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2004年04月17日
高遠さんらは自分で自らを救った！ 他方、各新聞社の社説「自己責任論」のオンパレードを見よ！
高遠菜穂子さんの涙の言葉
「ショックなこともたくさんあるけれど，イラク人のことを嫌いになれない…」。
ほかでもない。高遠さんのこの思いが自らを救ったのだと思う。この思いがあるからこそ，イラク人の心を動かした。そして，間違いなくそれがあるがゆえに世界中の心ある人が自分のことのように心配し，また救出のために奔走した。
日本人がイラク人を嫌う理由はない。他方イラク人も日本人を嫌ったことはなかった。だから，アメリカが仕掛けた大義のない戦争で犠牲になる一般イラク民衆や子供たちを見かねて多くの日本人がイラクへ行ったのだ。この思いに裏打ちされたイラク人と日本人との心の通った交流こそ真の人道支援ではないのか。それにくさびを打ち込み，深い溝をつくろうとするのは何か，そして誰か。
堅く結ばれた2つの政治同盟国の一方の側が，橋や病院を破壊し，何の罪もない人間を殺戮する非人道的行為を繰り返す。そして，もう一方の側はそれに支持を与えておきながらこんどは「人道的支援」と称して銃を構えつつ橋を直し病院をつくる。これほどはっきり目につく欺瞞はあるだろうか。どうして，日本人の半数はこの欺瞞に耐えられるのであろうか。
高遠さんたち3人はこのままだと帰国と同時にほぼ間違いなく日本人によって理由のない「謝罪せよ」の大合唱にさらされる。すべてのイラク人から感謝される日本人たちが反対に同胞である日本人によって「謝罪」を要求されるのだ。救出費用の損害賠償請求を声高に主張する者まで存在するという。まさに胸が張り裂ける思いである。
人質になった方々とその家族に卑劣な中傷を繰り返し，「自己責任」のみを覆いかぶせる日本人は決して許すことはできない。（ホームページ管理人）
以下のような「自己責任論」を展開する4月16日付各新聞社の社説・論説のオンパレードを見よ。
これらはアメリカによるイラク戦争の大義・正当性，ファルージャの大量殺戮の問題性は論ぜず，したがってアメリカ追随による自衛隊派遣の問題性を人質事件の中心論点から外す新聞である。（日付変更によるリンク先の変更を可能な限り修正した。）
■政府の「退避勧告」という制止を振り切って、危険を覚悟で出かける以上、万が一の時には政府が助けてくれる、と安易に考えるべきではない。政府が「自己責任の原則」の自覚を求めているのは当然のことである。（読売新聞）
■今回の事件で３人の行動は軽率のそしりを免れない。３人がイラクに対する外務省の「退避勧告」を知らなかったとは思えない。渡航の自由は規制すべきではないが、その場合は自己責任で身の安全を守らねばならない。（毎日新聞）
■善意から出た行動とはいえ、危険なイラクに政府の渡航自粛勧告を無視して入国した人質3人には反省すべき点がある。(日経)
■三人の行動は外務省の再三の退避勧告を無視したものであれば、本来自己責任が問われるべきだが、政府や社会に迷惑をかけたことへ陳謝の言葉も最初はほとんど聞かれなかった。（産経新聞）
■特に３人に対しては「善意だから分かってもらえるはず」という甘さがどれだけ政府と国民を困らせ、混乱を招いたか―という点について反省を求める。（河北新報）
■人質になった人たちはイラクに入る前に現地の治安の悪さを十分承知していたはずだ。しかも外務省は事件発生前にことし１２回目の退避勧告を出していた。「窮地に陥ったのは自己責任」と見られても仕方がない。（福島民報）
■多かれ少なかれ政府の毅然（きぜん）とした姿勢が解放に結び付いたが、（岩手日報論説）
■今回、確かに政府には三人の安全確保にできる限り努力する責任があった。しかし、イラクの現状はボランティアの人道支援ができる状態ではない。自分の身を守る注意深さが求められる。（東京新聞）
■退避勧告の出ているイラクに入国する側の「自己責任」問題も、軽視できないことだ。（信濃毎日新聞）
■政府も退避勧告は出しても、フリーの記者やボランティアの実態を把握している訳ではないので、事実確認は困難だ。米国の同盟国の市民を無差別に狙う事件の危険性は極めて高い。現地で活動する際には、より慎重であることが求められる。（北日本新聞）
■「自己責任」求める法整備を（北国新聞）
■外務省が繰り返し「退避勧告」をしているにもかかわらず、イラクにはまだかなりの民間ボランティアが残っている。誘拐、人質が頻繁に起きている。行動を慎むとともに、（福井新聞論説）
■「自己責任」求める法整備を（富山新聞）
■民間人の活動であっても、危険回避への最大限の備えはもちろん、自己責任で行動することを心しなければならない。（徳島新聞）
■危険な地域に自らの意思で赴いたことについて、３人の自己責任は一定問われよう。新たに２人が拉致されたのであれば、その責任はより重い。（高知新聞）
■もう一つ、民間人が危険地域で行動する際に求められる、厳格な自己責任にも触れねばならない。（西日本新聞）
