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2003年12月28日

教員任期制 大学研究の活性化は疑問

【私の視点】 神戸大学大学院法学研究科教授 阿部 泰隆氏(朝日新聞 03/12/22)

大学教員任期法が制定されて6年になる。国公私立すべての大学において、教授を含めた大学教員に任期制を導入して、教員の入れ替えを進め、大学などへの多様な人材の受け入れを図るものである。立法者はこれによって、相互の学問的交流が不断に行われ、教育研究が活性化することを期待した。

 そうした効果には疑問が多く、大学ごとの選択制であるため、これまではあまり活用されてこなかった。しかし、来年4月の国立大学法人化を控え、大学改革の一環として導入の動きが強まっている。……

投稿者 管理者 : 2003年12月28日 12:44

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