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2003年12月18日

「私立学校法」改正を目指す文科省中間報告に関する学習会

京滋私大教連/日本科学者会議京都支部共催

2003年10月20日(月)18時30分からウィングス京都にて萬井隆令氏(龍谷大学法学部教授)を話題提供者に迎え、標記学習会が行なわれました。「学校法人制度の改善方策について(中間報告)」の内容紹介とコメント、会場からの質疑応答、全体討論がおこなわれ、共催両団体にとって非常に意義深いものになったと確信しています。

学習会で萬井氏の指摘したポイントは大きく3つ挙げられます。

1.理事長・理事会の権限の強化よりも質的向上が重要である。
2.情報公開・財政公開の公開範囲の妥当性と公開に伴う事務作業量増加。
3.競争資金である外部資金導入を説く一方、業務の外部委託(アウトソーシング)や学校法人出資の収益事業会社設立を推奨するなど経費節減が主眼となり、事務機能強化につながらないのではないか、というものです。…

機関紙「京滋私大教連 第84号」(2003年12月15日)

(参考資料)
1.現行「私立学校法」
2.「学校法人制度の改善方策について」(大学設置・学校法人審議会学校法人分科会学校法人制度改善検討小委員会-平成15年10月10日)

投稿者 管理者 : 2003年12月18日 00:30

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