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2004年02月12日

かつてない年金改悪法案、国会にいよいよ提出,国・地方公務員共済 私学共済の改悪案も!

 政府は年金制度改革関連法案を閣議決定,同時に国家公務員共済組合年金(111万人)や地方公務員共済組合年金(321万人)、私立学校共済年金(41万人)についても、厚生年金に準じて保険料率を段階的に引き上げて固定する関連法案を来週以降、国会に提出する。
 国民の保険料支払能力に関する議論と観点を全く欠落した法案提出。もし,これが通れば今後の消費税引き上げ(予想)も加えて,国民負担率はかなり上昇,国民生活は破綻。

この法案が通過したらどうなるか?
【厚生年金保険料について】
現行13.58%(本人負担分6.79%)→ 2017年度18.30%(本人負担分9.15%)
毎年0.354%づつ上乗せ
(年収750万円の場合の年間保険料)
現行約51万円 → 2017年度68万円6250円(年間約17万円大幅アップ)
毎年1万3000円の増加が10年以上にわたって続く。
【厚生年金給付について】
(世帯所得65.5万円(ボーナス込み)のケース)
現行 現役所得の49.9% → 2025年42.3% 月4.9万円の減額
【厚生年金の財源問題】
現在は棚上げ,今後消費税10%をもくろむ。

投稿者 管理者 : 2004年02月12日 00:13

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