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2004年03月24日

国公労連、「産総研の非公務員化を考えるシンポジウム」(3月13日)開催!

都立大学統廃合の強行に抗議し、真摯な対話を求める石原東京都知事あての要請書および公的研究の継続・発展と基礎的・基盤的研究の推進や独立行政法人の公務員型の維持などを求めるとするアピールを採択

国公労新聞2004年3月21日付(第1171号)

 国公労連は、3月13日に東京都内で「産総研の非公務員化と科学技術政策を考えるシンポジウム」を17組織92名の参加で開催しました。
 シンポジウムは、「新保守改革下の科学技術政策と国立試験研究機関」と題した明石博行駒沢大学教授の記念講演、飯塚国公労連独法対策部長の基調報告を受けて、都立大短大職組、理研労組、科学者会議、学研労協および産総研の各報告者から、都立4大学の統廃合にかかわる都の強権的政策の状況、研究機関における任期付職員の拡大など雇用の流動化や目先の成果を優先する評価と民間型の競争原理の導入にともなう問題点などが報告されました。…

 …シンポジウムの最後には、都立大学統廃合の強行に抗議し、真摯な対話を求める石原東京都知事あての要請書および公的研究の継続・発展と基礎的・基盤的研究の推進や独立行政法人の公務員型の維持などを求めるとするアピールを採択しました。
 このシンポジウムは、3年前に国立研究機関等が独立行政法人化された際に、公務員身分の独立行政法人となった産総研を、第1期の中期目標終了と同時に公務員身分を持たない独立行政法人へと変える法案が、現在国会に提出されている中でのとりくみとなりました。

投稿者 管理者 : 2004年03月24日 00:02

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