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2005年03月18日
学生生活、仕送りは90年以来最低 食費は80年水準
毎日新聞(3/16)自宅外から大学に通う学生(自宅外生)への仕送りは90年以来最低となり、学生の生活が依然経済的に苦しいことが、「全国大学生活協同組合連合会」(228生協など加盟・東京都杉並区)の実態調査で分かった。
昨年10~11月、全国40大学の約9600人に聞いた。自宅外生が親から受け取る1カ月当たりの平均仕送り額は8万5650円で、03年に比べ約4000円低下した。
仕送り額は80年代前半には6~7万円台で推移、88年に初めて8万円を超え、89年8万4140円、90年8万7600円、91年9万450円と順調に伸びた。しかし、96年の10万2240円をピークに減り始め、昨年はついに90年のレベルより下がってしまった。
1カ月当たりの平均支出額は12万4960円で、前年より約3000円減った。支出額でも91年(12万5790円)のレベルに逆戻りした。
同支出額の主な内訳は住居費5万5060円▽食費2万5440円▽教養娯楽費9140円▽電話代5960円▽書籍費2650円など。ここ2年間の2万5000円台の食費は80年(2万8800円)以来、最低となっている。
同生協連合会広報・調査グループは「旅行代や耐久消費財の購入代金も90年以降で最低となり、学生たちの節約ぶりが分かる。仕送りをする親元の苦しさも数字に表れている」と分析している。
投稿者 管理者 : 2005年03月18日 00:08
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