事長選考に大学構成員による意向聴取投票制度を求む

大阪府大学教職員組合
 ∟●理事長選考に大学構成員による意向聴取投票制度を求む

理事長選考に大学構成員による意向聴取投票制度を求む

 先のニュースでお知らせしましたように、5月21日開催の第1回理事長選考会議の議事録が6月10日付で公表され、「学内の意向投票は行なわず、各委員の推薦による候補者の中から、理事長選考会議で総合的に審議して、最も適任である次期理事長予定者を決定する」という方針が了承されたとあります。

 全国の国立大学では、法人化後は学長選考会議で学長を選ぶ規程となりましたが、殆ど全ての大学で、学長選考に関して構成員による意向(聴取)投票が何らかの形で実施されています。また、国立大学法人では学長の解任規程を設けており、多くの場合、解任請求投票制度を設定しています。…


医師増員を決定 医学部定員「削減」見直し

http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008061702000285.html

 福田康夫首相は17日午前、舛添要一厚生労働相と会談し、大学医学部の定員削減を明記した1997年6月の閣議決定を事実上撤回し、医師数を増やす方向に転じる方針を決めた。…

[同ニュース]
医師増員:医学部の定員削減見直し 政府が方針転換
医学部定員増へ…医師不足解消目指し厚労省が近く発表

「過労死」の深刻な実態浮き彫りに

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/16654.html

 「過労死110番」全国ネットワークと過労死弁護団全国連絡会議が6月14日に実施した「過労死・過労自殺110番」に、29都道府県から91件の相談があったことが、17日までの集計(速報)で明らかになった。死亡事例が19件と全体の20%を超えており、過労死の深刻な実態が浮き彫りになった。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■被災地の受験生大学受験料免除
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080617-OYT1T00068.htm?f=k
■科学技術貢献の「藤原賞」に京大・柏原氏と早大・竜田氏
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080617-OYT1T00701.htm
■蛍光灯3万6000台を交換 東大 CO2削減策第1弾
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/99428.html
■歯ブラシ・生理用品に放射性物質塗る 元助教に有罪
http://www.asahi.com/national/update/0617/SEB200806170005.html
■金沢大:わが国ベスト10大学を目指す 学域学類発足式 /石川
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080617ddlk17100786000c.html
■縦型LED製品化へ 東北大と秋田の企業連携
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080617t72059.htm
■横浜市立大学が横浜サイエンスフロンティア高校からの特別入学枠を設定
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=248
■文教大学人間科学部が心理学科新設を記念してシンポジウム
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=250
■横浜市大に特別入学枠/横浜サイエンスフロンティア高校
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijun0806345/
■九産大:CAの講義“飛ぶ教室”で 旅客機をチャーター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000190-mailo-l40
■宇宙基本法成立で自民議員ら 軍事利用の一挙加速へ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-17/2008061702_02_0.html
■山形大大学院に新コース 09年度から「世界戦略MOT」
http://yamagata-np.jp/news/200806/17/kj_2008061700267.php

2008年06月17日

熊本大学教職員組合、パートタイム労働法の改正を踏まえ、早急に熊大有期雇用職員の待遇見直しを

熊本大学教職員組合
 ∟●赤煉瓦、No.32

早大が大学院生に新奨学金 来年度から授業料相当額

http://sankei.jp.msn.com/life/education/080616/edc0806162111001-n1.htm

 早稲田大は16日、博士後期課程の20代の大学院生を対象に、年間授業料相当額の40万~60万円を返済が不要な奨学金として支給する制度を平成21年度から導入すると発表した。研究に励む学生を支援し、国内外の優秀な若手の人材を確保するのが狙い。…

国立大に広報の「プロ」 広告会社・予備校…民間から続々

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200806160156.html

 国立大学で、広報担当者に学外から「プロ」を招く動きが広がっている。広告会社、民間企業の広報担当、科学ライター、予備校・受験産業など、出身はさまざま。少子化や法人化で広報の役割が高まるなか、それぞれの持ち味を生かしながら大学のPRに努めている。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■国際環境シンポ、集中開催23日から「持続可能」テーマに北大などで
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080615-OYT1T00319.htm?f=k
■求められる教師像探る 愛教大で教職大学院シンポ
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080615-OYT1T00070.htm?f=k
■地震で弘大医療チームが活動報告
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080616192711.asp
■山梨大が専門医養成で4大学と連携へ 若手医師対象に5コース設け、相互派遣計画
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/06/16/2.html
■スター社と九産大 大学生が“空飛ぶ講義”
http://www.tvq.co.jp/news/news.php?did=3538
■健康と地産地消「岐女大弁当」発売/岐阜女子大学
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=6179
■金沢大学の新体制、学域学類発足記念式
http://www.hab.co.jp/headline/news0000001344.html
■食料危機、世界で考えよう 同大生らキャンペーン開始
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061600123&genre=G1&area=K00
■将来が不安、 不払い残業告発も 若手研究者アンケート HPに切実な声次々
http://www.shutoken-net.jp/2008/06/080616_4akahata.html
■高等学校教育の改革に関する推進状況
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/2007/index.htm

2008年06月16日

立命館大学、「特別転籍に関わる検証委員会」報告書

立命館学園一時金訴訟をすすめる会
 ∟●「特別転籍に関わる検証委員会」報告書(2008年6月9日)

 上記「報告書」を作成した「特別転籍に関する検証委員会」の委員構成は,7人のうち5人が立命館の常任理事会メンバー、うち3人が常務会メンバー(肥塚・中村の両君,仲上氏)である。この検証委員会の論議と報告は,全くの茶番ではないか。どこの世界において,問題を起こし処分される者から構成される委員会で,当該問題の検証が行われ得ようか。こうした常識を覆す処理方法の採用は,今の立命館の体質にあまりに相応しい。
 
 同「報告書」は,最後に「本検証委員会は,学校法人立命館,立命館大学が,この度特別転籍に関する社会的な批判を受けとめ,教育機関としての責務を一層深く自覚し,社会的責任という観点を強くもって,何よりも学生の成長の為に今後とも,教育・研究の改善に向けて,より一層の努力を重ねていくことを強く期待するとともに,本報告書において指摘した諸課題の改善に努めるよう提言する。」と結んでいる。

 自ら問題ある意思決定を行った常務会・常任理事会のメンバーが,「より一層の努力を重ねていくことを強く期待する」と他人事のように述べ,「改善に努めるよう提言する」と自分自身にのたまうとは,一体どのような神経をしているのだろうか。これは学外委員は別にして被処分者がいう言葉であろうか。

ゆにおん、No.50(2008.6.12)より

■特別転籍に関する理事会からの説明

 組合から要請をしていた特別転籍の問題について、検証委員会の報告を基本に中村教担常務理事から説明がされました。検証委員会報告を受けて、常任理事会としての見解について議論したが、文書が修正中であるということで、提示されませんでした。常任理事会見解に書かれているという、お詫びの文言を読み上げ、団交出席者には検証委員会報告書が配付されました。

 なお、文科省からの指摘について口頭で以下のように説明がありました。

文部科学省の指摘(以下の7点)

1)通常の転籍と異なり入学直後に極めて短期間におこなったこと
2)特定の学部・学科に限定しておこなったこと
3)1999 年度と2008 年度の転籍は受け入れ学部の多くで面接をせずに転籍の判断をおこなっていること
4)受け入れ学部の教授会での承認が学生への転籍通知後におこなわれていたこと
5)1994 年度と2008 年度の転籍は教学条件を考慮していたかを確認できなかったこと
6)1993 年度と1994 年度の転籍は大学設置認可基準を考慮しておこなったこと
7)1999 年度と2008 年度の転籍は大学設置認可基準および私学助成基準を考慮しておこなったこと

学校教育法144 条「教授会の議を経て、学長が定める」に違反し、私学振興助成法5 条の5「その他教育研究条件又は管理運営が適正を欠く場合」に該当


立命館大学特別転籍問題、文学部教授団・経済学部教授会有志・教職員組合ら 理事長、総長、相談役の退陣要求

http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/14/post_2277.php

経営陣の退任求める、立命館職組ら合同集会

 立命館大が定員を超えた生命科学部の新入生に他学部への「特別転籍」を募っていた問題で、立命館教職員組合連合と「一時金訴訟をすすめる会」、「立命館の民主主義を考える会」の合同集会が13日夜、衣笠キャンパスなど6会場で行われ、同大経営陣である総長、理事長、相談役など常務会メンバー全員の退任を求める特別アピールを採択しました。
 集会には約150人が参加。教職員、院生らからは、一部報道で明らかになった経営陣の処分内容(減給、手当てカット)や大学側が設置した検証委員会報告書に批判が集中。「一般企業であれば退陣しか考えられない」「特別転籍を実行した理事が入る検証委の報告書は茶番」「必死に私学助成署名に取り組む保護者に顔向けできない」などの意見が相次ぎました。立命館教職員組合連合の松本朗書記長は、「経営至上主義とトップダウンの独断的運営が招いた結果。意思決定した常務会の責任は重大」とのべ、今後退任を求める運動を強めていくとしています。
 転籍問題をめぐっては文部科学省が4日、補助金受給が目的で教育上合理的な理由がないとして、大学法人への経常費補助金の25%(約15億円)を減額する処分を下しました。

立命館、転籍問題で理事会を延期 役員処分案見直しへ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000028-kyt-l26

 立命館大の生命科学部新入生の「特別転籍」問題で、学校法人立命館は14日、同日午後に予定していた理事会と評議員会の延期を決めた。検証委員会の報告を受けて処分と学園の今後の対応を決める予定だったが、法人役員の減給などの処分案を全面的に見直す。
 長田豊臣理事長が同日午前、開催延期を決め、関係者に通知した。処分と対応については、改めて常任理事会などで検討する。検証委員会を開く予定はないという。
 特別転籍について、検証委員会は9日に「(学生の)教学条件改善より私学助成金基準を優先した」「法令に基づかずに行われていた」などと特別転籍の問題点を指摘する報告をまとめた。立命館は、常任理事会などで処分と対応を検討。長田理事長を給与50%カット6カ月、川口清史総長を同4カ月などとする役員25人の処分案を決めた。
 処分案と報告書について、教職員と学生は「私学助成金のカットは理事会の重大な責任」と厳しく批判。13日に立命館大や立命館アジア太平洋大(大分県)などで抗議集会を開き、執行部退任を求める決議を行った。


