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2004年01月26日

文科省、「教育指標の国際比較」(平成16年版)を発表

「教育指標の国際比較」(平成16年版)について(2004/1/19)

(問題とすべき特徴)
1.我が国の国内総生産(GDP)に対する公財政支出学校教育費の比率は,OECD諸国の中で低い。

国内総生産に対する公財政支出学校教育費(国と地方が学校教育に支出した経費)の比率は,我が国が3.5%であるのに対し,アメリカ合衆国4.8%,イギリス4.5%,フランス5.7%,ドイツ4.3%となっている(いずれも2000年)。

2.我が国の高等教育に対する公財政支出の比率は,OECD諸国の中で最も低い。

高等教育への公財政支出の対国内総生産比は,日本0.5%,アメリカ合衆国0.9%,イギリス0.7%,フランス1.0%,ドイツ1.0%であり(いずれも2000年),このほかのOECD諸国と比べても我が国の数値は最も低い。

3.我が国の一般政府総支出に対する公財政支出学校教育費の比率も低い水準にある。

 国と地方による公財政支出全体(一般政府総支出)に対する学校教育費の比率は,日本10.5%,アメリカ合衆国15.5%,イギリス11.8%,フランス11.4%,ドイツ9.9%であり(いずれも2000年),我が国の数値は低い水準にある。

投稿者 管理者 : 2004年01月26日 00:11

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