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 カテゴリー (国)金沢大学

2010年02月17日

国「法の周知徹底を」、金沢大に口頭要請…渡航移植依頼問題

http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20100216-OYO8T00907.htm

 金沢大学病院(金沢市)の医師が海外での臓器移植を仲介している業者と面会し、入院中の患者が中国で移植を受けられるよう協力を依頼されていた問題で、厚生労働省は15日、同大に「臓器移植法や日本移植学会のガイドラインを周知徹底すること」「医師個人で判断が難しい場合は、組織で対応する体制を取ること」との要請を口頭で行った。……

2010年01月25日

臓器移植違法業者と医師接触 金沢大、釈明に終始「適切だった」

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20100123ddlk17040646000c.html

 金沢大病院(金沢市)の医師が患者の臓器移植を巡り、違法業者と接触した問題で、大学は22日、初めて記者会見した。大学側は、医師が違法な移植の危険性を感じながら患者に紹介状を渡したことを明らかにしたが、患者の強い希望があり、「適切だった」との説明に終始した。……

[関連ニュース]
医師、上司警告後も業者にメール 金沢大の渡航移植問題
『協力』重ねて否定 金沢大 渡航移植問題で会見
金沢大 移植業者面会問題で会見

2010年01月15日

金大医師、海外臓器移植の仲介業者と接触 

http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001001140004

 金沢大学付属病院(金沢市宝町)の男性医師が、海外での臓器移植を仲介している業者と同病院内で面会し、入院中の男性患者が中国で移植を受けるために協力を求められていたことが13日、金沢大学への取材で分かった。……

2009年11月27日

2審も大学側敗訴 金大付属病院訴訟、名高裁支部「診療停止命令は権利乱用」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091126-OYT8T00083.htm

 金沢大が医学部付属病院での診療停止を命じたのは違法だとして、同大大学院医学系研究科の准教授(59)が、診察、検査、手術を行える地位の確認と慰謝料600万円を求めた訴訟の控訴審判決が25日、名古屋高裁金沢支部であった。渡辺修明裁判長は「診療停止命令は権利乱用にあたり無効」として、大学側に慰謝料550万円の支払いを命じた1審・金沢地裁判決を支持、大学側の控訴を棄却した。……

[同ニュース]
金沢大 診療停止命令訴訟

2009年11月26日

金沢大に二審も賠償命じる、診療停止は准教授の名誉を失墜

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091125/trl0911251733010-n1.htm

 金沢大の教授選の不正疑惑を報道機関に伝えたため金沢大病院から不当な診療停止を命じられたとして、同大学院の男性准教授(59)が慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁金沢支部は25日、同病院で診療できる地位を確認して大学に550万円の支払いを命じた一審金沢地裁判決を支持、大学側の控訴を棄却した。

 渡辺修明裁判長は、疑惑の告発について「公正さが要求される教授選に関するもので、許されないとは言えない」とした上で、大学側の命令に「必要性はない」と指摘。4年半の診療停止が「医師としての発展を阻み、名誉と信用を失墜させた」と述べた。判決によると、脳神経外科担当の准教授は平成17年、教授選候補者の経歴詐称疑惑を報道機関に告発したとして、当時の病院長らに院内での診療停止を命じられた。……


2009年05月11日

金沢大学問題を知るために

医療の良心を守る市民の会
 ∟●金沢大問題を知るために

金沢大問題を知るために

はじめに

 卵巣がん患者(K子さん)が残した思いを遂げるために遺族が起こした「インフォームド・コンセント訴訟」――これが金沢大学病院を巡る問題の始まりです。病院の抗がん剤投与の臨床試験では、投与する患者を「あみだくじ」で決め、患者に内緒で行うという、まさに「人体実験」が行われていました。
 その事実を知った産婦人科の打出喜義医師は、大学病院の教授に直訴して、「試験のやり方はおかしい」と異議を唱えましたが、認められず、教授からは「大学に居たいならば目をつむれ」との忠告を受けました。
 打出医師の考えを変えるきっかけになったのは、K子さんが1998年11月にT弁護士に宛てた手紙でした。……


[参考文献]
人体実験の作法---金沢大学「無断臨床試験」裁判---
インフォームド・コンセントの部屋
 ∟●☆金沢地方検察庁検察官への打出喜義金沢大医学部講師の陳述書/2006.4.26
 ∟●☆金沢地方検察庁検察官への仲正昌樹金沢大法学部教授の陳述書/2006.4.24
 ∟●☆厚生労働省への打出喜義金沢大医学部講師の上申書/2006.4.26
打出喜義医師リンク

2008年1月

■1月27日 非認定学位で教授昇進 金沢大 米の大学で「博士号」 読売新聞[朝刊]
1月26日 ニセ学位 国立大医学部教授も 金沢大三重大 昇進時,経歴に使用 朝日新聞[朝刊]

2009年4月・5月
4月20日 金沢大に550万円の賠償命令
5月07日 准教授の診療停止訴訟、金沢大が控訴

金沢大准教授の地位確認訴訟、金沢大が控訴

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090508ddlk17040597000c.html

 金沢大付属病院の男性准教授が地位確認と慰謝料を求めた訴訟で、同大学は准教授側の主張を認めた1審・金沢地裁判決を不服として、控訴期限の7日までに名古屋高裁金沢支部に控訴した。准教授は、不当な診療停止命令を受けたとして、同病院内で診察できる地位の確認などを求め、地裁は准教授の地位を認め、慰謝料の支払いを命じた。

2009年05月08日

金沢大学、内部告発の准教授診療停止訴訟 大学側が控訴

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090507/trl0905071836003-n1.htm

准教授の診療停止訴訟、金沢大が控訴

 金沢大大学院医学系研究科の男性准教授(59)が同大病院から「教授選の不正疑惑を外部に告発しようとした」との理由で診療停止命令を受けて地位確認と慰謝料を求めた訴訟で、1審で敗訴した金沢大が名古屋高裁金沢支部に控訴したことが7日、わかった。

 大学側は「あらためて1審と同様の主張をする」としている。准教授は「控訴は予想通り。時間稼ぎだ」と話しているという。

 4月20日の金沢地裁判決は「命令は准教授に対する差別的取り扱い」として、准教授の診療できる地位を確認し、同大に550万円の賠償を命じた。


[地裁判決]
「金沢大に550万円の賠償命令」
准教授への診療停止命令は差別 金沢大に550万賠償命令

2009年04月21日

准教授への診療停止命令は差別、金沢大に550万賠償命令

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090420/trl0904201409005-n1.htm

 金沢大病院から不当な診療停止命令を受け、医師としての社会的信用を失ったとして同大学院医学系研究科の男性准教授(59)が大学側に病院内で診療できる地位の確認と慰謝料600万円の支払いを求めた訴訟の判決が20日、金沢地裁であった。中垣内健治裁判長は准教授の地位確認を認め、大学側に550万円の支払いを命じた。

 中垣内裁判長は判決理由で「診療停止命令は看過しがたい不利益を(准教授に)ことさらに課し、差別的取り扱いと評価されてもやむを得ない」と述べ、大学側の対応が社会通念上著しく合理性を欠いたとした。

 訴状などによると、脳神経外科を担当する准教授は平成17年4月、「教授選の不正疑惑を外部に告発しようとした」などの理由で、当時の病院長だった教授らから診療の停止を命じられ、新たな患者の診療ができなくなった。


[同ニュース]
金沢大に550万円の賠償命令