[関連ニュース]
執行部の退任要求決議 立命大転籍問題 教職員ら抗議集会
立命館教職員組合 総長・理事長の退任要求決議
立命館大「特別転籍」問題 総長、理事長会見を延期

「公費助成運動の衰退招く」 立命転籍問題

http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/13/post_2233.php

 生命科学部の転籍問題で補助金カットが決定した立命館大学(京都市北区、中京区)で9日、全学で公費助成の運動を進める公助連事務局会議が開かれ、補助金カットによる公費助成運動への影響が問題になりました。
 院生連合協議会、学友会、教職員組合からは「転籍問題は公費助成運動の衰退を招くことになる」(院生連合協議会)、「学生は大学に不信感を募らせている。問題の総括がなければとりくむことは難しい」(学友会)、「公費助成の運動が進まないことについて、謝罪はあってしかるべき」(教職員組合)など厳しい意見が出されました。
 3団体の意見に対し、公助連事務局は「常任理事会が総括をしている中で、立ち入った見解は今の段階ではできない」と述べるにとどまりました。
 なお公助連ではこれまで私大教連と同じ公費助成を求める署名を使っていましたが、今回から大学独自の署名にするとの提案にも批判が出ました。

[関連ニュース]
立命館大「特別転籍」問題 学生向け説明会で学長謝罪へ
理事長ら処分へ=新入生転籍問題-立命館

横浜市大に職員倫理規定

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080613-OYT8T00092.htm

 横浜市立大医学部の学位取得を巡る謝礼問題で、職員倫理規程を策定するなどの同大の再発防止策の骨子が、12日の市議会常任委員会で公表された。同大では、問題の最終的な調査結果とともに今月末までに再発防止策をまとめる。

 防止策の骨子は、〈1〉職員倫理規程を策定〈2〉病院に対する医師派遣の受け付け窓口の一本化〈3〉学位審査委員の利害関係者の排除――など。…


教授が研究費で作ったテキストを有料配布 奈良教育大が処分

http://sankei.jp.msn.com/life/education/080613/edc0806132101005-n1.htm

 国立大学法人奈良教育大学(奈良市)は13日、60歳代の男性教授が、校費をもとに作ったテキストを学生に買わせて得た代金を、自身の作業を手伝う学生へのアルバイト料や、外部から呼んだ講師への謝礼に充てていたと発表した。…

[同ニュース]
研究費不正:公費でテキスト、学生に販売 奈良教育大教授

宇宙基本法の成立を憂える

日本私大教連
 ∟●平民新聞、其の三

宇宙基本法の成立を憂える

5 月13 日の衆議院本会議での強行成立に続き、同月21 日の参議院本会議で自民、公明、民主3 党が宇宙空間の軍事利用に道を開く宇宙基本法を強行成立させたことに強く抗議する。同時に、わが国の宇宙開発の将来を憂える。 …


全国の私大春闘アピ-ル

北海道私大教連
 ∟●全国の私大春闘アピ-ル

 日本私大教連は6月8日に全国代表者会議を行い、北海道私大教連からも代表が参加しました。その会議での「春闘アピール」から要旨を掲載します。

08春闘と私大助成運動をとりまく情勢は、
①この間の増税・社会保険料値上げによる可処分所得の減少、生活必需品の値上げラッシュによる家計負担増の中で取り組まれています(東京私大教連の試算では、4人家族・年収750万円世帯の私大教職員の場合、可処分所得は2000年より4.72%減少、物価高による負担は対前年比0.94%増)。
②「競争と淘汰」の大学政策の下で、多忙化と長時間労働が深刻化し、健康不安が増大する中で取り組まれています。このことは、労働安全衛生法で規定されている「安全衛生委員会」への関心の高まりにも示されています。
③大学の主人公であるべき学生の就学環境の悪化、格差拡大により大学教育を受ける権利が脅かされる中で取り組まれています。高学費問題への社会的関心のかつてない高まりは、民主党の「高等教育無償化法案」や共産党の学費提言に反映しています。また、国際平均並みの教育予算要求へと踏み出した文部科学省と、これを認めようとしない財務省との対立が先鋭化しています。

08春闘と私大助成運動は、働く者の生活・健康と権利、学生の大学教育を受ける権利を守り、同時に、知性に裏打ちされ、社会に恥じない「大学らしさ」を取り戻す上で、きわめて重要な意義をもつたたかいになってきています。
 ベアを軸とした賃金要求を正面から掲げ、1日でも早く、1回でも多く団交日程を入れ、粘り強く春闘団交を推し進めていきましょう。そして全国各地の私大春闘を一つの大きな流れにすることで、大きな前進を勝ち取りましょう。


青森県立保健大学長選の中傷問題、懲戒の教授が慰謝料請求 大学側は争う構え

http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080614ddlk02040034000c.html

 県立保健大(青森市)の学長選をめぐり中傷メールが送られた問題で、懲戒処分を受けた男性教授(54)が、講義や教授会などへの出席をさせなかったのは違法だとして、県と大学を相手取り、講義への出席や慰謝料などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、青森地裁(貝原信之裁判長)であった。県と大学側は請求棄却を求めた答弁書を提出し、全面的に争う姿勢を示した。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■奈良先端科技大:脊椎動物の血管形成の過程を解明
http://mainichi.jp/select/science/news/20080614k0000m040089000c.html
■東北大:実験中にフラスコ破裂、1人けが
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080614k0000m040032000c.html
■東北大でビーカー破裂 大学院生がけが
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080613t13049.htm
■万能細胞臨床に国際指針 国際学会、悪質な研究による被害防止
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080613AT1G1300H13062008.html
■硫化水素?学生ら200人避難 京都橘大近くの山で異臭
http://www.asahi.com/national/update/0613/OSK200806130021.html
■大学・地域の活性化提案 「沖大は私が変える」学生発表
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133084-storytopic-7.html
■乙訓地域の府立3高、関大に進学枠 公立初、協定へ 09年度各10―11人
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061300016&genre=F1&area=K00
■キャンパる・なにコレ!?:学生主体の「学校ボランティア」
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080613dde012070060000c.html
■秋葉原殺傷事件、非正規雇用者の実情に広がる懸念
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2404762/3022578
■奥羽大が来年度から学費を値下げ
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200806136
■22日に福島医大の移転20周年式典
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200806131
■波紋広げる奨学金制度 藤枝明誠高が大学受験料肩代わり!?
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080613/CK2008061302000216.html
■放射性物質含む羅針盤流通 届け出必要、文科省が注意
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061301000838.html
■五洋建設、2カ月の指名停止 文科省汚職事件受け
http://www.asahi.com/national/update/0613/TKY200806130252.html
■大学受験の改革~質と量の低下に向けて
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080613-00000014-tsuka-soci
■校施設75カ所で被害=岩手など4県-文科省まとめ・東北地震
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008061400265
■広大と新素材開発へ マツダ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806140048.html
■酪農家ら厳しい現状訴え 京都大で農と食のシンポ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061400189&genre=G1&area=K00
■関西大:進学枠設置へ 向陽などの3高で計32人--府教委発表 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080614ddlk26100567000c.html
■盛岡大:食物栄養科4年制化 来年度断念、10年度開設へ /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080614ddlk03100121000c.html
■相互理解深める 沖国大生、松山大で交流
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133133-storytopic-7.html
■全大教と党が懇談 学費軽減と就職難解決めぐり
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-14/2008061405_01_0.html
■府立3高に関大進学枠・・・京都・乙訓地域
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080614kk01.htm
■「京大博士」 変身大作戦 72人10月から 求人増狙い
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061400040&genre=G1&area=K00
■災害時 学生救助隊  宮代町 実施計画 日本工大と協定
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080613-OYT8T00908.htm
■高知大 指定管理者に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20080613-OYT8T00689.htm
■「無料」で定員の7倍殺到 教員免許更新講習 北大での試行実施
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/98775_all.html
■イラン邦人誘拐:横浜国大学長「心のケアで力付けたい」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080615k0000e040039000c.html
■福医大・本間講師が女性科学者の会奨励賞 県内初受賞、がん化一端解明
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=1852110&newsMode=article
■「早く元気づけたい」=学長ら会見-イラン邦人解放
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008061500091
■「心のケアをしてあげたい」と横国大学長 中村さん解放
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080615/crm0806151347009-n1.htm
■北大水産学部、研究室を焼く 実験中に引火 函館
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/99000.html

2008年06月13日

「動機は助成金不交付の回避」、立命館大特別転籍問題

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200806120015.html

 立命館大が入学者が多すぎて国の補助(助成)金交付基準を超えてしまった学部で他学部への「特別転籍」を募っていた問題で、同大学が設けた検証委員会(委員長・山本真一広島大教授)は、私学助成金の不交付を避けるのが理由だったと認定する報告書をまとめた。…

助成金交付を優先 立命大転籍 教授会の審議不十分

京都新聞

 立命館大が生命科学部の新入生に他学部への「特別転籍」を募集した問題で、学校法人立命館が設置した検証委員会の報告書骨子が11日、明らかになった。「(学生の)教学条件改善より私学助成金基準を優先した」と問題点を指摘しているが、「法人執行部の責任が明確でない」と教職員から強い批判が出ている。…


[同ニュース]
立命館、理事長ら25人処分へ=新入生転籍問題
立命館、理事長など経営陣25人処分へ
助成金交付を優先 立命大転籍 教授会の審議不十分
経営陣25人処分 立命大転籍問題
立命館大学長ら減給へ…新入生転籍問題
立命館大 新入生転籍経営陣25人処分へ

支援怠れば「教育亡国」、高等教育投資拡大求め声明

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/98469.html

 高等教育への支援を怠れば、日本は「教育亡国」の道を歩むことになる-。慶応大の安西祐一郎塾長ら中教審委員の4人が12日の会合で、教育振興基本計画の策定を進める政府に、大学や大学院など高等教育への財政支出拡大を訴える緊急声明を発表した。渡海紀三朗文部科学相にも要望書を提出した。…

