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2004年07月12日

「教授セクハラ」、元助手が提訴−九州女子大

毎日新聞西部(7/10)

 九州女子大学(北九州市八幡西区、筬島(おさじま)豊学長)の元助手の女性(26)が9日、教授らからセクハラ行為を受け、更に助手契約を一方的に打ち切られたとして、大学を運営する学校法人福原学園と教授ら2人に損害賠償など計約1020万円を求める訴訟を福岡地裁小倉支部に起こした。
 訴状などによると、女性は01年4月から家政学部の助手として3年契約で勤務。昨年4月以降、50〜60代の同学部教授2人に体を触られたり、同宿を強要された。今年3月に大学に被害を申し立て、大学側はセクハラの事実を一部確認した。契約更新は学部長が約束していたが、更新されなかった。教授からは女性に「出来たら穏便に」と圧力があったという。教授の1人は現在、別の大学に移っている。
 女性は「教授には何の処分もなく、謝罪もない。提訴は本意ではないが、今も教授が教壇に立ち続けていると思うと『これでいいのか』と疑問が大きくなった」と言う。
 福原学園は「大学からの報告を受け、学園のセクハラ防止委員会で審理している。提訴については訴状を読んでから検討する」と話している。


投稿者 管理者 : 2004年07月12日 00:31

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