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2004年07月14日

解剖実習の健康被害1千件 医・歯学部

共同通信(7/13)

 国公私立大の医学部や歯学部で、解剖実習でホルマリンを使った学生が、目やのどの痛みなどの健康被害を訴えたケースが1998年度から2003年度までの6年間で1015件に上ることが13日、文部科学省の調査で分かった。
 03年度には、化学物質過敏症の診断を受けた医学部学生が退学した例も1件あった。政府は同日の閣議で調査結果を盛り込んだ答弁書を決定した。
 調査は6月に実施、医学部や歯学部を抱える延べ106大学が回答した。
 健康被害の報告件数は、医学部が1998年度から年度別に114件▽128件▽111件▽129件▽138件▽158件−の順。
 歯学部は16件▽22件▽35件▽51件▽54件▽59件−の順になっている。
 「件数は不明」と回答した大学があるほか、大学側が把握した範囲の数字のため、実際の被害はさらに多いとみられる。


投稿者 管理者 : 2004年07月14日 00:07

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