[同ニュース]
慶応塾長ら「教育亡国回避へ投資を」 中教審に声明提出

大学CIOフォーラム、なくせ「縦割り」の弊害 模索する国立大

http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080612mog00m100017000c.html

 大学のIT戦略を統括するCIO(最高情報責任者)が意見交換する第5回「大学CIOフォーラム」が11日、東京都内で開かれた。…

岡山大薬物混入 研究室、鍵の隠し場所変更 昨年、学内で盗難事件相次ぎ

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080611-OYT8T00976.htm

 岡山大薬学部の50歳代の男性教授が、5月20日に研究室でアジ化ナトリウムが入ったコーヒーを飲み薬物中毒になった事件で、この研究室は部屋の鍵の隠し場所を2007年に変更していたことが、大学関係者の証言でわかった。…

難関大受験生に“奨励金” 静岡の私立校、数万円以上

http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061201000741.html

 静岡県藤枝市の私立藤枝明誠高校(塙博校長)が、今春の大学入試で難関大を受験するなどした生徒28人に、それぞれ数万-20数万円の奨励金を支給していたことが12日、分かった。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■県内8大学、短大、高専 連携強化へ推進会議
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=4214
■佐賀大学が新材料で緑色LEDを試作、「低コスト化と高効率化に向く」
http://www.nikkeibp.co.jp/news/manu08q2/574665/
■学術データベースで選ぶ大学・大学院
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it08q2/574619/
■新学舎に若き独創 滋賀県立大 教授と院生が設計
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061200045&genre=G1&area=S00
■自治医大で採血器具の使い回し発覚 平成18年~20年
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/080612/tcg0806120333001-n1.htm
■関大が市伊丹高校を特別推薦校に指定、県内公立高で初 兵庫
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/hyogo/080612/hyg0806120250000-n1.htm
■県経営者協会:大学と連携確認--総会 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080612ddlk18020712000c.html
■東京理科大:大子町に研修施設 県立大子二高跡地を町が土地取得、無償貸与 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080612ddlk08100109000c.html
■長野大:学術交流と留学生受け入れで協定--韓国の大学、女子高と初 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080612ddlk20040123000c.html
■留学が困難な学生支援/文園さん沖国大に400万円
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806121700_05.html
■法政大学逮捕事件~勾留理由開示公判
http://www.labornetjp.org/EventItem/1213238281188staff01
■弘大の就職率、全国上回る過去最高の97.2%
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/06/2347.html
■宗像市と市内3大学が連携 「協働大学」56人入学 地域づくりの人材養成へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/28098
■受講料、半年で600万円 東大がビジネスリーダー講座
http://www.asahi.com/national/update/0611/TKY200806110276.html
■県経営者協会:大学と連携確認--総会 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080612-00000247-mailo-l18
■東京理科大:大子町に研修施設 県立大子二高跡地を町が土地取得、無償貸与 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080612-00000153-mailo-l08
■売れる食品つくろう! 山形大と企業が開発組織
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080612-00000004-khk-l06
■新県立大学長に現県立大学長
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080612-OYT1T00033.htm?f=k

2008年06月12日

首都大学東京、業績給成績率 最上位8% 上位3%で妥結

首都大学東京労組
 ∟●手から手へ第2491号

最上位8% 上位3%で妥結
業績給今年度暫定成績率
秋期交渉で再度制度全般を含めて協議

*********************

 業績給成績率について、組合は5月30日専門委員会交渉において、最上位8%、上位3%を今年度の暫定率とすることで、法人との間に合意しました。…


奨学金返済の延滞率高い大学、公表へ…日本学生支援機構

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080611-OYT1T00055.htm

 奨学金の貸与事業を行う独立行政法人の「日本学生支援機構」は10日、奨学金の返済が滞っている卒業生の割合が高い大学などの学校名を公表する方針を決めた。…

立命大の元応援団長を逮捕 解散取り消しの強要容疑

http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061101000656.html

 立命館大(京都市)が部員の暴行を理由に解散させた応援団リーダー部を復活させるよう、元顧問の教授を脅したとして、京都府警堀川署は11日、強要未遂容疑で元応援団長の情報理工学部5年羽戸康哲容疑者(22)=京都市南区久世上久世町=を逮捕した。…

[同ニュース]
職員を脅した疑い、立命館大・応援団の元部員逮捕へ
立命大の元応援団長を逮捕 解散取り消しの強要容疑
応援団復活求め、教授脅した疑い 立命大5年生を逮捕
立命大の元応援団長を逮捕 解散解除の強要未遂容疑で堀川署

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■弘大就職率、過去最高の97.2%
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080611193234.asp
■自治医大で採血器具使い回し、実習や健康教室で複数回使用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080611-OYT1T00700.htm
■東大がエリート社会人養成=授業は半年、受講料600万円
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008061100527
■名古屋大:64人の情報入り、非常勤講師のパソコン紛失
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080611k0000e040076000c.html
■全入時代に変わる大学 未来を切り拓く人材育成のために
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200806110050a.nwc
■採血器具使い回し:県立医療技術大で /愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080611ddlk38040747000c.html
■採血器具使い回し:県立大でも 相談窓口設置し対応 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080611ddlk25040701000c.html
■三重大:“伊賀拠点”が起工 産学官が共同研究、来年度開所へ /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080611ddlk24100420000c.html
■神戸大の留学生らが募金訴え ミャンマー・サイクロン被害
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001127987.shtml
■高知工科大がナノ研設立
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080611kk03.htm
■理想の大学考えるシンポ
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080611-OYT8T00276.htm
■東京理科大 「授業の達人」養成中
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080611-OYT8T00266.htm
■沖大50周年 「共創」宣言
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806111300_02.html
■「教職実践演習」を新設 文科省方針
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080611AT1G1002O10062008.html
■九大、スターフライヤーと連携 デザインで共同研究
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080610c6c1002k10.html
■育てエコの専門家 秋田大・秋田県
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080611t45009.htm
■ほたるガイド養成講座開講 豊南短大
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=10964
■大学祭 2年連続中止 富山大五福キャンパス
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080611-OYT8T00098.htm
■県立2大学2011年法人化 知事、県会表明
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20080610-OYT8T00924.htm
■日雇い派遣で働く人々と制度の良し悪し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000021-tsuka-bus_all
■和歌山大:地域との連携で60周年、創立記念式典 観光学部も設置 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000167-mailo-l30
■採血器具使い回し:キャップ再使用、2機関で676人に /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000175-mailo-l17
■岩手大大学院工学研究科:金型・鋳造専攻が人気 県外企業の社員入学も /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000104-mailo-l03
■広島女学院大も学生が講義で
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806120137.html
■広島大医学部でも使い回し
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806120136.html
■自治医大で採血器具使い回し、実習や健康教室で複数回使用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080611-OYT1T00700.htm?from=navr

2008年06月11日

大学ランク「過信ご注意」 専門家が警鐘 OECD、各国影響調査

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080610-OYT8T00220.htm

 経済協力開発機構(OECD)などが、大学ランキングについて、各国の高等教育への影響を調べている。…

新首都圏ネットワーク、大学において急増する非正規雇用の教職員:実態調査と資料提供のお願い

新首都圏ネットワーク
 ∟●大学において急増する非正規雇用の教職員:実態調査と資料提供のお願い

大学において急増する非正規雇用の教職員:実態調査と資料提供のお願い

2008年6月8日 国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局

非正規雇用者は社会全体で増え続け、全労働者のなかに占める割合は33.5%と既に3分の1を越えています(男18.7%、女54.0%、2007年総務省「労働力調査」)。この非正規雇用者の急増が生み出す深刻な諸問題については既に多くのところで指摘され、労働組合側からの反撃も開始されているところです(たとえば「格差社会にいどむユニオン」木下武男、2007年、花伝社)。

では大学はどうなのでしょうか。…


千葉大の園芸学部移転、反対する会に新たに54団体

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080610ddlk12100325000c.html

 千葉大学園芸学部(松戸市)が、大学本部のある西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)への移転を検討している問題で、松戸市の市民団体でつくる「移転に反対する市民の会」(会長=山室一雄・松戸市市政協力委員連合会会長)は9日、同市内で拡大代表者会議を開いた。7月末までに10万人を目標とする移転反対署名を集め、千葉大学などに移転をとどまるよう要請することなどを決めた。…

セクハラ教授を減給 北九州市立大、「謝っているのに…」としつこく連絡

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080610/crm0806102009037-n1.htm

 北九州市立大は10日、女性教員にキスをした男性教授(56)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■法人化は2011年4月 県立大、看護大 6月県議会が開会
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20080610002.htm
■大学病院への製薬会社寄付、一般教員32%が「避けるべき」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080610-OYT1T00198.htm
■中国人学生の奨学生を募集 道日中経済友好協会
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/97947.html
■大学と企業をマッチング 金大 北國、北陸銀と包括連携協定
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080610302.htm
■大学研究室のコーヒーから毒物 飲んだ教授、一時入院
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008061002000086.html
■アジ化ナトリウム:飲み物に混入 岡山大教授が一時入院
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080610k0000m040168000c.html
■岡山大学でコーヒー飲んだ教授が薬物中毒
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/10/2008061000190271000.html
■看護大や七尾市で採血器具を使い回し
http://www.hab.co.jp/headline/news0000001316.html
■東大ほか27機関、「グリーン東大工学部プロジェクト」を発足
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=3689
■金沢大:医学類、09年度から定員5人増 学長が知事に報告 /石川
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080610ddlk17100485000c.html
■大阪と佐賀にも早大の系属校
http://www.asahi.com/kids/news/TKY200806100112.html
■県立大 635人に採血器使い回し 看護学科など血液検査実施へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080609-OYT8T00640.htm
■10月入学制度を導入/横浜国大教育人間科学部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080610-00000015-kana-l14
■名大学園祭の食中毒77人に クレープ生地の作り置きが原因
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080610/crm0806102139045-n1.htm
■滋賀県立大で採血器具使い回し 実習や模擬講義で700人
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061000136&genre=C4&area=S00
■10月入学制度を導入/横浜国大教育人間科学部
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijun0806210/

