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2004年12月11日

平安女学院大キャンパス統合問題 知事、高槻移転なら8億円返還請求へ

毎日新聞(2004/12/11)

 ◇知事が表明
 ◇近江大橋西詰交差点、渋滞緩和へ立体化
 12月定例県議会は10日、一般質問を行った。国松善次知事は、守山市三宅町の平安女学院大びわ湖守山キャンパスが学校法人「平安女学院」(京都市)の計画通り来年4月から大阪府高槻市の高槻キャンパスに統合された場合、開学前の98、99年度に県が交付した補助金8億円の返還を求める考えを表明した。また、県道大津草津線の渋滞緩和策について、河〓和明・土木交通部長は「近江大橋西詰交差点(大津市)の立体化が不可欠」との考えを示した。【森田真潮】
 キャンパス統廃合問題について国松知事は、森茂樹氏(共産党県議団)の質問に、「来年4月以降、(現代文化学部を設けるとした)大学からの補助金交付申請書に記載された運営がされない場合は、県の規則などに沿って適切に対処する」と答えた。県は「学部展開が目的の補助金。処分制限期間(校舎は60年)内に目的外使用されれば、交付決定を取り消し、補助金返還を求めることになる」としている。
 県道大津草津線の渋滞緩和策については、河部哲幸氏(県民ネットワーク)が質問。県は立体化を高架方式にするか地下方式にするか、来年2月をめどに開く検討委員会の次回会合で方針を示し、05年度以降の事業化を目指す。
 立体化の費用は十数億~二十数億円と試算。大津市におの浜2の交差点に歩道橋を設けるなどの構想と合わせ、両交差点間(2・4キロ)の自動車での所要時間を、現在の11・7分から5・2分に短縮できるとしている。

投稿者 管理者 : 2004年12月11日 04:29

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