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2004年11月16日
東北大が特待生制度設ける方針
読売教育メール(11/15)
東北大(吉本高志学長)は11日、優秀な学生や留学生を対象に、大学独自の予算を使って、学費を免除したり、奨学金を与えたりする「特待生制度」を設ける方針を明らかにした。こうした制度は私立大にはあるものの、国立大では珍しいという。優秀な学生を国内外から集めることで、独立法人化に伴って激化する大学間競争に勝ち抜こうという戦略と言えそうだ。
吉本学長らが同日の記者会見で明らかにした。2007年6月に迎える創立百周年の記念事業で約20億円の基金を設立し、特待生制度に使う。基金の原資は3年かけて、同大の卒業生や企業などから集める。基金はこのほか、キャンパスの施設整備や、企業・社会との連携を図るためのセミナー開催などの費用にも使うという。
同大は早ければ2008年度に、定員を1学年20人程度に抑えて優秀な人材を養成する「高等研究教育院」(仮称)を、大学院に発足させる方針も明らかにした。吉本学長によると、同院の学生が特待生制度の対象となる見通し。
投稿者 管理者 : 2004年11月16日 00:59
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