2008年06月10日

横浜市立大学教員組合、教員評価制度に関する組合の要求声明

横浜市立大学教員組合
 ∟●組合ウィークリー 2008.6.9

教員評価制度に関する組合の要求声明

 5月29日(木)教員組合では拡大執行委員会を開いて、教員評価制度に関して検討しました。教員組合は、教員組合として納得できる教員評価制度が作られ、かつ妥当な運営がなされるのであれば、平成20年度の評価結果を翌年度の処遇に反映することに反対しません。そこで、教員組合は、当局と折衝を重ねています。しかし、現段階では教員評価制度には大きな問題があり、このままではとうてい処遇への反映に合意できません。

2008年6月9日

教員評価制度に関する組合の要求声明

横浜市立大学教員組合

1.平成19年度の教員評価結果について、領域ごとに1次評価者の評価結果および2次評価者の評価結果を各教員に文書で示せ。

2.平成19年度の評価基準を示せ。教育評価者研修においてA~Cそれぞれの評価基準について、いかなる方針が示されたのか、説明を求める。

3.評価者の修正意見は助言にとどまり、指揮・命令は許されるべきでない。ウエイト変更も指示は許されない。教員間には、管理職の選任方法、その教育研究能力および評価能力について大きな疑問がある。多くの教員が、管理職から修正要求を受けることに、大きな疑問・不満を抱いている。現行の管理職(評価者)の選任方法、それによって選任された管理職(評価者)の教育研究能力および評価能力が、教員評価を客観的かつ公平におこなうに十分なものであるということは何によって保証されるのか、その根拠を説明せよ。

4.コース長・共通教養長の選出方法をコース所属教員・担当教員の互選に改めよ。管理職に各教員の研究内容等に関して判断できる能力があるのか疑問の声が強い。上からの管理職任命というシステムのもとでは、パワーハラスメントの温床を一つ増やすこととになり危険である。

5.「平成19年度教員評価不服申立の手続きに関する取扱」は不適当な内容を多く含む。平成19年度教員評価結果に対する不服申立制度について事前に教員組合に協議しなかったことに強く抗議する。平成19年度の教員評価不服申立の手続きおよび平成20年度以降の教員評価不服申立の手続きについて組合と直ちに協議せよ。

6.「平成20年度教員評価の実施について」(平成20年5月21日付)において、「法人としては、諸課題を整理したうえで、20年度の評価結果については21年度の給与等の処遇に反映していく予定です」等と記しているが、2006年11月30日の団交時に当局が回答しているように、「処遇への反映は教員組合との協議事項」であり、「処遇への反映は、教員の理解が得られてから」(以上、「団交の記録」(平成18年11月30日))であったはずである。当局は団交において回答した自らの発言内容を堅守せよ。

7.「平成20年度教員評価の実施について」において、「SDシート未提出者は、今後設定する評価の中で最低の評価となります」旨記しているが、本学の評価制度が様々の重大問題を抱えていて修正の必要性があるにもかかわらず、このようにSDシート提出を強制するのは不当である。本学の評価制度についてこれまで教員から出された意見が具体的にどのように反映されたのか、明らかにせよ。

8. 昨年度秋、SDシートに記載するほかに、別の事項についても記載するよう求める文書が送られてきた。平成20年度に教員評価に関してSDシートの他に教員が記載するものがあるのか回答を求める。

9.学校教育法に基づいて本来教授会が審議事項として決めるべきことが教育実績の評価を行う前提となる。カリキュラムの編成を全面的に教授会・コース会議の権限とせよ。

10.上記に掲げた事項が明らかにならなければ、本年度のSDシートを適切に記載できない。SDシート提出期限を延期せよ。


学士課程の教育構築で私大団体連等が意見発表

http://www.zenshigaku-np.co.jp/news/2008/news2008060321000101.html

基本姿勢や戦略具体性欠く
高校団体は高大接続テスト不支持

 中央教育審議会大学分科会の制度・教育部会(部会長=郷通子・お茶の水女子大学長)は、五月十三日と同二十二日にそれぞれ会合を開催し、先にまとめられた「学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)」についての関係団体からの意見聴取を実施した。…


国立大の出資解禁 成長戦略大綱改定案 府省横断で技術推進費

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000048-san-bus_all

 国立大教授の起業もサポート。経済産業省が策定中の経済成長戦略大綱改定案が7日、明らかになった。大学が研究成果を生かしてベンチャー企業を興すなど、産学の連携をより緊密にするため、国立大学が企業に直接出資できるようにすることを盛り込んだ。…

立命館の民主主義を考える会、第2回フォーラム報告集

立命館の民主主義を考える会
 ∟●第2回フォーラム報告集

第2回フォーラム報告集

2008/4/16に開催しました、「立命館の民主主義を考える会(元教職員)」
第2回フォーラムの報告集が完成しました。
ホームページから閲覧できるようなりました。
下記、アドレスをクリックの上、ご拝読ください。

http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/rits_democracy/lst?.dir=/&.src=bc&.done=http%3a//briefcase.yahoo.co.jp/&.view=l


文科省、立命館大学生命科学部における入学措置直後の転学部措置について

http://www.nicer.go.jp/lom/data/contents/bgj/2008060403001.pdf

以下は,毎日新聞記事。
http://mainichi.jp/kansai/news/20080605ddf001100004000c.html

立命館大:転部問題 99年にマニュアル作成 新学科不許可避け

 立命館大(京都市中京区)の転部(特別転籍)問題で、同大学が入学者の超過率が高いと予定している学科などの新設が許可されないことを懸念し、特別転籍のケースを事前に定めたマニュアルを99年に作っていたことが分かった。大学側は「あくまで学生の教育環境に配慮した措置」としてきたが、大学運営を重視した措置だったことが裏付けられた。

 文書は「2000年度入学者の『特別転籍』実施手続きについて」と題し、99年12月の日付で「取扱注意」と付記されていた。

 特別転籍を募る場合を(1)過去4年間の超過率の平均が学部単位で1・5倍を超え、学部・学科の新設が認められなくなる場合(2)同期間の平均超過率が1・3倍を超え、大学院新専攻設置の審査が慎重審議の対象となる場合(3)超過率が1・47倍(今年度は1・4倍)を超え、私立大学等経常費補助金が受けられなくなる場合、と明記。

 「大学設置審査分科会決定の審査内規で学部などの設置や定員増が認められない」((1)のケース)などと説明。00年度に産業社会学部人間福祉学科など2学科の設置申請、大学院で2件の新研究科・専攻の設置協議を控えているとし、入学者数が基準を上回れば「ただちに特別転籍の募集を行う」としていた。

 実施は常任理事会が決め、関係学部の教授会は追認と記載。今年度の生命科学部の特別転籍はこの手順で行われた。それまではマニュアルの基準を上回る超過はなく、学科などの設置も認められてきた。

 マニュアルの作成理由について、立命館大広報課は「特別転籍が必要になった場合、実施が遅れて授業を受けられなくなるなどの学生の不利益を回避するためだった」としている。


文科省、学校法人瀬戸内学院における退職資金の不正受給等について

http://www.nicer.go.jp/lom/data/contents/bgj/2008060602002.pdf

府立高校教務補助員305人解雇、橋下知事「橋ライトアップ1.8億円」

働き方ネット大阪
 ∟●府立高校教務補助員305人解雇、橋下知事「橋ライトアップ1.8億円」

 5日公表の「大阪維新」プログラム(案)は、新自由主義にそった自治体市場化そのもの、政府と財界の入り知恵である。そのなかで、府立高校の教務補助員305人が来年度に任用しない、すなわち全員解雇が言い渡されたのである。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■和歌山大が記念式典 創立60年と観光学部設置祝う
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=147373
■理不尽な落命…東京芸大生、就職内定もむなし
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080609-OYT1T00180.htm
■温暖化に負けぬ漁業を 北大公開講座始まる 函館
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/97854.html
■公務員の採用試験見直し 人事院初会合 来春に報告
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/97803.html
■女子医学生と女性医師が交流会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080608124142.asp
■ITで省エネ 東大で実験へ
http://www.nhk.or.jp/news/t10015133161000.html
■岡山大学で意識もうろうとなった教授のコーヒーから毒物の「アジ化ナトリウム」検出
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00134363.html
■考古学:発掘調査も「資格」の時代? 早大が考古調査士養成プログラム開設
http://mainichi.jp/enta/art/news/20080609dde014040006000c.html
■教育への攻撃はね返せ 「教科書ネット」 10周年で総会
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-08/2008060814_02_0.html
■貧困再生産なくそう 札幌 生存権を考えるシンポ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-08/2008060815_03_0.html
■小さな大学の大きな挑戦 沖縄大学50年の軌跡
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132919-storytopic-90.html
■下宿生の費用(北海道)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080606-OYT1T00666.htm?f=k
■福井大 医学部学士編入試験ミス
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080606-OYT1T00844.htm?f=k
■神大医学部 奨学金対象全学生に拡大 県が今年度 昨年度の1年生応募ゼロで
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080606-OYT1T00368.htm?f=k
■コーヒーに毒物、教授入院=岡山大研究室でアジ化ナトリウム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008060900857
■岡山大薬学部でコーヒーに薬物、飲んだ教授が中毒で入院
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080609-OYT1T00399.htm
■岡山大薬学部で毒物混入 傷害容疑で捜査
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080609/crm0806092020044-n1.htm
■岡山大教授の飲料物からアジ化ナトリウム 一時、体調の不調訴える
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/09/2008060919575122003.html
■医師の労働環境改善など訴え―全医連設立集会
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/16484.html

2008年06月09日

前医学部長を厳重注意処分 横浜市大、セクハラ発言で

http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008060601000853.html

 横浜市立大の前医学部長嶋田紘教授(64)が女性医師(33)にセクハラ(性的嫌がらせ)やパワーハラスメントをしていたと認定された問題で、同大は6日、女性医師を傷つけ、大学の信用を失墜させたとして、嶋田教授を同日付で学長による文書厳重注意処分にしたと発表した。…

