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2004年05月13日

富山県内国立3大学の中期計画

東京読売新聞(5/12)より

 富山、富山医科薬科、高岡短期の県内国立三大学が文部科学省に提出した中期目標・計画の原案が十一日、国立大学法人評価委員会で了承された。
 三大学が提出した計画は、二〇〇五年十月の統合による新大学発足を控え、いずれも研究や教育の充実、地域貢献のほか、経営の改善や効率化にも重点を置いた内容で、今週中にも文科大臣の認可を受ける見込みだ。
 富山大は、新入生がスムーズに大学での学習に入れるよう一年次に少人数のゼミナールを開講するほか、インターネットを用いた自己学習支援など教育の充実に取り組む。また、大学として、次世代エネルギーの開発や生命科学などの先端的な学術研究、環日本海地域の総合研究を推進する。
 医薬大は、医、薬両学部の教員が相互に乗り入れた教育や、両学部と和漢薬研究所、付属病院との連携など、創立以来取り組んできた東西医薬学の融合を目指す特色ある大学づくりをうたった。同時に、付属病院の充実といった地域貢献にも取り組む。
 高岡短大は、学生が複数の専門分野の授業を履修できるカリキュラム編成や、全授業の半分以上を地域に公開することを明記した。教員が外部研究資金を獲得する上で支援したり、研究者自身も企業や自治体への研究内容などを積極的に紹介したりすることも盛り込んだ。


投稿者 管理者 : 2004年05月13日 00:00

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