全国
 カテゴリー (私)京都学園大学

2009年12月11日

定期昇給停止は「周知不足」、京都学園大に支払い命令 京都地裁

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091210/trl0912102242015-n1.htm

 京都学園大(京都府亀岡市)の職員64人が、定期昇給を停止したのは不当として、昇給分など計約6400万円の支払いを求めた訴訟の判決で、京都地裁は10日、請求を一部認め、大学側に計約3300万円の支払いを命じた。

 判決理由で辻本利雄裁判長は、定期昇給は労働契約になっていたと認めた上で「停止の際、十分な周知期間を設けず、激減緩和措置も取っていない」と指摘した。

 判決によると、大学側は採用時、1年ごとに定期昇給すると説明。平成18年3月、財政悪化から組合に停止を申し入れ、同年4月に実施した。

 京都学園大の松村修事務局次長は「判決を真摯(しんし)に受け止め、解決に向けて努力したい」とコメントした。