[同ニュース]
横浜市立大前医学部長のパワハラ:嶋田教授を学長文書厳重注意
横浜市立大、前医学部長をセクハラなどで注意処分

千葉大学ユニオン、教員定期評価制度について

千葉大学ユニオン
 ∟●ユニオンニュースNo.38

教員定期評価制度について

 昨年度の後半、理事会より提案のあった教員再審査制度は、ユニオンとの団交や、度重なる学内での審議を経て、年度末3 月の教育研究評議会で「国立大学法人千葉大学教員の定期評価に関する規程」として制定されました。現在は、実施要領案が議論されているところですが、今後、この制度が実施されていく中で、ユニオンが懸念し、指摘してきた問題点は残っています。…


北海道の私大新入生07年度家計負担調査結果、私大助成推進協議会

北海道私立学校教職員組合
 ∟●北海道の私大新入生07年度家計負担調査結

 道私大助成推進協は6日、07年度の道内私大新入生を対象に実施した家計負担調査の結果を発表しました。自宅外生では家計平均税込み年収の3分の1以上が学費と仕送りに消える、など他の先進国では考えられない深刻な教育費負担の実態が浮き彫りになっています。同調査結果の概要は7日付けの北海道新聞朝刊、読売新聞朝刊(北海道)が報じています。また、結果をまとめた冊子をご希望の方は電子メールで問い合わせください。私大助成請願署名にご協力いただける方に送料無料でお送りします。

[同ニュース]
札幌圏 私大生仕送り年91万円 07年入学、2番目の低さ
下宿生の費用、親の年収の37%

損害賠償、准教授が佐賀大を提訴「学生募集、認めず」

http://mainichi.jp/area/saga/news/20080606ddlk41040680000c.html

 佐賀大学の准教授が、自分の研究分野の学生募集などを認められず精神的苦痛を受けたとして、同大などを相手取り、300万円の損害賠償を求める訴えを佐賀地裁に起こしていたことが5日、分かった。…

純真短大元学長の経歴ウソ、学校法人に補助金返還命令

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080606-OYS1T00464.htm

 学校法人「純真学園」(福岡市)が純真短大(同)の学科新設申請の際に当時の学長の経歴を偽った問題で、「日本私立学校振興・共済事業団」(東京)は同学園に、2007年度に交付した経常費補助金約1億9500万円のうち、約1億5000万円の返還を命じた。…

夙川学院、昨年度分補助金を返還へ 大学開設で虚偽申請

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200806060043.html

 学校法人夙川学院(兵庫県西宮市)が、神戸夙川学院大(神戸市)新設のための開設申請書に虚偽の記述をしていた問題で、文部科学省の外郭団体「日本私立学校振興・共済事業団」は同法人に対し、07年度に交付した私立大学等経常費補助金の全額1億1775万6千円の返還を求めることを決めた。08年度の補助金も全額カットする。 …

早稲田大が大阪と佐賀に中高一貫の系列校

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080606-OYT1T00637.htm
[同ニュース]

 早稲田大は6日、大阪府と佐賀県に新たに中高一貫の系列校を設けると発表した。…

早稲田西に展開 大阪、佐賀にも系属校設置

教育基本計画 予算増に明確な論拠を示せ

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080605-OYT1T00860.htm

 教育は、「国家百年の計」である。厳しい財政事情の中でも、教育予算の確保は重要だ。だが、国の教育振興基本計画の原案で文部科学省が示した数値目標は、あまりに粗雑に過ぎるのではないか。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■新卒採用、来春も増加=厚労省調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008060600713
■文科省、若手研究者養成を目指すイノベーション人材養成拠点を公表
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz08q2/574053/
■栄養科学部の開設延期 盛岡大
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080606_6
■橋下大阪府知事:維新案、私立学校に厳しいs助成削減方針
http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2008/06/06/20080606k0000m010147000c.html
■長野大学が韓国の大学、高校と協定
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/080606/ngn0806060325000-n1.htm
■香川大と高松市、連携協力に関する協定締結
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/kagawa/080606/kgw0806060323001-n1.htm
■世界に類を見ない高額費の立命館大学
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/06/post_1853.php
■大学などに研究費を助成
http://www2.knb.ne.jp/news/20080606_16039.htm
■連携:埼玉大など4大学院がITで 即戦力へ技術者養成 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080606ddlk11040349000c.html
■瀬戸内学院、退職金1億2500万円を不正流用
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20080606000125
■上告断念で早期原爆認定要望
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806070084.html
■99~07年大学受験成績優秀者調査、女子が多数に
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200806060186.html
■成年後見制度テーマに公開講座/神奈川大学
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijun0806115/
■タクシー接待で金品受領502人 官房長官、財務相が職員処分の意向
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008060602000263.html
■文科省でも10人が延べ13回…深夜タクシーでビールなど受け取る
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080606-OHT1T00181.htm
■全国の高専ネットワーク化 中教審が振興策の答申素案
http://www.47news.jp/news/2008/06/post_726.html
■橋下・大阪府知事:職員との集会で厚労と文科省を批判
http://mainichi.jp/kansai/hashimoto/news/20080604ddf041010015000c.html
■早大理工:日本語ダメでも受験可 09年度から留学生入試
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080607k0000e040058000c.html
■島根県立大短大でも使い回し
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806070028.html
■金大と包括連携 北國、北陸銀
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080607302.htm
■福井大編入試験で出題ミス
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/080607/fki0806070217000-n1.htm
■大学生き残り 親囲い込み “過保護”逆手に情報発信
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008060790135040.html
■横顔ファイル:岩大学長に就任した、藤井克己さん /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080607ddlk03070010000c.html
■学費軽減 全く同感
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-07/2008060703_01_0.html
■早稲田大が大阪、佐賀に中高一貫の系列校
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080607-OYT8T00207.htm
■採血器具使い回し 県立大短大部431人に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20080606-OYT8T00730.htm
■留学生30万人計画、就職活動の規制緩和 中教審
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080607AT1G0504106062008.html
■「高専」振興に5カ年計画=産学連携、新学科展開で策定へ-文科省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008060700067
■平成20年度「地域産業の担い手育成プロジェクト」の採択結果について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/06/08060505.htm
■「補助金不交付は打撃」 学院側会見
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20080605-OYT8T00831.htm
■名古屋大学:学園祭模擬店で食中毒か 42人を病院に搬送
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080608k0000m040090000c.html
■核兵器廃絶を求めて
http://www.jrt.co.jp/news/scripts/newscont.asp?NewsId=10875
■採血器具使い回し:県立大、実習で 健康被害の報告なし /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080607ddlk32040783000c.html
■提訴:「不必要手術、下半身がまひ」 男性、鹿大に損賠求め /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080607-00000301-mailo-l46
■原爆症認定訴訟:上告断念へ 原告ら「早く終わらせて」 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080607-00000265-mailo-l34

2008年06月06日

あった!「立命大・転籍マニュアル」

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080605058.html

 立命館大(京都市)が、今春新設した生命科学部の入学者が定員を超過したため他学部への転籍を募集した問題で、大学側が1999年、補助金が不交付になることを懸念し、転籍のマニュアル文書を作っていたことが5日、分かった。

 立命館大は「転籍実施が遅れて授業が受けられなくなるなど、学生の不利益を回避するため作成した」と説明しているが、補助金不交付を避ける目的だったことがあらためて裏付けられた。

 転籍募集は他学部でも、93~99年に計4回実施している。

 文書には、転籍実施は「超過率が1・47倍を超え、補助金が受けられなくなる場合」などと明記。定員を上回ると「ただちに転籍の募集を行う」と定めている。

 文部科学省は4日、転籍募集は「私学助成で不利にならないことが目的だったと考えられる」と大学側に伝え、補助金の減額が決まった。


高知大学長選考訴訟、新しい段階―行政訴訟―へ

■「意見広告の会」ニュース451より

学長選考問題 高知大との訴訟取り下げへ 原告側 任命の国提訴準備

「高知新聞」 5/31

 昨年の高知大学長選考で相良祐輔氏を学長に選んだ選考会議の決定無効を求め、高知大を訴えている教授らは30日、文部科学省が高知大学長に相良氏を任命したことから、訴えを取り下げる方向で検討に入った。今後は行政事件訴訟法に基づき、任命から6カ月以内に国を相手取り、相良祐輔氏の任命を取り消す訴訟を起こす方針。
 
 同大の学長選考をめぐっては、昨年10月に行われた学内意向投票で、2通りの得票数が確認されたにもかかわらず、選考会議が相良氏再任を決めたことで学内が紛糾。選考無効を訴える教授らが昨年12月、「何者かによって票が差し替えられた」として被告人不詳のまま、高知地検に刑事告発するとともに、対立候補だった高橋正征氏=同大名誉教授=が民事訴訟を高知地裁に起こした。

 これまで2回の口頭弁論が行われ、“原告の適格性”をめぐって双方の主張が対立。30日開かれた第3回の口頭弁論では主張を戦わせる場面はなく、相良氏が4月1日付で再任されたことから今後の方向性を原告・被告双方と裁判長が別室でそれぞれ協議した。

 取材に対し、高橋氏は「裁判の大きな目的は、国立大学法人法下での大学の民主主義を問うこと。その中身の議論に入るためにも、次のステップに進みたい」と述べ、高知大に対する民事訴訟を取り下げる意向を示した。

裁判闘争は新しい段階―行政訴訟―へ! 6/1
「公正な学長選考を求める裁判を支える会」 ニュースレター NO.5

○ 裁判闘争は新しい段階―行政訴訟―へ! 

