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2004年05月08日

君が代斉唱義務不存在確認請求訴訟、第二回口頭弁論(5月6日東京地裁)教員が意見陳述

しんぶん赤旗(5/07)より

 国歌斉唱義務不存在確認請求訴訟の第二回口頭弁論が六日、東京・霞が関の東京地裁で開かれました。同訴訟は、都立高校や養護学校の教職員ら二百二十八人が、学校長への通達にもとづく職務命令によって「日の丸」「君が代」を強制する東京都教育委員会と東京都を被告として提訴。職務命令は憲法と教育基本法に違反しており、職務命令に従う義務のないことの確認を求める予防訴訟です。
 都立高校の教員二人が意見陳述しました。…

[「国旗国歌法」制定をめぐる国会答弁はどうであったか]
●「政府としては、法制化に伴い、国民に対し国旗の掲揚、国歌の斉唱等に関し義務づけることは考えておらず、法制化により思想、良心の自由との関係で問題が生じることにはならない」(小渕恵三首相、1999年7月28日参院本会議)
●「児童生徒が例えば国歌を歌わないということのみを理由にいたしまして不利益な取り扱いをするなどと言うことは、一般的に申しますが、大変不適切なことと考えている」(有馬朗人文相、99年7月21日、衆院内閣・文教委員会)
●「政府の見解は、政府自身の見解でございまして、国民お一人、お一人が君が代の歌詞の意味などについて、どのようにお受け止めになるかについては最終的には個々人の内心に関わる事項である」(野中広務官房長官、99年8月6日、参院の特別委員会)

投稿者 管理者 : 2004年05月08日 00:00

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