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2005年03月24日

弘前大医学部教授、異動無効求め提訴

読売新聞(3/23)

 弘前大(遠藤正彦学長)が、理由や説明がないのに弘前大医学部付属病院の形成外科科長を解任したのは違法だとして、外科科長を解任された医学部の男性教授(55)が、大学と遠藤学長を相手取り、人事異動の無効などを求めて地裁弘前支部に民事訴訟を起こしていたことが22日、わかった。

 訴状によると、弘前大は昨年12月28日付で、付属病院形成外科科長だった男性教授に対し「形成外科学講座、診療科の人間関係が著しく悪化している状況は、(男性教授の)監督責任や部下に対する指導力の欠如によるもの」として、外科科長の解任などを通知した。

 しかし、男性教授側は、「大学は、人間関係を悪化させている状況について具体的に説明せず、弁解の機会も与えてない」として大学側の通知には理由がないと主張。「人事権の裁量を逸脱した違法な行為で名誉を侵害され、精神的苦痛を受けた」として、大学側に人事異動の無効と慰謝料500万円を求めている。

 付属病院総務課の佐藤洋正課長は、「外科科長の解任には正当な理由があり、全面的に争う」と話した。


投稿者 管理者 : 2005年03月24日 00:55

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