  構成員の皆さんの更なるご支援を訴えます!
 すでにニュースNo4でお知らせしたように、私たちが提訴した学長選考への異議申し立て裁判は新たな段階を迎えました。ここで現状を整理してみましょう。

 1 これまでの裁判

① 性格:民事訴訟
② 内容:学長選考会議の決定の無効確認の訴え
③ 訴えの相手:国立大学法人高知大学

 2 現段階での問題点

 実質的な審理に入る前提として、「原告適格」及び「確認の利益」(「選考会議の決定の無効」を確認したとして、「紛争の解決」にどのような利益があるのか)の二つを満たしている必要があります。特に「確認の利益」に関しては4月1日付けで相良氏が高知大学学長に任命されたことにより、決定無効の確認そのものが無意味と見なされ「確認の利益無し」とされる危険が極めて高いと考えられます。そうなった場合は、不透明な学長選考を質すために私たちが求めている実質的な審理に入る前に,裁判そのものがうち切られる可能性が高いと予想されます。

 したがって、裁判という場で学長選考の問題点の中身を継続して明らかにしていくためには、従来の民事訴訟とは別個に、「文部科学大臣による学長任命(4月1日付け)」に対し、それに異議申し立てをする新しい訴えを起こす必要があります。

 3 新たに提起される裁判

 ① 性格:行政事件訴訟法に基づく行政訴訟
 ② 内容:学長任命の取り消し請求
 ③ 訴えの相手:国

 以上のような状況を踏まえ、私たちは、行政訴訟という新しい段階に踏み込むことを決意しました。たしかに、「国」を相手の訴訟というのは誰にとってもいささかたじろがざるを得ないものです。また、原告適格の問題や民事訴訟との関係など解決しなければならない問題も山積しています。しかし、このまま事態の既成事実化、居直り、風化を許してはならないと私たちは考えます。裁判が新しい段階を迎えるにあたって、すべての高知大学構成員の皆さんに、これまで以上の支援を心から訴えたいと思います。

○ 第三回口頭弁論報告

 5月30日(金)11:00から高知地裁において第三回口頭弁論が開かれました。

 4月1日付け人事異動で新しい裁判長が本裁判を引き継いで担当することになりました。冒頭、裁判長は被告側に、学長の任命について事実確認を行い、相良祐輔氏が高知大学長に4月1日付けで任命されたことを口頭で確認しました。これを受けて、裁判長から今後の裁判の進め方について、原告、被告それぞれと別室で協議したい旨の提案があり、まず原告の高橋先生と原告側弁護団が裁判長と一緒に別室に移りました。これは刑事訴訟法では「進行協議手続き」と言うのだそうですが、被告側弁護団もやがて「タバコを吸いに」(被告側主任弁護士のお言葉?!)法廷から退室したので、法廷には傍聴人のみが残ることになりました。裁判所書記官らしき人の説明では「このまま30分くらい協議をして、そのまま解散となるか、または口頭弁論の再開と言うことになるかも知れません」とのこと。私たちは仕方なく、傍聴に来ていた人文学部のA先生(法学)の即席のレクチャーを受けながら待つことに。

 30分ほどして高橋先生と弁護団が戻って来ました。高橋先生が原告席に戻りかけたので口頭弁論再開かと思ったのですが、これは荷物を取りに来ただけで、口頭弁論の再開は無し。その場で弁護団から簡単な経過説明がありました。つまり、学長の任命という事態を受けて、裁判長から今後の裁判の進行について提案があり、6月23日(月)の4:00から原告側被告側で協議(非公開)するとの事でした。
 
 この日はそれで解散でした。第1回も第2回も民事訴訟の裁判とは何をやっているのかよく分からないものでしたが、第3回についても,ある人曰く:「今日の口頭弁論はあったと言うべきなのか、あるいは無かったと言うべきなのか?」という内容でした。

 一面で述べたように、学長選考会議の決定という段階から文部科学省による相良祐輔氏の学長任命という段階への事態の推移に対応し、訴えの矛先を高知大学から国へ向け,裁判の争点を新たな「任命取り消し請求」に転換するのが妥当なことははっきりしています。その際,これまでの民事訴訟をどうするのかが当面の問題です。もちろん「和解」はあり得ませんから、門前払い覚悟でこのまま行くのか、それとも、別の道を考えるのか。そのいずれにしても、今後闘いの中心となる「任命取り消し請求」をより有効に進めて行くには,どのような方法が最善であるのかを慎重かつ前向きに検討する必要があるでしょう。


高等教育研究会、私立大学における大学ガバナンスと私学法制をめぐる歴史的検証

高等教育研究会、第79回定例研究会
研究資料「私立大学における大学ガバナンス私学法制をめぐる歴史的検証」

私立大学における大学ガバナンスと私学法制をめぐる歴史的検証

 現在、私立大学を取り巻く諸環境が大きく変化するもとで、私立大学の多くの経営者は、大学のガバナンスを確立させ、迅速な意思決定の下での経営基盤の強化をはかるとともに、

 「個性」輝く大学として「社会的要請」に応えることができなければ淘汰は避けられないという考えに立っています。

 私立学校法の改正や第三者評価の義務化など、大学運営の透明性の確保も強く求められる中で、いかなる運営体制を構築すべきかを考える必要があります。

 今回の研究会では、私立大学における大学ガバナンスの諸相と、それに関連する私学法制の諸説の特徴を踏まえながら、大学運営をめぐる問題点や課題を考えていきます。

<研究会資料>「私立大学における大学ガバナンス私学法制をめぐる歴史的検証」はこちらから

* 日時: 2008年6月20日(金) 18:30~
* 場所: 京都私学会館206
* ご報告: 堀 正晴氏(立命館大学法学部)


退職資金を不正受給、運転資金に流用 瀬戸内学院

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080605/crm0806051926032-n1.htm

 退職金の全額または一部を支払わず運転資金に流用していたとして、文部科学省は、瀬戸内学院(香川県三豊市、塚本和博理事長)に対し、管理運営の改善を指導した。

 同省によると、同学院は瀬戸内短大などを経営しているが、平成18年度末の退職者22人のうち8人と、就業規則で認められていない退職金の分割支給に合意し約9400万円を運転資金に流用していた。…


[同ニュース]
退職金不正受給:香川・瀬戸内学院が補助資金1億2千万円

千葉大の園芸学部移転、反対する会 松戸の商議所など10団体で結成

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080605ddlk12100175000c.html

 千葉大学が、西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)に隣接する東京大学の研究所の敷地を購入し、園芸学部(松戸市)の移転を検討している問題で、松戸市の商工会議所や観光協会、文化団体連盟など10団体が3日、「園芸学部の移転に反対する市民の会」を発足させた。…

卒業後の就職支援も求める 留学生30万人計画で中教審

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/97168.html

 福田康夫首相が1月の施政方針演説で掲げた「留学生30万人計画」に向け、中教審大学分科会の留学生特別委員会は5日、計画実現のための具体的な方策案を大筋でまとめた。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■千葉大グループ、ES細胞を心筋細胞へ成長促すたんぱく質発見
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080605AT1G0404J05062008.html
■村上春樹氏に文学博士号の名誉学位 米プリンストン大
http://www.asahi.com/culture/update/0605/TKY200806050048.html
■室工大、博士課程の特別選抜要項発表
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/97001.html
■バンドン工科大と協定 エネルギー技術研究 東北大
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080605t13032.htm
■核廃絶へ、人は変われる--荊尾遥さん /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/voice/news/20080605ddlk34070774000c.html
■提携協定:毎日新聞社と福大、地域密着の研究成果を 特性生かし、相互に刺激 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080605ddlk40020487000c.html
■教育費の現状は「早期化」「長期化」「高額化」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/fp080605.htm
■教員免許:更新講習で教員の要望 生徒の心「教えて」--山形大学調査 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080605ddlk06100341000c.html
■岩手大:新学長・藤井氏が抱負 「他者思いやる人材育成を」 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080605ddlk03100089000c.html
■県立保健大が東北初の認定看護管理者教育課程サードレベル開設
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/06/2265.html
■ポスドクの環境安定を
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-05/2008060504_02_0.html
■法政大学38人逮捕事件・勾留理由開示公判
http://www.labornetjp.org/EventItem/1212623853339staff01
■農学部の魅力 子に伝えて 初の保護者体感ツアー/鹿大
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=11012
■世界女性学長フォーラム:東京で準備理事会
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080605ddm012100057000c.html
■大学の知的財産活用
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20080605-OYT8T00050.htm
■大学・短大進学5割超 公立高卒で初 4年制志向強まる(群馬)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/02/20080605-OYT1T00022.htm?f=k
■山梨学院大が提言、昭和町議会と協定(山梨)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080604-OYT1T01029.htm?f=k
■政策研究で連携強化-高松市と香川大が協力協定
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20080605000298
■「自分を磨いて」 公益大黒田学長 学生らに就任メッセージ
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2008:6:6
■広島文教女大が英語教育施設
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806060065.html

2008年06月05日

立命館の補助金25%減、私学振興事業団 新入生転籍を問題視 「学校法人ぐるみの行為」と認定

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008060400107&genre=G1&area=K00

 立命館大が今春の入試で定員超過となった生命科学部の新入生を不当に他学部に転籍させたとして、日本私立学校振興・共済事業団は4日までに、学校法人立命館(京都市)に対する今年度の経常費補助金を25%減額すると決定した。…

立命館の見解
特別転籍に関する文部科学省の決定を受けて
[同ニュース]
立命館大、無試験転部で補助金25%カット
立命大、転籍問題で補助金25%カット 今年度十数億円
補助金15億円を減額=立命館大「入試の公平性欠く」-私学振興共済事業団
立命館の転学部問題で、補助金25%の約15億円減額 文科省
転部問題 立命大の補助金減額
転籍問題で、文科省が立命大補助金25%減額決める
立命館への補助金25%減 学部転籍募集で

立教女学院「雇い止めは違法」 正規雇用求めて訴訟

http://www.news.janjan.jp/living/0806/0806038646/1.php

 嘱託職員になって3回目の更新を最後に「雇い止め」になったのは違法だとして争われている裁判で原告の女性が「自分の身に起きて初めて全ての世代に関わる雇用問題だと分かった」と述べた。夥しい数の人々の生活がかかった裁判だ。

 派遣から1年毎に契約更新する私立学校の嘱託職員になった女性が3回目の更新を最後に「雇い止め」になったのは労基法違反にあたり、正職員以上の働きをしていたのに賃金が低かったとして、学校を相手取り、地位確認と賃金の格差分の支払いなどを求める訴訟を東京地裁に起こしている。 …


