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2004年02月03日

家計における教育費負担の実態調査、富山県

 国民生活金融公庫富山、高岡支店がまとめた03年度「家計における教育費負担の実態調査」県内分によると、県外の大学などへ通う1人あたりの入学費用や年間の仕送り額は02年度より増え、全国平均も大きく上回っている。

 納付金、受験料、交通費、入学辞退した学校への納付金を合わせた入学費用は、大学122万円(02年度114万円)▽短大128万円(同112万円)▽専修・各種学校142万円(同114万円)。全国平均と比較すると大学で30万円、短大は58万円、専修・各種学校では73万円も多い。また大学の場合、私立が140万円で国公立95万円の約1・5倍になっている。

 世帯の平均年収652万円は前年(690万円)より落ち込み、全国平均より33万円安い。しかし、年間の仕送り額は163万円(同128万円)と大幅アップ、全国平均にも26万円の差をつけた。苦心のやりくりが伝わって来るようだ。
 一方で、授業料や通学費、教科書代など年間の在学費用は133万円(同153万円)にダウン。資格取得のための「ダブルスクール」は控える傾向にあるという。自宅外通学を始めるための費用も51万円(同59万円)に減少。家財道具で切り詰める学生も多いとみられる。

投稿者 管理者 : 2004年02月03日 01:03

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