全国
2008年07月08日
日本私大連盟、文部科学省からの実地検査結果と改善通知書について
■日本私大連盟
∟●文部科学省からの実地検査結果と改善通知書について
文部科学省からの実地検査結果と改善通知書について2008年07月07日
社団法人日本私立大学連盟すでに新聞等で報道されたところではありますが、当法人は、このたび文部科学省から、平成20年７月１日付文書「実地検査の結果について」を通知されました。このことにより国民のみなさまをはじめ、加盟校のみなさまに大変なご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
実地検査の結果として、公益法人として不適切な内容の支出（社会通念に照らして高額な飲食を伴う打合せや懇談会、パーティー券の購入など）や、支払手続きと関連規程の整備が不十分であること、また予算統制の問題など会計業務全般にわたり指摘を受けました。
改善すべき事項として、全役員、会員及び職員が、公益法人としての自覚ある行動と意識改善を求められるとともに、不適切な内容の支出を行わないこと、各支出案件について適切な支出であるか十分に確認できるよう複数名による責任あるチェック体制を構築すること、それに伴い事務局体制並びに事業運営及び会計業務全般にわたる徹底的な見直しを行うことなどが示されました。
これを受けて、緊急に臨時常務理事会（平成20年７月４日）を開催し、改善に向けた対応策を協議した結果、事務局長の任を解き事務体制の刷新を図るとともに、早急に「業務改善委員会（仮称）」を設置し、業務改善に向けた対応策を策定することを決定いたしました。
この事態を、今後の当法人における適切なマネジメントと合理的システムに改善していく良い機会と捉え、一層の透明性と公共性が確保された業務体制の構築を目指してまいる所存です。