■ボランティア活動などで紛争地域に入る人は、リスク管理面での自覚も求められよう。（熊本日日新聞）
■イラクの現状はボランティアの人道支援ができる状態ではない。自分の身を守る注意深さが求められる。人質事件やテロは、世界のどこでいつ起こるか分からない。無法者たちに国際法の順守、人道的な道徳の尊重といった常識は通用しない。（中日新聞）
自己責任論を展開していない（あるいはその観点自体を問題としない新聞社説）
■フリーの記者の行動には無謀との批判もある。しかし、イラクから社員である記者を退避させたテレビ局などが頼っているのが、フリーの日本人記者たちだ。そんな状況を考えれば、彼らの行動を単純に非常識だなどと切って捨てることはできない。 （朝日新聞）
■危険を承知で行動することに批判の余地はあるが、日本人が標的とされないような政策と外交こそイラク国民が日本に求めているものではないか。（北海道新聞）
■「最も正しき戦争よりも最も不正なる平和を取らん」と言ったのは、古代ローマの政治家キケロだ。至言である。（秋田魁新報北斗星）
■政府のＯＤＡ戦略 イラク支援にみる矛盾（茨城新聞）
■小泉首相は今回の事件を契機に、ブッシュ米政権に対してイラク占領統治政策の転換を率直に助言すべきである。（新潟日報）
■政府はイラク支援のあり方を再検討すべきだろう。旧フセイン政権崩壊一年を経て、新しい局面に入ったとみるべきだからだ。 （神戸新聞）
■政府はブッシュ政権の強権策に自制を求めるとともに、引き続き二人の安否確認に全力を挙げてほしい。（山陰中央新報）
■日本政府は、米国に働きかけるなどして、これ以上の流血・破壊を食い止めることだ。そのことをおいては、どんな「人道支援」も意味をなさない。（愛媛新聞）
■わが国は完全武装の陸上部隊を引き揚げ、非政府組織（ＮＧＯ）を中心にした民間の復興支援プログラムに変えてもいい。イラク特別措置法が規定する生活基盤の復旧、教育振興、医療の充実など幅広い専門家を送り込む。実績次第では他国も同調しようし、治安安定の近道になるはずだ。（宮崎日日新聞）
■人質事件の背景には戦争の大義がないままイラクを攻撃、無辜（むこ）の民間人にも多大な犠牲者を出し、その後も武力にものを言わせた米国の強権的な占領政策への反発があることは間違いない。今後の国内外のテロの再発を食い止めるためにも小泉首相は米国へ政策転換を迫ってはどうか。（佐賀新聞論説)
■暴力の応酬、憎悪の連鎖を断ち切らなければならない。日本は米国にイラクの現実を直視、自制するよう求めたい。（南日本新聞）
■三人の解放はイラクと日本、両国民の「信頼」をかろうじて守った。そこに、国家ではなく、個人の活動への尊重があったことの意味を考えたい。（沖縄タイムス）
■復興支援のために派遣されているはずの自衛隊がなぜ撤退を要求されているのか。人質事件の根本的な原因を解くカギはここにある。（琉球新報）
投稿者 管理者 : 2004年04月17日 00:06
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いわゆる「自己責任論」に関する大学関係者の動きを紹介します。特に、この話題を追っているうちに、「全国国公私立大学の事件情報」という個人運営のすごいページに行き当たったのは収穫でした。それから、京都精 [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年04月24日 21:56
» 自己責任論 新聞の社説 比較 from Iraq Hostage Crisis
外国のメディアでも取り上げられることが多くなった「自己責任論」。その多くが日本の三人へのバッシングを批判するものです。ニューヨークタイムスの記事では、（おそらく日本人スタッフが書いたものだと思うのですが）読売新聞の社説が取り上げられるなど、メディアが自... [続きを読む]
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コメント
「自らの責任」という言葉がちゃんとあるのに，わざわざ「自己責任」という，おそらくまだ10年は経っていない流行語を使う人は，これにイデオロギーが込められていることを自覚しているのでしょうか．それは「連帯」という言葉と正反対のイデオロギーです．もちろん平和運動家やボランティア活動家が使うべき言葉ではありません．
今夜(16日)の筑紫哲哉ニュース２３が，パウエル米国務長官の「危険を冒した市民がいることを・・・日本の人々は誇りに思うべきだ」との発言を放送していましたが，これは効くでしょうね．今なお「水戸黄門の印籠」が支配*する日本と，地球の残りの大部分との差でしょうか．
* http://www.geocities.jp/chikushijiro2002/peace/crimefornote.html#Anchor455369
