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2004年04月01日

京大再任拒否事件裁判京都地裁不当判決、「任期制の恐ろしさ」を全国に知らしめた!

[反響]

大学改革日誌(永岑教授)−−最新日誌(2004年4月1日)

 …井上さんの裁判は、大学人全員に、「任期制」の恐ろしさをしらしめた。彼が犠牲になって、この問題の恐ろしさを全国に知らしめた。井上さんのお仕事をみるかぎり、おそらくは京都大学のなかでも、あるいは再生医科学研究所のなか出も、相当きちんと仕事をしている人ではないかと思われる。しかし、形式論が優先する。「任期制に同意したではないか」とばっさり切ることができる。ひとりひとりが「任期制に同意、署名」すれば、いかにきちんと仕事をしていても再任拒否できるのだ、努力などは報われないのだ、ということを全大学人はきちんとみておかなければならない。このような任期制は大学の研究教育システムの崩壊につながるものだろう。…

井上教授支援HP

…(3月31日京都地裁判決)
井上教授の訴えが棄却されました。任期制の問題については一切裁判所で争えないという暗黒の裁判でした。どんな無慈悲な運営でも好き勝手にやって下さい 裁判所は関知しませんという判決でした。この種の問題は裁判所はあてにできず 法律で争うより 事実上の争いに持ち込むケースが増えるのではないかと大きな不安に襲われました。実力行使も予想される政治団体などの黒い活動を大学内に招き入れるきっかけとなる判決ではないかと危惧しました。明らかな他殺なのに自殺処理してズボラをかます不作為警察官が マスコミをにぎわしますが 同様に 手抜きの不作為裁判所の印象も持ちました。憲法の人権感覚を欠いており 社会を暗くする迷判決です。裁判の最初から 耳が日曜日(聞く耳なし)の京都地裁でした。
 この国は やっていけるのでしょうかね?衆愚裁判と揶揄される国民裁判員制度ですが 法律に無知な庶民が裁判に参加して裁判所に新風(?)を巻き起こしますか・・・・・混沌として きましたね・・・ため息 !!…

投稿者 管理者 : 2004年04月01日 10:28

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