« 国立大学等への運営費交付金問題 | メイン | 北陸大学 第7回、第8回(12/2・3)団体交渉の結果 »
2003年12月10日
北陸大学 トップは今こそ総退陣を!
北陸大学教職員組合ニュース201号(2003.12.8発行)より
本学の未来に死活的な影響を与えるであろう今回の不認可に対して、経営トップが責任をとらなければ、彼らはいつ責任をとるのであろうか。 高額の給与は責任の重さに比例する。高額給与はほしいが責任はとらないでは、そもそもトップの資格がない。強く退陣を求める所以である。
法学部・外国語学部を廃止して、減員した180人の学生定員をそのまま薬学部の増員分とするやり方は、薬学部の将来にとっても大きな負担となるのは明らである。なるほど薬学部の人気は、今年もまだ相当なものがあり、新学部に、たとえ定員割れという事態が発生しても なお大学全体の収益は大幅な増加となることは間違いない。
しかし、新設薬学部の増加、薬学部6年制の導入など、薬学部をめぐる状況は大きく変化している。ゆえに、2年後3年後、さらには増員して入学した学生が国家試験を受けるとき、結果は惨憺たるものとなっているのではなかろうか。
今ほど、目先の「金儲け」ではなく、大学の社会的使命を深く認識し、21世紀をきり拓く理念と情熱をもった大学人が、強く求められているときはない。
北陸大学教職員組合ニュース201号(2003.12.8発行)全文はこちら ≫
投稿者 管理者 : 2003年12月10日 13:32
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/89