個別エントリー別

« 北海道、私学助成6億円の削減 | メイン | 信州大、教授が教え子の論文盗用 »

2004年02月05日

日本学術会議法の改正案、今国会に提案!

(京都新聞2/4)

 「学者の国会」と言われる日本学術会議(黒川清会長)を活性化するため、政府は4日、組織改革を軸とする日本学術会議法の改正案をまとめた。今国会に提案し、来年10月の施行を目指す。
 法案によると、会員の選考方法を現在の登録学会の推薦制から、同会議が自ら選考する方法に変更。研究分野別に7部ある組織を「人文科学」「生命科学」「理学及び工学」の3部体制とし、新分野に柔軟に対応できるようにする。
 また、70歳定年制を導入。任期を3年から6年に延長する代わりに再任を禁止。所管を総務省から内閣府に移し、科学技術政策を形成する政府の総合科学技術会議と車の両輪と位置づける。
 日本学術会議は1949年に設立され、会員210人。従来、個別の学会や協会の利害にとらわれ、科学者の意見を幅広く集約して政策提言する機関として機能していないとの批判があった。

投稿者 管理者 : 2004年02月05日 00:46

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/347