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2004年02月15日

2004年度入試、国公立大・私立大とも志願者減

Mainichi Edu Mail(2/13)より

 2004年入試の大きな特徴は、国公立大、私立大ともに志願者減となったことだ。国公立大の出願締め切り日、2月4日時点の志願者数は51万6875人と、昨年同時期の志願者数に比べ、約5%減、4年ぶりの志願者減少となった。私立大も志願者が確定している大学・学部で、昨年に比べて約4%減り、内訳は一般入試が7%減、センター試験利用入試が5%増だった。【大学通信】

 志願者が減った背景には“少子化”がある。18歳人口は昨年比約6万人減の141万人となり、ここ数年では、もっとも大きな減少だった。このため、受験生数も大きく減っていると考えられる。浪人生の減少も影響している。今年から国立大のセンター試験が原則5教科7科目となるため、昨年、現役で大学に進学した人が多かったことが挙げられる。特に文系受験生には、公民1科目増の負担感が強く、できるだけ浪人を避けたものと見られる。さらに、センター試験の平均点が高くなったため、受験生が強気になり、併願校を絞ったことも関係しているのではないだろうか。

 すでに合格発表が始まった薬科系大学でも、志願者減の大学が目立った。ただ、共立薬科大、星薬科大などでは、合格者数を絞り込んでおり、あまり広き門にはならなかったようだ。志願者が減少すると、“歩留まり”(合格者の入学率の意)が良くなるといわれており、その影響とみられる。

投稿者 管理者 : 2004年02月15日 22:23

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