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2004年09月20日

正規手続き経ず除籍処分は無効−苫駒大留学生が提訴

北海道新聞夕刊(9/17)

 正規の手続きを経ていない除籍処分は無効などとして、苫小牧駒沢大学(苫小牧市錦岡)の中国人留学生(29)が同大を相手取り、地位確認を求める訴えを起こし、札幌地裁苫小牧支部(下沢良太裁判官)で十七日、第一回口頭弁論があった。大学側は請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。
 訴状によると、留学生は四月二十七日、同大国際センターから、在留期間更新許可申請の取り次ぎをしないと通知された。さらに五月七日、「学費の納入を怠り、督促を受けても納入しない」と除籍処分通知を受けた。
 留学生は「督促を受けていない。除籍処分がなされるのは、学費の最終納付期限である七月十五日を過ぎても未納の場合で、決定に必要な教授会も開かれていない」などと主張した。
 大学側は「申請取り次ぎを拒んだのは、外国人登録証の住所に留学生が居住していなかったから。四月二十一日に未納の通知を出しており、本人と面談して納入を求めている」などと反論した。


投稿者 管理者 : 2004年09月20日 00:07

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