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2004年05月17日

大阪私大教連総会、三争議支援と04春闘方針を確立(3月25日)

「私大教連おおさか」No.10 (2004年4月20日)より転載

 三月二五日、大阪私大教連第四五回総会が大阪府社会福祉指導センターで開催され、〇四大阪私大春闘方針の確立、新委員長をはじめ補充役員の選出を行いました。
 開会あいさつは新関執行委員が行い,新納代議員(電通大)、今駒代議員(芸大)を議長に選出しました。委員長あいさつで喜里山氏は「大学をめぐる状況がますます厳しくなり、大阪私大教連に団結したたかう組合の役割が高まっています。今総会、で充分議論を行い〇四春闘方針を確立していきましょう」と述べました。
 議案提案では、情勢報告を柳田副委員長が行いました。柳田氏は第三者評価をはじめとした学校法人の評価問題、理事会主導を強める私立学校法の改定、文部科学省予算と産学連携など、大学間題で焦点となっていることについての報告を行いました。〇四大阪私大春闘方針についてほ紅露書記長が行いました。紅露氏は情報公開など社会的に信頼される大学づくりと、生活と権利を守る取り組みを併せてすすめる提案をしました。また、今春闘では国公立大学組合との連携をいっそう強め、常設機関の設置も検討するとしました。
 討論では、「ベア要求を突破口にした交渉だけではなく、それぞれの大学が抱えている問題を焦点にした取り組みを強める必要があるのではないか」などの意見が出されました。また争議状態となっている大阪芸術大学からは地労委闘争の状況、高野山大学特任組合からは雇用をめぐっての団交状況と地労委の状況、明浄短大からほ短大閉鎖と教員の雇用をめぐっての団交状況について報告がありました。
 〇三会計中間報告と〇四予算案を佐伯会計員が行った後、役員補充選挙を行い新委員長に野中一也氏(電通大)、執行薫に今井好子氏(経法大)、川上恭司氏(高野山大)を選出しました。退任役員あいさつは喜里山委員長香兵(別掲)が、新任役員あいさつは野中新委員長(別掲)が行いました。最後に山田執行委員が閉会あいさつを行いました。

大阪私学教職員組合(大私教)ホームページ
大阪私大教連加盟組合一覧

投稿者 管理者 : 2004年05月17日 00:01

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