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2004年01月29日

佐賀大学、運営諮問会議の開催−予算や受験対策に質問

(毎日新聞1/29)

 統合後初となる佐賀大運営諮問会議(議長、高田弘・西九州大学長)がこのほど、佐賀市で開かれた。4月の法人化を控え、学生や資金確保についての質問が目立ち、大学側は学生の就職率向上を優先課題として掲げる考えを明らかにした。
 同会議は学外有識者が大学の運営について協議する組織。昨年10月に大学がまとめた中期目標・中期計画について説明を受けた。…

 会議は非公開だったが、説明によると委員からは予算配分減少に伴う運営資金の確保や、少子化に伴う受験人口減少の対策などについて質問が出た。
 これに対し長谷川照学長は「何より学生の就職率を上げることが学生の確保につながる」と強調。
 文化教育学部については、昨年度41・1%だった新卒教員採用率(臨時採用を含む)を05年度には50%以上とする目標を掲げた。医学部の将来像については「赤ひげ医師の養成という原点に立ち戻り、地域医療の担い手を育成していく」という姿勢が示された。
 26日提出された4月以降の国立大学法人の組織案では、新たに知的財産管理室や評価室を設置。国際貢献・社会貢献をさらに進めるため、担当の副学長を新設する。組織案については次の運営諮問会議で検討したうえ、3月の評議会で正式決定する。

投稿者 管理者 : 2004年01月29日 23:45

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