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2004年05月11日

デジタルアーツ争議にご理解とご支援を!

 富士大学不当解雇事件の当事者である川島茂裕氏から同じ不当解雇事件で学園側と闘っておられる「学校法人菅原学園・専門学校デジタルアーツ東京」の浅石政明先生をご紹介いただきました(川島氏はこの4月に開催された裁判勝利をめざす全国交流会−熱海市、国民救援会・全労連・自由法曹団主催で浅石先生にお目にかかったとのこと)。

 この不当解雇事件は,大学教職員の事件ではありませんが,団交中に即時解雇するという極めて乱暴な事件であり,同じ教育界における不当解雇ですので,浅石先生を支援するとともに,このブログでも問題の不当性を訴えたいと思います。
 なお,同先生は,平成15年2月、さいたま地裁川越支部に提訴し、東京私教連(高校の先生が中心)の支援を得て闘っておられるとのことです。

 以下,浅石先生から送っていただいた2004年4月発行の「不当解雇撤回ビラ」を掲載します。

菅原学園デジタルアーツ東京は浅石先生を教壇に戻せよ!

デジタルアーツ争議にご理解とご支援を!

菅原学園、生徒を差別
 平成9年4月、学校法人菅原学園・専門学校デジタルアーツ東京(東京都豊島区西池袋2-38-8)は、結核発生事件で入院治療した生徒に、差別的な対応をしました。
 担任の浅石さんは、「どの生徒も差別はしないように」と学園に要望しました。

授業と担任を取り上げ
 平成10年4月、菅原一博理事長は、浅石さんを生徒から切り離し、担任を取り上げ、毎日朝から夕方まで外回り(企業訪問)を命じました。
 さらに菅原理事長は、先生達の労働条件を不当に切り下げる「教員勤務評価制度の導入や教員の身分変更、一方的な賃金カット」などを通告してきました。
 そのため、浅石さんは、先生達と共に学内の運営を、職員会議を通した民主的な運営に改めるように求めてきました。

団体交渉中に即時解雇
 しかし、菅原理事長は、改めるどころか中心的な活動をしていた浅石さんに対し、年間100万円を超える賃金カットや退職強要等様々な個人攻撃をくわえた末、平成13年2月、教壇復帰と労働条件の改善を求める組合との団体交渉中、即時解雇しました。

裁判所に提訴
 浅石さんは、学園が行ってきた不当な行為を許さないことと、学園の運営を民主的に改めさせること、そして教壇への復帰を求めて平成15年2月、さいたま地裁川越支部に提訴したたかっております。ご理解とご支援をお願い致します。


投稿者 管理者 : 2004年05月11日 00:05

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