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2004年05月18日

「2ちゃんねる被害」の体験から

JANJAN NPO型インターネット新聞(5/17)

 イラク人質事件の当事者の方々と比べるとまことに軽微ながら、筆者も「2ちゃんねる」にかかわる暴言被害を体験した。そこから、人質事件に対するインターネット上での一連の発言について感じたことを述べてみたい。…

 筆者は、イラク人質事件に関して「自作自演説」が流れ出したと知ったとき、インターネットそのものが持つ性質との関連を思った。インターネットには、個人でも大手メディアと同等の機会で情報を発信できる機能もあるが、一方で、現実の人間関係を考えることなしに、自作自演を簡単に実行することもできる。ふだんから自分でそのようなことをしている人々だからこそ、現実の世界も同じように考えたのであろう。…

 …「プロ市民」という揶揄も、べつに目新しい現象ではない。数十年前に消費者運動が起こったときも、「有閑マダムのお遊び」「金もうけが目的」という揶揄・中傷が絶えなかった。プロ市民は、これを新しい用語で言い換えたにすぎない。しかし今やどうだろう。人により温度差はあるが、食べものや商品に安全性を求めることが常識となったために、企業がそれを売り物に(内容的にはまだ検討すべき問題があるにしても)する時代になった。…


投稿者 管理者 : 2004年05月18日 00:06

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