個別エントリー別

« 「戦争は不法で不当」 広島で民衆法廷が声明 | メイン | キャンパスからまちに踏み出した学生たち 「学生まちづくり学会2004」 »

2004年10月13日

教育基本法改正など市民200人が考える 釧路でシンポ

北海道新聞(10/12)より

 「10・11教育を考えるシンポジウム」(実行委主催)が十一日、釧路市交流プラザさいわいで開かれ、教育基本法の改正などについて意見が交わされた。
 二部構成で、前半は東大大学院の高橋哲哉教授が講演。「教育基本法の出発点は個人の尊厳。だが、与党の改正検討会の中間報告では国家が前面に出ている」とした上で、「教育現場に問題があるから教育基本法を改正しようというのは筋違い。法の理念が実現できないから現場は問題点を抱えている」などと訴えた。
 後半は教師たちが学校の実情を報告した。釧路市内の中学校教諭が「若い先生たちは疲れきっていて、教師同士の論議も少なくなった」と指摘。東京の養護教諭は卒業式の「日の丸・君が代」を拒否した多くの教師が処分されたことに触れ「都教委の締め付けはますます強まっている」と話すなど、それぞれに意見を述べ、集まった約二百人の市民は真剣な表情で耳を傾けていた。


投稿者 管理者 : 2004年10月13日 00:11

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2011

コメント