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2005年04月19日

「表現の自由を侵害」 国民投票法案に反対

共同通信(4/18)

 憲法改正手続きを定める国民投票法案にメディア規制が盛り込まれていることに対し、弁護士や作家、新聞労連などが18日、東京・永田町の参院議員会館で集会を開き「表現の自由の侵害だ」として反対の声を上げた。
 憲法問題に取り組む木村庸五弁護士は「憲法改正には国民の意思が最大限尊重されなければならない。多種多様で自由な情報がなければ、国民は合理的な判断ができない」としてメディア規制への反対を訴えた。
 作家吉岡忍さんは「今、中国では反日運動が起きている。憲法を変えることでどういう波紋が近隣諸国に広まるのか、政治家は何も考えていない」と指摘し「国際的な広がりの中で表現の自由を考えるべきだ」と述べた。


[関連ニュース]
「日本憲法は歴史の英知」 起草の米国人女性が講演

共同通信(4/18)

 連合国軍総司令部(GHQ)の民政局員として日本国憲法草案の作成にかかわった米国人女性ベアテ・シロタ・ゴードンさん(81)が18日、東京都内で講演し、憲法改正議論について「日本国憲法は歴史の英知。約60年間変わらなかったのは世界で初めてで、日本人に合った憲法だから改正されなかったのだろう」などと話した。
 ゴードンさんは22歳の若さで草案作成に参加し、男女平等など人権を担当。「女性の相続権や財産権など、親の強制でなく男性の支配でもない両性の平等を考えた」と当時を振り返った。
 講演の最後に改憲議論に触れ「平和の道を開くのは女性の任務。約60年前に作った憲法が毎日の生活の中で十分に生かされることを願っている」と締めくくった。


投稿者 管理者 : 2005年04月19日 00:54

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