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2004年02月11日

福井県の元高校教諭、最高裁が公務災害と認定(逆転勝訴)

福井新聞(2/10)

 (福井県)三方町の元高校教諭、坪田伊都子さん(63)が、出張の際に脳内出血で倒れ、後遺症が残ったのは過労が原因とし、公務災害と認定した控訴審判決を不服として、地方公務員災害補償基金県支部(支部長・西川一誠知事)が判決の取り消しを求めていた問題で、最高裁は九日までに上告を棄却した。元高校教諭の逆転勝訴が確定、公務災害が認定される。

 坪田さんは1989年6月、出張先の三重県へ向かう途中、福井市のJR越前花堂駅構内で脳内出血のために倒れた。休職期間を経て退職し、現在も意識障害と左半身まひが残っている。
 坪田さんは89年7月、公務災害認定を請求したが、県支部は90年2月に公務外と認定。県支部審査会への再審査請求も棄却されたため、93年3月に提訴した。福井地裁は坪田さんの請求を棄却したが、名古屋高裁金沢支部は、一審の判決を取り消し公務災害と認定。県支部は控訴審判決を不服とし、2000年秋に上告していた。

投稿者 管理者 : 2004年02月11日 00:19

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