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2004年11月26日

学生らに嫌がらせ、20年繰り返す 九州大教授を解雇処分

産経新聞(11/25)

 九州大は25日、地位を利用して学生らに嫌がらせをするアカデミック・ハラスメントを20年以上繰り返していたとして、同大大学院人文科学研究院の男性教授(58)を諭旨解雇処分にしたと発表した。

 また、女子学生にメールを送るなどのセクハラ(性的嫌がらせ)をしていた別の50代の男性教授も3カ月の出勤停止処分とすることを決めた。

 同大によると、“アカハラ”を行ったとされる教授は、1982年から最近まで、大学側が確認しただけでも約60件の嫌がらせを行っていた。

 学生の家庭状況をほかの学生の前で繰り返し話したり、学会で学生を困らせるような質問を浴びせるなどしており、送別会で女子学生の体を触るセクハラも3件確認されたという。

 昨年12月に学内のセクハラ等対策委員会に、学生や大学院生、卒業生の男女計45人が被害を訴えて問題が発覚。大学が調査を進めていた。(共同)

 ■アカハラ アカデミック・ハラスメントの略。大学など研究教育機関内での、上下関係を背景にした嫌がらせ行為。指導教員による学生の研究活動の邪魔や指導拒否などのほか、教職員が上司から受ける昇進、配置などに関する妨害を含む。(共同)


[同ニュース]
「アカハラ」20年繰り返す・九州大が教授を解雇処分(日本経済新聞11/25)
「20年以上アカハラ」認定=九大教授を諭旨解雇-56人の院生・卒業生ら訴え (時事通信11/25)
“アカハラ”の教授解雇 九州大45人被害訴え(共同通信11/25)
九大、2教授を処分(朝日新聞11/26)
九州大:アカハラやセクハラで男性教授を諭旨免職(毎日新聞11/26)

投稿者 管理者 : 2004年11月26日 00:29

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