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2003年12月30日

鹿児島国際大学解雇事件 原告3教授からのメッセージ

支援者のみなさま 今年一年間あたたかいご支援,本当にありがとうございました。

 今年一年も裁判に追われながら過ぎました。解雇無効・地位確認等を求めた本訴裁判は,1月20日の第1回口頭弁論から始まり,12月22日の第6回口頭弁論まで行われました。第6回からは証人尋問に入りました。また,学園当局が南日本新聞社と八尾を訴えた鹿国大報道裁判(名誉毀損・損害賠償請求)は,4回の口頭弁論が行われて結審し1月14日に判決が下されます。ほかに、学園側が昨年の仮処分決定に異議申立をした裁判や、わたくし達が10月以降の賃金仮払い継続を求めた仮処分裁判の審尋も進められました。

 この間,おびただしい裁判書面の作成や証拠資料の提出と口頭弁論の準備に追われましたが,全国のみなさまの暖かい励ましとご支援に支えられ,元気に闘いを進めることができました。この場を借りて,あつくお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 来年は,1月早々に 鹿国大報道(名誉毀損・損害賠償)裁判と仮処分再申立裁判について鹿児島地裁の判決が出る見通しです。引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

(原告) 鹿児島国際大学 田尻利・ 馬頭忠治・ 八尾信光

投稿者 管理者 : 2003年12月30日 00:10

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