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2005年02月16日

セクハラ疑われ苦痛 男性教授が賠償請求 愛知産業大側を提訴

中日新聞(2/15)

 事実無根のセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)の疑いを掛けられ、精神的苦痛を受けたとして愛知産業大(愛知県岡崎市)の男性教授が、理事長ら同大関係者四人を相手に慰謝料など約三千万円の損害賠償を求め、名古屋地裁に提訴したことが分かった。

 訴状によると、教授は昨年八月中旬、大学側から「研究室で女子学生の体を触り、単位を認定する対価としてお茶に誘った。本来は認定できない単位も認定した」などとして諭旨退職処分の通知を受けた。

 これに対し、教授は「セクハラはなかった。学生の成績はもともと合格点だった」などと異議を申し立て、昨年十月、「(大学側は)セクハラについて十分な確認が得られなかった。懲戒処分を撤回する」「教授は本年度末をもって自己都合により退職する」という趣旨の合意を交わした。

 しかし、同教授は「学内のセクハラ委員会や懲戒委員会が十分な審理をせず、不当な認定や処分をしたため社会的評価や人格を傷つけられた。授業を外され、学内に話が広まるなどして精神的に追い込まれ、退職を受け入れざるを得なくなってしまった」としている。

 愛知産業大の理事長は「詳細は裁判の中で明らかにしたい」としている。


[同ニュース]
セクハラ疑惑で苦痛と提訴 愛知産業大の教授(共同通信2/15)
セクハラ疑惑は精神的苦痛と60代教授提訴(ZAKZAK2/15)

投稿者 管理者 : 2005年02月16日 00:29

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