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2005年04月29日

信州大学、2つの不祥事と処分

無料コピーで教材作り売る 信州大教授を戒告処分

共同通信(4/28)

 大学のコピー機で無料でコピーしたテキストを学生に売っていたとして、信州大(本部・長野県松本市)の男性教授が戒告処分になっていたことが28日分かった。信州大が同日記者会見し、2004年度の懲戒処分を公表した中で判明した。
 信州大によると、教授=処分当時(57)=は2001年度から03年度にかけて、自分で作成した約100ページのテキストを学内のコピー機で無料で複写。1部300-1000円で学生約280人に販売し、計約21万5000円を受け取っていた。
 信州大は昨年10月20日付で教授を処分。教授は「学生の懇親会などに使った」と説明しているという。

信州大、住宅手当など不正受給の教授 停職3カ月の処分

毎日新聞(4/28)

 信州大(本部・長野県松本市)は28日、約4年間にわたり住宅手当と通勤手当を不正に受け取っていたなどとして、経済学部の男性助教授(40)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。助教授は不正受給分の約300万円を国と大学に返還する。30日付で退職願を提出した。

 信州大によると、助教授は「神奈川県の自宅や東京の母親宅に帰省しやすい」として、01年2月に勤務先の松本市から長野市に転居し、住宅手当と通勤手当を申請。実際は自宅などから松本市へ通い、長野市のアパートには着替えに戻る程度だったという。同大は就業規則から、長野市のアパートは住居とは認められないと判断した。

 また同大は、昨年10月にテキストを大学の経費でコピーし、学生に配布したにもかかわらず、学生から代金計約21万円を受け取っていたとして、男性教授(58歳)を戒告処分にした。受け取った金について教授は「学生が学会に出席するための補助費や懇親会経費に使った」と話しているという。


[同ニュース]
信州大学助教授が手当の不正受給などで懲戒処分(信越放送4/28)

投稿者 管理者 : 2005年04月29日 00:06

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