文科省、学部教育の内容審議 日本学術会議に依頼

http://sankei.jp.msn.com/life/education/080604/edc0806040836007-n1.htm

 文部科学省は大学の学部教育について、各専門分野ごとに最低限教えるべき内容を示したり、学習到達目標を設定したりするなどして教育の質を保証する方策の審議を日本学術会議に依頼した。審議結果を大学の自己点検や第三者評価に生かしたいとしている。…

アレゼール日本、シンポジウム 「『G8大学サミット』で語られないこと」

アレゼール日本

アレゼール日本シンポジウム :「『G8大学サミット』で語られないこと」

 北海道洞爺湖サミットに先立ち、「G8大学サミット」なるものが6月29日から札幌で開催されます。どうして「G8大学」なのでしょうか。どうして「大学サミット」なのでしょうか。どうして日本のイニシアティブなのでしょうか。この9月にはイタリアのボローニャで「世界大学憲章」20周年記念のシンポジウムが開催されますが、600を超える世界の大学の学長が署名しているこの大学マグナカルタに、日本からは9つの大学しか署名していません。また日本は、国連の国際人権規約を批准していますが、そのなかの高等教育の漸進的無償化条項の受け入れを最後まで留保している3つの国の1つです。高等教育の無償化、大学の民主化、留学生招致などの問題が「G8大学サミット」で議論されないことの意味について考えます。

日時:2008年6月21日(土)15:00 ? 18:00
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 1号館303教室
発表者:岡山茂(早稲田大学)、白石嘉治(上智大学)
総会:14:00-15:00 
主催:アレゼール日本(高等教育と研究の現在を考える会)http://areserjp.org/


大学で「補習」 最多の33%

http://sankei.jp.msn.com/life/education/080604/edc0806040043000-n1.htm

 学生に高校時代の学習内容を教える補習授業を取り入れている大学は平成18年度時点で33%にあたる234校に上ったことが3日、文部科学省の調査で分かった。前年度より24校増え過去最多。「学生の質」向上に苦心する大学の現状が浮かぶ。…

関東4国立大学法人、2年後メドに「共同大学院」設置を目指す

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080603c3b0304803.html

 宇都宮大学、茨城大学、群馬大学、埼玉大学の4国立大学法人は2010年4月をメドに、複数の大学が対等な関係で連携する「共同大学院」の設置を目指す。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■弘大、受験生獲得へ“学生大使”
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080604163621.asp
■実験装置など焼く 京大宇治キャンパス
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008060400102&genre=C1&area=K00
■福山大 女子の理系進学支援 中高生を対象、今月から本格化
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/04/2008060409411177012.html
■札幌医大と東海大ベンチャー がんワクチン共同研究へ
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200806040022a.nwc
■帯畜大 「高校の復習」新入生殺到 推薦入学向け「楽に単位」と
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/96784.html
■大学で「補習」 最多の33%
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080604/edc0806040043000-n1.htm
■「魅力ある大学へ進化」 新「県立大」開学記念式典
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2008060402.shtml
■06年度の府立大で出題ミス 過去の問題を点検中に判明 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080604ddlk26100712000c.html
■「就職活動で不利益心配」都築学園学生ら批判根強く
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080604-OYS1T00198.htm
■山形大学と地元20数社、食品開発で産学組織
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080603c3b0304403.html
■女性学長フォーラム:東京で準備理事会
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080605k0000m040052000c.html
■中国地方主要5大学シンポ:産学官が地域活性化へ連携策
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080604ddlk35040582000c.html
■訪問看護限定 大学で学び直し
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20080604-OYT8T00517.htm
■「君が代不起立」パリの学生に確かな手応え
http://www.labornetjp.org/news/2008/1212583807035staff01
■県立広島大の実習で判明 採血器具使い回し
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200806040330.html

2008年06月04日

文科省、日本学術会議に対して大学教育の分野別質保証の在り方に関する審議依頼

日本学術会議
 ∟●大学教育の分野別質保証の在り方に関する審議依頼(2008/6/3)

文部科学省高等教育局から、大学教育の分野別質保証の在り方に関する審議依頼

 「学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)」(平成20年3月25日 中央教育審議会大学分科会制度・教育部会)を受け、平成20年6月3日、文部科学省高等教育局から金澤一郎日本学術会議会長に対して、大学教育の分野別質保証の在り方に関する審議依頼がありました。本件は大変重要なテーマであり、日本学術会議において、学術的・総合的観点から、鋭意審議を行ってまいります。


関大、教授の定年延長短縮 5年→2年 若手教員増へ財源確保

http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080603kk07.htm

 関西大は、65歳の定年に達した教授に最長5年間認めていた定年延長を来年度から2年間で打ち切る。68歳以降も1年更新で70歳まで再雇用するが、給与は20~50%カット。減額分の3億数千万円は新たに採用する若手教員らの人件費にあてる。大学全入時代を迎え、教員増による教育・研究力の向上を目指す。…

教育予算、「高等教育予算、やっぱり少ない」 財務省の主張に文科省が再反論

http://mainichi.jp/life/edu/news/20080603ddm002010055000c.html

 国が初めて策定する教育振興基本計画に関し、教育予算増などの数値目標明記を目指す文部科学省をけん制するため財務省が公表した反論書に対抗し、文科省は再反論書をまとめた。「生徒1人当たりの教育予算は主要先進国とそん色ない」と主張する財務省の分析を批判し、「高等教育などの1人当たり予算は、経済協力開発機構(OECD)平均を下回っている」と反論した。…

教育予算増、財務相「筋が通ってない」

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3867558.html

 教育予算への支出の引き上げを文部科学省が要求していることに対して、額賀財務大臣は「筋が通っていない」と述べて、引き上げに反対する姿勢を示しました。…

[同ニュース]
財務相、文科省予算要求「筋が通らない」

ローン化反対 署名2万、奨学金の会

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-03/2008060305_03_0.html

 「奨学金の会(国民のための奨学金制度の拡充をめざし、無償教育をすすめる会)」は二日、奨学金の高利子化や教育ローン化に反対し、無償教育にむけた公的奨学金の拡充を求める請願署名提出集会を国会で開きました。一万九千七百人分の署名が集まりました。…

学園前総長に有罪、女性職員にわいせつ-福岡地裁

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008060300701

 女性職員2人にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた学校法人グループ「都築総合学園」(福岡市)前総長都築泰寿被告(72)の判決公判が3日、福岡地裁で開かれ、林秀文裁判長は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)を言い渡した。…

[同ニュース]
72歳・都築学園前総長、強制わいせつ罪で有罪判決
職員に強制わいせつ 都築学園元総長に有罪判決
職員に猥褻、学園前総長に有罪判決
わいせつ行為の元総長有罪 「立場悪用、卑劣」と非難
都築前総長に有罪判決 懲役3年、執行猶予5年 福岡地裁

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■研修医バイトに厚労省が罰則、定員削減決める
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080603-OYT1T00501.htm
■埼玉大学産学交流 協議会が定期総会
http://www.saitama-np.co.jp/news06/03/04e.html
■東北大学院が六ケ所校設立
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080603111308.asp
■県立保健大で新学科開設記念式典
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080603110907.asp
■抱け向学心 国際教養大がギャップイヤー制導入
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080603t45022.htm
■慶大医学院生、博士課程に最高240万円支給
http://www.asahi.com/national/update/0603/TKY200806020291.html
■学生の街で〝防犯スクラム〟 都留文科大 不審者出没相次ぎ 学内に連絡協設置
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/06/03/4.html
■金沢大と北陸先端大、「心房細動」抑える電極パッド開発
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080602c6b0202502.html
■看護学生390人が使い回し=採血器具、実習で-広島県立大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008060300888
■神戸大学が12企業とバイオマス研究、文科省が10年で最大79億円援助
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=3630
■和歌山大:「サテライトキャンパス」オープン 知事ら出席、記念式典 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080603ddlk30100727000c.html
■岩手大学では全授業科目を一般市民に公開!学べるチャンス、大学の講義
http://news.study.jp/seminar/080603_1283.html
■高橋長大教授に文科相表彰 普賢岳災害の復興対策推進で
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080603/04.shtml
■東大に防災の総合研究機関
http://www.nhk.or.jp/news/k10014996351000.html
■京大新スパコン稼働 東大と筑波大 同時に運用
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008060300040&genre=G1&area=K00
■中学・高校の「数学の授業の達人」を公募-東京理科大が表彰を
http://ichigaya.keizai.biz/headline/298/
■老化防止の研究推進 信大に「予防医療センター」
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080603/CK2008060302014540.html
■神経伸びるメカニズム解明 再生医療へ応用期待 先端科技大
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080603/bdy0806030051000-n1.htm
■茨城大:新学長に池田氏 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000119-mailo-l08
■和歌山大のサテライトオープン 地域の交流拠点に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000029-san-l30
■県立大の実習でも使い回し
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806040030.html
■正社員と非正社員の時給格差、50代は2.5倍
http://www.asahi.com/business/update/0603/TKY200806030310.html

2008年06月03日

政府、大学院でアジア人材育成-政策立案へリーダー研修

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080602-00000007-nkn-ind

 政府は08年度中に、国内の大学院と連携してアジアの経済発展をけん引するリーダーの育成事業を実施する。…

慶大が大学院医学博士過程の1、2年生全員に奨学金60万

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080602-OYT1T00659.htm

 慶応大は2日、今年度から、大学院医学研究科博士課程の1、2年生約110人全員に年間60万円の奨学金を支給すると発表した。…

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■りそな銀と阪大、金融工学で連携 共同研究など検討
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080602AT2C0100201062008.html
■教員免許のない社会人の採用は広がるか?
http://benesse.jp/blog/20080602/p2.html
■10名の米大学生が長崎で核廃絶訴える。高校生1万人署名に初参加。
http://japan.techinsight.jp/2008/06/aritsu200806020949.html
■与論島でサンゴ増殖実験 三井造船、九大と共同
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200806020019a.nwc
■法大教授が10万円を寄付、安重根記念館建設費用に
http://www.chosunonline.com/article/20080602000049
■来年1月17、18日に実施 09年度センター試験
http://www.47news.jp/news/2008/06/post_166.html
■慶応大:創立150年記念 OB・現役生、福沢旧邸~東京へ出発 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20080602ddlk44040360000c.html
■廃校の小学校“再生” 横須賀に看護大 来春認可申請へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008060202014504.html
■大西広・京都大学教授講演会「マスコミでは分からない本当の中国」
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/06/02/post_1801.php
■東大が国内最速スパコン運用開始、実力は世界10位相当
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080602-OYT1T00641.htm
■大学対抗簿記大会:団体戦1級で中部学院大が優勝
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080603k0000m040098000c.html
■看護基礎教育4年制化に前向き─厚労省懇談会
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/16359.html
■静岡大、フエに初めての海外連絡事務所を開設
http://www.viet-jo.com/news/enterprise/080602033805.html

2008年06月02日

首都圏大学非常勤講師組合、2008年度春闘統一要求 「偽装請負をやめ直接雇用にせよ」

首都圏大学非常勤講師組合
 ∟●2008年度春闘統一要求

2008 年度 春闘統一要求

すべての大学で非常勤講師に1 コマ月最低3 万円以上の賃金を!
大学は偽装請負をやめて直接雇用にせよ!
コマ切れ・掛け持ちパートの非常勤講師に社会保険を!

