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2004年02月12日

堺市の小学校教諭過労死訴訟(大阪高裁逆転勝利判決),基金大阪府支部が上告断念し13年に及ぶ闘いのすえ勝利判決確定!

 14年前,大阪府堺市の市立小学校教諭鈴木均さん(当時36)が脳こうそくで死亡したのは過重な勤務が原因だとして、妻和子さん(45)が地方公務員災害補償基金大阪府支部(支部長=太田房江府知事)に公務外災害認定の取り消しを求めた訴訟で,1月30日,大阪高裁は逆転勝訴の判決を言い渡した。
 2月13日の上告期限を前に基金大阪支部は,10日上告しないことを決定。その結果,大阪高裁決定は確定した。この訴訟では,労災認定を求めて実に13年に及ぶ闘いが続いた。

 この判決の意義は「持ち帰り残業のほか,休み時間や給食時間も労働時間に含めた」点にある。共同通信によれば,「原告側代理人は『持ち帰り残業について労働時間とはっきり認めた判決は初めてではないか』と話している」という。

地公災大阪府支部(新金岡小学校教諭)事件(大阪高裁 平16.1.30判決)

投稿者 管理者 : 2004年02月12日 02:13

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