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2004年12月25日
東京大、セクハラで2教授を処分
毎日新聞(12/24)
東京大(佐々木毅学長)は24日、片山武司・元理学系研究科教授(61)が女性2人にセクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)行為をしていたと認定し、同日付で諭旨解雇相当処分にした。また、セクハラ行為があったとして総合文化研究科の50歳代の男性教授を2カ月の停職処分にしたと発表した。片山元教授は非常勤研究員を務めていた理化学研究所(埼玉県和光市)から海外出張旅費443万円を二重取りしていたことが6月に発覚、詐欺容疑で刑事告訴された。東大からも2カ月の停職処分を受け、6月末に大学を自己退職した。
調査によると、片山元教授は東大原子核研究所(現在は廃止)助教授だった95~96年にかけ、指導していた女子学生に性的関係を強要。別の女性職員にも99~02年に同様の行為をした。
東大は関係者の事情聴取などからセクハラ行為があったと認定した。片山元教授も認めているという。今回の処分で、片山元教授の退職金は33%カットして支給される。
また、東大によると、総合文化研究科の教授は03年春ごろから指導する女子学生に海外旅行に同行するようしつこく誘った。学生が指導教員を変えた後も「自分の指導下に戻らなければ学位が取れない」などと電子メールを繰り返し送り、学生は不眠に追い込まれた。
[同ニュース]
■性行為強制で諭旨解雇 東大、退職の元教授に通知(共同通信12/24)
■女子学生にセクハラ、東大教授2人処分(日刊スポーツ12/24)
■東大教授がセクハラ行為で停職 元教授も諭旨解雇相当に(朝日新聞12/24)
■東大2教授、セクハラで処分…性行為強要・旅行に誘う(読売新聞12/24)
■東大、教授ら2人をセクハラで懲戒処分(日本経済新聞12/24)
■東京大学教授がセクハラで懲戒処分 (TBS 12/24)
投稿者 管理者 : 2004年12月25日 01:39
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