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2005年03月17日

先細り時代 埼玉大学をどうするか 将来計画の要件を考える

埼玉大学の将来を考える会
 ∟●先細り時代 埼玉大学をどうするか 将来計画の要件を考える

教養学部のメーリングリストErgodicに高木英至教授が寄せた、教養学部および大学全体の将来展望についての意見をウォッチに転載しました。少子化と、日本政府の高等教育に対するさらなる財政支出抑制、くわえて企業アナロジーによる大学運営手法の導入などの下で、戦後まもなく旧制浦和高校と埼玉師範を核に生まれた新制大学・埼玉大学は、その歴史的役割を終えようとしているかのような不吉な予感が漂い始めています。その予感を最も強烈に感じているのが20人を超える減員を言い渡された教養学部でしょう。一方で、教養学部、あるいは大学全体の生き残りのグランドデザインについて、全学的な議論の輪が広がっていないもどかしさがあります。学内の議論活性化へむけて投じる一石として、高木教授に論説の転載許可を求め、快諾を得ました。
(編集部  2005/03/15)

先細り時代 埼玉大学をどうするか 将来計画の要件を考える

高木英至

 先日は教養学部が学長回答をめぐって「総括」を出しました。この学長見解/回答の問題も、終わった訳ではなく、今後いくつかの展開があるかも知れません。その件を別にしても、年度を越せば全学レヴェルでいろんな問題が続くだろうと思います。
 全学レヴェルと同様に、学部レヴェルでもいろんな課題を抱え込んでいるのが教養学部の現状と思います。
 重要な問題の1つは学部将来計画の件です。拡大将来計画委員会というのができて、現在、計画案を審議しているのだろうと思います。どのような手順と方針で審議を進めているのかは、気になるところです。その案の評価は出てきたときにすればよい。ここでは、「学部将来計画が充たすべき要件」に関する私見を、一介の傘はり浪人である身分を省みず、述べてみようと考えました。
 以下、思いついたところで書いてみます。……

後略,続きは上記URLを参照して下さい。


投稿者 管理者 : 2005年03月17日 00:00

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