全国
 カテゴリー 学生の生活問題

2009年03月23日

生活苦足りぬ入学金、難関突破も進学断念の学生増える

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090320t73032.htm

 景気悪化に伴い、難関の入試を突破しながら入学金を用立てられず、受験生が進学断念に追い込まれるケースが出ている。頼みの綱の公的資金も、宮城県内では「貸し渋り」を指摘する声も上がる。希望の春に、貧困の拡大が暗い影を落とす。……

2009年03月12日

奨学金滞納者 ブラックリストに賛否 精神的ダメージ

http://sankei.jp.msn.com/life/education/090311/edc0903110822001-n1.htm

 奨学金の返還が3カ月間滞ると個人信用情報機関に登録します-。独立行政法人「日本学生支援機構」が打ち出した対策に、賛否が分かれている。延滞の抑止などが目的だが、「奨学金制度を続けるためには必要」と理解を示す学生がいる一方で、「サラ金の滞納者と同じようにブラックリストに載せるのはおかしい」と疑問視する声もある。……

2009年02月24日

大学下宿生 平均収入、17年ぶり12万9千円割る

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090224k0000m040079000c.html

 全国大学生活協同組合連合会は23日、08年の生活実態調査結果を発表した。下宿生の1カ月の平均収入は前年比4%減の12万8890円で、91年以来17年ぶりに12万9000円を割り込んだ。支出では食費が2万4430円で77年以降最低となる一方、貯蓄・繰越金が過去最多の1万2260円に増えた。……

2008年11月17日

全国大学院生協議会、大学院生の経済実態に関するアンケート調査報告書

全国大学院生協議会
 ∟●2008 年度大学院生の経済実態に関するアンケート調査報告書

2008 年度
大学院生の経済実態に関するアンケート調査報告書

は じ め に

 本報告書は、全国大学院生協議会(以下、全院協)が、2008 年に実施した「2008 年度大学院生の経済実態に関するアンケート調査」についてまとめたものです。
 全院協に対しては、従来から「学費の工面が大変」、「多額の奨学金ローンを返済できるか不安」、「アルバイトに追われ、研究や論文執筆の時間がとれない」、「就職の見通しが立たない」といった切実な声が全国から寄せられていました。今年度の調査結果からも、今日の大学院生がいかに過酷な状況に置かれているかを見てとることができます。
 とりわけ国公立大学の独立行政法人化以降、大学院生の研究生活はますます悪化しています。第一に学費の高騰及び学費免除枠の漸減、第二に研究諸条件の低下、第三に学生支援機構奨学金返還免除規定の改変、第四に若手研究職ポストの削減や不安定雇用の常態化などといった新たな経済的諸問題が生じており、今日の大学院生は従来に比して不安定な地位を余儀なくされています。こうした状況は、わが国の高等教育財政の貧困さから生み出されたものです。
 このような中で、大学院生の間には、授業料の無償化や給付制奨学金の創設、研究諸条件の向上を求める強い要求がでています。これら大学院生一人ひとりの要求を汲み取り、大学院生総体の要求として社会および国に訴えていくことが必要です。今日的状況において、大学院生のナショナル・センターであり、大学院生総体の要求を代弁することができる唯一の組織である全院協の果たすべき社会的役割は、よりいっそう重要性を増しているといえるでしょう。
 全院協では、今日の大学院生の切実な要求にもとづいて、今年度は以下の項目を文部科学省および財務省さらには各政党に要請していきます。

1. 学費の段階的無償化を追求し、国公私立大学大学院の学費減額及び学費免除制度につながる十分な予算措置を求めます。
2. 国立大学運営費交付金および私学助成のマイナスシーリングをやめ、国立大学運営費交付金および私学助成の基盤的経費部分を大幅に増加することを求めます。
3. 大学院生の研究環境および経済的支援向上のための必要な措置を求めます。
4. 無利子奨学金の採用枠の拡大、返還免除枠の拡大、給付制奨学金制度の創設につながる奨学金事業の予算拡大を求めます。
5. 大学院生の就職実態を調査し、就職率が向上するよう必要な措置をとることを求めます。大学院生の生活・研究条件およびその地位と権利の向上を求める全院協運動の意義はますます大きくなっています。私たちは、今日の大学院生が抱えている諸課題の解決、そしてひいてはわが国における学術研究の発展のために、この調査結果が広く活用されることを願ってやみません。

最後に、本調査にご協力くださった方々には心より感謝申し上げます。

2008年11 月11 日
全国大学院生協議会

……


2008年10月07日

「無年金」元学生3人、敗訴が確定…最高裁が上告棄却

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081006-OYT1T00340.htm

 学生時代に障害を負いながら、任意加入だった国民年金に加入していなかったために障害基礎年金を受け取れなかった元大学生の男女3人が「年金の不支給は法の下の平等を定めた憲法に違反する」として、国に不支給処分の取り消しなどを求めた2件の訴訟の上告審判決が6日、最高裁第2小法廷であった。…

[同ニュース]
元大学生3人の敗訴確定=無年金障害者訴訟-最高裁

2008年09月25日

奨学金も返せない 低賃金改善訴え

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-136490-storytopic-1.html

 若い世代の労働環境の改善を目的に、このほど発足した新組合「沖縄なかまユニオン」(比嘉勝子代表)は23日、那覇市のぶんかテンブス館で低所得のため返済できない奨学金の問題などについて意見交換した。…

2008年09月22日

若い世代苦境…「奨学金返せない」 沖縄なかまユニオン発足

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-136358-storytopic-1.html

  若い世代の労働環境を改善しようと、新しい組合「沖縄なかまユニオン」がこのほど県内で発足した。進学の際に借りる奨学金の返済問題が発足のきっかけ。代表の比嘉勝子さん(28)=読谷村=は「沖縄の多くの若者が就職できても賃金が低く、奨学金返済に苦しんでいる」と個人の努力では解決できない現状があることを指摘。当事者自身が声を上げることで、奨学金を運営する日本学生支援機構(東京都市ケ谷)や国に、沖縄の厳しい労働事情を知ってもらおうと、若者の結束を呼び掛けている。…

2008年05月02日

きれいな服装で、きれいなマンションに住む「貧困」学生たち

http://www.kyoto-minpo.net/archives/2008/04/30/post_1436.php

 4月を迎え、たくさんの若者が大学に入学しましたが、多くの学生が高い学費に苦しんでいます。京都民報3月23日号で「悲鳴 高学費地獄」として貧困にあえぐ学生生活の実態を取材しました。そこで掲載し切れなかった学生の実態を紹介します。…