個別エントリー別

« 内閣府分析、「フリーター化」などで若年層の所得格差が拡大 | メイン | 仏語学校校長ら都知事を提訴へ 仏語は国際語失格発言 »

2005年06月03日

埼玉大学、「非常勤講師の兼業は2コマまで」 工学部教員に圧力 裁量労働制研究会で報告

埼玉大学ウォッチ

「非常勤講師の兼業は2コマまで」
工学部教員に圧力
裁量労働制研究会で報告

裁量労働制導入の可否をめぐる労使協議をまえに、埼玉大学裁量労働制研究会の第1回の会合が5月31日にひらかれた。その報告書が6月2日配布された。

その報告書の中で、「『週に2コマ以上の非常勤をやってはならない』という圧力が工学部教員にかけられているようだ」と伝えられた。

裁量労働制を教員にのませる手段として、大学執行部が他校での非常勤講師の兼業を切り札に使おうとしている。

しかし「週に2コマ」という基準はどこで、どう決められたものなのか。どのような場で、誰が、誰に対して圧力をかけたのか、詳しい調査が必要であろう。まんいち、この圧力の源泉が法人執行部にあったとすれば、2005年3月28日の本城昇・過半数代表と田隅三生・埼玉大学長の確認書に違反する行為、就業規則違反と同等の違反行為へと発展する。

(花崎泰雄  2005.6.2)


投稿者 管理者 : 2005年06月03日 01:26

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/1400

コメント