政府の「危険地帯に行くなと何度も警告している」とはよくも言ったものです．危険地帯に変えたのはアメリカの戦争であり，それを支持した政府自身です．また，日本人をより危険にしたのは自衛隊の派兵です．それが彼ら３人が行おうとしたような人道支援活動を危険に追い込んだのです．
投稿者 豊島耕一 : 2004年04月17日 01:39
一人の外国人です。
人質事件をめぐる日本で起きた怪奇な現象を看過できない！
日本政府や政治家達が自分の危機管理機能のなさ，無能さを隠すために，3人の民間人とその家族達にこんなに揃って圧力をかけていること，週刊新潮をはじめとするマスコミもそれに乗じて政府の政治的道具として利用されていることを見ると，日本は真の世界のリーダーになろうと一生懸命だが，ちっとも可能性がないと思う。なったとしても，世界の不幸でしかない。
そもそも，一体日本政府のやった何が人質の開放に直接結び付けたのか？
それから，アメリカのイラク戦争が人類と世界の未来にとって良かったのか？日本政府や日本人が本当に自国と世界の平和や安全を願っているのか？などといった大事な問題を日本政府や政治家の中で誰が真剣に考えてイラク戦争や今回の事件に対応してきたのだろうか？数々の評論家がテレビであれこれコメントや見解を展開しているが，ほとんど中途半場で，日本の未来性を作り上げるものとは程遠い。
日本では正義や真理の声と力の弱さに驚く。
投稿者 Thinkman : 2004年04月17日 10:14
四国新聞の論説。
このページの分け方でいえば３番目のものでしょうか。ご参考までに。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/column/200404/20040412000067.htm
http://www.shikoku-np.co.jp/news/column/200404/20040414000083.htm
投稿者 ym : 2004年04月17日 12:08
上のコメント、「２番目のもの」（後者）の間違いでした。
投稿者 ym : 2004年04月17日 12:11
日本政府の言い分は、「親切」の「押し売り」に
膨大な税金を注ぎ込むものでしかない。それだけ
の税金を、身の危険にさらされながらも本当の
「顔の見える」援助に奮闘するＮＧＯなどに注ぎ
込むなら、真の友好を築くことができるであろう。
大体、武器を持つこと自体が相手を信用していな
いことの表れであるにもかかわらず、何が「人道
支援」であるか。
第二次大戦直後の、銃を持ちながらチョコレー
トをばらまく米国兵が、「人道支援」に思えた
「お年寄り」はどれくらいいますか？
自衛隊は、即時撤退すべきです。本人の意に反
して家族を養うために、何ゆえに異国に対する
「人道支援」の「押し売り」に行かなければなら
ないのですか。どうして、ブッシュの「尻拭い」
を日本の自衛隊員がしなければならないのか。
日本国として、ブッシュの尻拭いをする価値が
あるのかどうかについて、常に議論すべきでしょ
う。３人の解放にどれだけ「金」がかかったなど
と議論する前に。私の見解では、政府の何らかの
行動が３人の解放に役立ったとは全く思えません。
政府は、何をやったのですか？日本政府が、「援
助金」をちらつかせて何かやったのであれば、ま
すます将来的な友好を損ねることになります。政
府は、何をどうやり、もしかかった費用を公表す
るようであれば、何にいくら使ったかを明確にす
るべきである。どうせ、やらない方が経費節約に
なった程度のことでしょう。
投稿者 谷龍児 : 2004年04月18日 00:55
佐賀大学の豊島です．
先のコメントで，「水戸黄門の印籠が支配する日本」と書きましたが，真面目な話として，この際「水戸黄門ドラマ」そのものに注目することを提案します．いくつかのブログに同じようなコメントを書き込んですみませんが・・・
政府筋の「お上にまかせろ」式の発言はかなりの国民の支持を得ると想像されますが，この思考の形成・維持にそうとう重要な役割を果たしているのが，「永年番組」である水戸黄門ドラマではないかと思います．これを罪のない勧善懲悪ドラマと思うのはナイーブすぎる見方で，実は強力なイデオロギー装置ではないでしょうか．毎回繰り返される印籠シーンがサブリミナルに送り込むメッセージは「最高権力は究極的には善である」「中央権力には決して逆らってはならない」というものです．他愛ない娯楽番組として視聴者を無防備にするからこそなお強力で有害なのです．この「テレビの中高年への悪影響」は量り知れないものがあると思います．詳しくは次をご覧頂ければありがたいです．（先のコメントでの*印のものです．）
http://www.geocities.jp/chikushijiro2002/peace/crimefornote.html#Anchor455369
パウエル米国務長官の発言だけでなくルモンドの記事**が３人を賞賛したことは，ますます「海外」とこの国との格差を感じさせます．水戸黄門が悪玉になるドラマが作られることを期待したいと思います．