……(中略)……

偽装請負をやめ直接雇用にせよ

 少子化による経営難と政府の規制緩和政策のもとで大学の危機はますます進行している。
 規制緩和の最も極端な表れは、LEC 大(東京リーガルマインド大)やデジタルハリウッド大などの株式会社立大学である。たとえば、LEC 大の場合、専任の教授・助教授の月給が10 万円以下で、非常勤講師並みである。教員は「業務委託」という名目で雇われ、専任も非常勤も労働者として扱われていない。授業の多くは予備校講義のビデオで済まされるという実態のため、さすがに文部科学省も黙認できなくなり、勧告が出されたことは周知の通りである。
 また、帝京大学などではグループ企業の専門学校から講師を派遣するという形で、大学教育の外注化が進んでいる。このように、人件費の大幅削減をねらって外部企業から講師を派遣するケースが増加するとともに、その形も巧妙になり、偽装請負というべきものまで出現している。
 現段階で、外注化について4つのタイプに区分されると思われる。

 第1は、違法派遣と呼ばれるもので、派遣法で臨時的・一時的な業務に限定されていることを無視し、長期にわたって派遣講師として就労させるものである。
 第2は、個人委託・請負であり、教員を「一人親方」扱いにし、労働者と認めないものである。専任教員までこの形で就労させているのがLEC 大である。そもそも大学教員の労働者性については疑いがないので、このような形での就労は言語道断である。
 第3は、丸投げ型業務委託であり、首都大学東京が行なっている外国語学校への丸投げがその例として有名である。「請負契約の性質上、大学から当該外部講師に対して指揮命令をする事は出来ないことに留意することが必要」なので(06年:大学振興課「大学において請負契約等に基づいて授業を行うことについて」)、この形態の就労も問題である。
 第4は、W大学型偽装請負であり、グループ内の別会社が講師を募集し、大学の指揮下で講義をさせているものである。もしこれが派遣である場合、同一業務で3年以上派遣を利用するのであれば、直接雇用を申し入れる義務が発生する。また、もしこれが請負である場合、「一般的には、請負契約による講師は、学長の権限と責任の下において、自ら授業を行うことが困難であり、その役割は、授業を行う教員を補助する業務に限定される可能性が高い」(「大学において請負契約等に基づいて授業を行うことについて」)という見解にも抵触する。
 大学は、直接教育に責任をもつために、このような外注化をただちにやめ、講師を直接雇用にすることを要求する。…


横浜市大医学部「女医」、怒りの内部告発

学問の自由と大学の自治の危機問題
 ∟●謝金事件 「銭ゲバ教授と“イメルダ夫人”」 横浜市大医学部「女医」 怒りの内部告発

 「白い巨塔」は健在だった。博士号で三十万円、仲人で五十万円――"お礼"と称する理不尽なお金を集めてきた問題教授は内部告発を受けたが、結果は告発者のほうが医局からトバされた……。もはや自浄能力を失った大学病院の暗部を怒りを込めて再び告発する!…

法科大学院の底上げ検討、必須科目の拡充を軸に

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080531-OYT1T00832.htm

 司法試験の合格者数増加に伴い、法曹の質の低下が懸念されている問題で、政府は法科大学院で教える最低限の内容を示す「コア・カリキュラム」策定の検討に入った。

 法科大学院ごとに異なる教育内容の大部分を共通化し、教育の質を保証し向上させようとするものだ。中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)で検討を進め、今後2年間で結論を出す方針だ。…


千葉大、園芸学部の西千葉キャンパスへ移転構想 松戸市長が反対要望書

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080530ddlk12100154000c.html

 千葉大学の園芸学部(松戸市)が、大学本部のある西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)に移転する構想が持ち上がり、松戸市の川井敏久市長が斎藤康学長と菊池真夫学部長に今月相次いで面会し、移転をとどまるよう求める要望書を提出した。…

教育予算めぐり対立、文科省と財務省

http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080531-2

 今後5-10年間の教育政策の目標を定める「教育振興基本計画」の閣議決定を前に、文部科学省と財務省の折衝がこう着状態に陥っている。文科省が道路特定財源の一般財源化などを当て込んで教育予算拡充に向けた数値目標を入れたいのに対し、財務省は「アリの一穴となり、歳出改革が崩壊する」として認めない方針を貫いているからだ。このため政府関係者からは、「もはや政治決着しかない」との声も上がっている。…

不当判決、「都立板橋高校卒業式君が代弾圧刑事事件」

http://www.news.janjan.jp/living/0805/0805308310/1.php

 都立板橋高校卒業式君が代弾圧刑事事件の控訴審判決が東京高裁であり、被告の元教諭の控訴が棄却されました。被告・弁護側は上告しました。…

自由法曹団、板橋高校卒業式事件の東京高裁不当判決に強く抗議する声明

その他大学関係のニュース(主に大学別)

■専門医資格別に養成 研修医引き留め狙う 群大医学部
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080529-OYT1T00863.htm?f=k
■アフリカ手話の研修 8~9月 外語大が参加者募集
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080529-OYT1T00848.htm?f=k
■目指せハーバード 都内に年間300万円の超エリート塾開講
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080530/edc0805302159010-n1.htm
■山口大が日本酒づくりに挑戦
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805310020.html
■鳥取大学が附属高校設置検討
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=503421005
■塩野義製薬、北大に共同研究施設 国立大内に初、新薬開発
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080530AT1D3003W30052008.html
■県内研修医の定着率は67% 前年比6人増、秋田大出身は32人
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20080530i
■道都大のボランティア 聴覚障害者のノート要約筆記など支援 同好会から部に昇格
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/95951.html
■名門ハーバードへ定員15人専門塾、受講料150~300万
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080530-OYT1T00346.htm
■積極的に海外展開する奈良先端科学技術大学院大学
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz08q2/573139/
■学校用教材に京女大生アイデア 全国カタログ掲載へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008053000051&genre=F1&area=K1E
■地域医療の人材育成へ協定 道教委と北大、札医大、旭医大が調印
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/95850.html
■259人が学士取得 放送大学センター10周年
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=915213&newsMode=article
■北大、車に入構料 1回300円 来年から CO2削減、緑化
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/95876.html
■金大跡地から有害物質 水銀48倍、ベンゼン14倍 小立野の工学部
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080530103.htm
■中核派全学連活動家ら33人逮捕 東京
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/080530/tky0805300335000-n1.htm
■水銀:基準の48倍検出--金沢大工学部キャンパス跡 /石川
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080530ddlk17040695000c.html
■医師不足:富山大医学部、来年度から定員5人増へ 県は入学金など貸与 /富山
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20080530ddlk16040715000c.html
■平成20年度「大学院教育改革支援プログラム」の申請状況について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08052801.htm
■法政大の侵入:中核派33人、建造物侵入容疑で逮捕 /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080530ddlk13040217000c.html
■横浜市立大前医学部長のパワハラ:7件中2件の被害を認定--防止委 /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080530ddlk14040190000c.html
■横浜市立大セクハラ 「調査結果」の信用度
http://www.j-cast.com/tv/2008/05/30020840.html
■優秀な人材獲得へ-アジア出身留学生の就職支援
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20080530000110
■香川大、8月に予備講習-教員免許更新制
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/article.aspx?id=20080530000127
■専門医を資格別に養成 群馬大医学部
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080529-OYT8T00917.htm
■岡山大「切除から再建まで」 乳がんセンター開設
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080529-OYT8T00931.htm
■浜松在住外国人の現状学ぶ 浜松学院大で公開授業
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080530/CK2008053002013724.html
■さらに1万人教職員増要求 主幹配置や学習障害対応に
http://www.47news.jp/news/2008/05/post_2464.html
■連携協力協定:医学部進む高校生育成 3大学と道教委が結ぶ /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000083-mailo-hok
■平成20年度「アジア人財資金構想」の公募に係る新規案件の採択について
http://www.meti.go.jp/press/20080526004/20080526004.html
■各大学の特色を高校生に訴え
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805310199.html
■松山大と伊予銀が連携協定調印
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/080531/ehm0805310259000-n1.htm
■鳥大に付属高構想 来月設置委員会発足、検討へ
http://www.nnn.co.jp/news/080531/20080531006.html
■地域力連携拠点、山形大に開設
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080530c3b3004430.html
■連携協定書:伊予銀と松山大、地域活性で連携 協定書に調印 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000188-mailo-l38
■教職大学院の未来探る 鳴教大が設置記念シンポジウム
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_121228429205&v=&vm=1
■女子短大の4年制化へ初会合
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806010089.html
■サロン形式でオープンキャンパス 静岡産大
http://www.shizushin.com/news/local/west/20080601000000000031.htm
■ファントム機墜落40年 シンポジウム開催 九大
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26012
■新薬候補物質発見ソフト:京大大学院・奥野准教授が開発 確率10倍以上 /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080601-00000199-mailo-l26