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2005年04月12日

立命館大学への守山女子高校無償譲渡問題 PTAが抗議文提出へ

 平安女学院大学の学生と守山女子高校の生徒のことなど顧みることなく,自らの利益のみを追求する平安女学院大学と立命館大学,そして巨額な公金支出の責任を曖昧な形で処理しょうとする守山市当局のやり方に対し,父母PTAの抗議や疑問の意見は自然のなりゆき。

PTAが抗議文提出へ 守山女子高・移管計画

京都新聞(4/11)

 滋賀県守山市の市立守山女子高の設置者を市から学校法人立命館に移管する計画で、同高PTAは10日、臨時総会を同高体育館で開き、4月中に立命館と移管に関して調印したい意向の市に対し、早急な移管に反対する抗議文を提出する方針を固めた。今後、全保護者と生徒会、同窓会に同意を求め、三者連名で市に提出する予定だ。

 臨時総会には、保護者や教員ら約100人が出席。保護者から「われわれが納得するまで移管の調印を凍結すべきだ」「選挙で民意を問うべき」などの厳しい意見が出た。同高の移管後、平安女学院大びわ湖守山キャンパス(同市三宅町)に高校を移転させる市の計画について「平安女学院の問題と一緒に片付けるやり方に疑問を感じる」などの意見があがった。

 同高PTAは8日、移管に反対する抗議文を常任委員会名で市に提出している。斉木泰子会長は「市は、新学期を迎えたばかりの生徒に動揺を与えた。早急な移管調印には反対だ」と話した。

 一方、市と市教委による説明会が同日、市民ホールで、再び開かれた。市によると、生徒や保護者ら約180人が出席したという。

[関連ニュース]

守山女子高移管問題 説明会 議論は平行線

読売新聞(4/11)

 守山市立守山女子高の学校法人・立命館(京都市)への移管問題で、守山市は10日、保護者や生徒らへの2回目の説明会を同市民ホールで開いた。約180人が出席、唐突な移管に反発する出席者からは「4月中に調印するのはやめてほしい」「白紙に戻らないのか」などの意見が出たが、市側は「立命館と基本的には合意している。今月中に調印したい」と従来の考えを改めて示し、議論は平行線をたどった。
 説明会は、3日に開かれた初回と同じく非公開で開催。市によると、出席者からは「移管まで、もっと時間をかけられないのか」「新1年生には入学前に知らせるべきだったのでは」「立命館側の説明がないので不安だ」などの意見が続出した。

 市は今月から保護者や生徒、教職員らへの説明会を続けているが、理解は得られていない。

 市は「立命館と移管の協定を結ぶまでにもうしばらく説明会を重ねたい。今後、立命館の関係者にも説明会に出席してもらえるよう検討する」としている。


投稿者 管理者 : 2005年04月12日 00:23

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