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2003年11月13日

松山大学長が12月に退任へ!

私立松山大(松山市)の青野勝広学長兼理事長(59)に教職員が辞任を要求している問題で、青野学長が任期満了となる十二月末で学長を退任することが十一日分かった。今月二十五日に行われる次期学長選挙の立候補者が十一日公示され、青野学長は立候補しなかった。規定で理事長も退任する。
 青野学長の運営に反発する松山大の教職員百十四人は、学長解任規定の新設を議題とする「選挙権者会議」の招集を大学側に求めて二月、松山地裁に提訴。同地裁は八月の判決で請求を棄却し、教職員百人が高松高裁に控訴している。(全大教近畿ニュース11/13)

(過去の関連ニュース)
教職員会議招集請求を棄却 学長解任めぐる訴訟 松山地裁(2003年8月)
 私立松山大(松山市)で青野勝広学長兼理事長の辞任を求める教職員百十四人が、大学に対して学長解任規定の新設を議題とする「選挙権者会議」の招集を求めた訴訟で、松山地裁は十九日、請求を 棄却する判決を言い渡した。青野学長に同様の招集を求めた部分については却下した。
 坂倉充信裁判長は判決理由で「学長解任規定の新設を議題にすることは選挙権者会議の権限を逸脱している。議決権限に属しないことを議題にはできず、招集すべきだとは言えない」と述べた。青野学長については「被告適格がない」とした。
 判決によると、原告らは一月中旬、学長の選挙権を持つ教職員百九十六人のうち百二十三人の署名を集めて会議の招集を求めたが、青野学長は「会議の運用規定は学長選考を定めているだけで、解任については議題にできない」と拒否した。
 被告側は「学長任免に関する規定の改廃は理事会で行うべきで、これを同会議の議題とすると、学長の地位が教職員の意思に左右されることとなり、経営に重大な支障を生じる」と主張した。(全大教近畿ニュース)
[2003-08-19-11:24]

投稿者 管理者 : 2003年11月13日 18:20

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