** http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C394170269/E2083218708/index.html
投稿者 豊島耕一 : 2004年04月18日 11:50
これ以上ふざけたことを書かないで下さい。未だ続けたいのなら、日本国籍も捨てて他国でボランティアをして下さい。
あなたがたによって、どれだけの迷惑を国民は負ったのか分かりますか？
特にあの被害者家族の発言には失望を超えて、憤りを感じます。
同じ日本人として情けなく思います。
私自身は今まで左寄りの考えだと思っていましたが、今回のことで小泉内閣を支持するようになりました。
キチンとお金を払って下さいね。
投稿者 高遠＠飴舐めすぎ : 2004年04月19日 00:07
大人なんですから、自分の行動に責任を持つのは当たり前じゃないでしょうか？それを政府や自衛隊のせいにして責任回避しようとした事が国民の反感を買ったのだと思います。大人としての覚悟が無かったから叩かれるのです。これをイジメ問題にすりかえようとする人がいますが、人が生きてく上で責任が常に付きまとうって事を知らないのでしょうか？自衛隊を叩く人がいますが、そういう人はきっと政府のやる事になんでも反対する人達だと思います。自衛隊が何の為にイラクに行ってるか良く考えてください。戦争しに行ってるのですか？
イラク復興の為に行ってるのですよね？それを反対するって事はイラクの復興支援を反対するのと同じですよ。
投稿者 sakura : 2004年04月19日 00:16
「（日本)政府という名の人殺しがあなたたち家族の命を奪ってしまった事を一人の日本人として謝りたいと思います」 「戦争が日本をはじめとするわれわれのせいで起こってしまった、そのことを恥ずかしく思います」
------------------------------
気は確かか！ 日本政府はイラクの人なんか殺していない。昨年イラク人に虐殺された外務省職員の家族の前でこんなこと言えるか！！
こんな無様な発言をするからたたかれるのだ。３人が無謀だったとはいえ一応は善意で行ったことは国民は承知している。家族が今少し冷静な対応をとったらここまでことは大きくならなかったのだ。
投稿者 プレアデス : 2004年04月19日 00:23
３人が無事に帰ってきて、国民が歓迎ムードになっていないのは、何故だと思いますか？そういうことなんですよ。
人の感情は正直です。あなた方の考え方に付き合えないからです。そのことをよく考えて下さい。
投稿者 アゲインスト : 2004年04月19日 00:31
いやね、基本が違うんだよ。
普通は、「自己責任でいったんだけども
拉致された。多大なご迷惑をおかけする
ことになるが、ご協力お願いいたします。」
というのが家族・本人からあって、
国家としては「自己責任と国民救出
義務は違う。国家として責任をもって救出
活動をする」
となるのが筋。
まず政府が自衛隊を送ったから悪い、から
はじめちゃ、誰もが心証を害するよ。
それは一つの政治意見であって、選挙を
通じて実現すべき事項だからです。
私はそうおもう。
投稿者 aaa : 2004年04月19日 00:48
自己責任以前の問題なんじゃないでしょうか？
どんな小さな団体でもそれなりの情報を入手して活動しているはずです。
にも関わらず、代表の肩書きを持つ人間が敢えて危険な時期に入国しようとしたのでしょう？
それがもし覚悟のものなら、支援者や家族はその意志を傷つけたにすぎず、
本人達のコメント無き現状では非難されて当然ではないでしょうか。
マスコミ関係者やジャーナリストの方達は、何が起こってもテロに屈する事なく、自分達の事は放置するように、との一筆を書いてたそうです。
そんな覚悟も無しに危険な地域、危険な時期に出向いたのでしょうか？
非政府組織であるのなら、最低でもその政府のお世話になるような事態だけは自分達で起さないような覚悟や準備は必要だと思います。
暗に非難する気はありませんが、全てを棚上げしたように「自己責任」報道に噛み付くだけでは
ほかの非政府組織で活動する人達に無碍な迷惑をかけてしまうだけだと思います。
危機意識の薄い日本を象徴するような事態だとしたら
あまりに無意味な非政府活動ではないでしょうか。
投稿者 憂鬱 : 2004年04月19日 00:50
えーっと、今回の救出＆帰国でかかった費用は何処から捻出されてますか?
政府が何もしていない?
じゃぁ費用はどこぞの足の長いおじ様が払ってくださったのですか?
それとも１００％募金でまかなったとでも?
なんか学のあるはずの人が物を知らないように見えますね
義務教育からやり直されたらいかがですか?
投稿者 真希 : 2004年04月19日 00:56
開放された3人には心からお疲れ様といいたいし,良かったと思います。世論がこうなったのは家族の自衛隊撤退と言う声が先に出たこと。何とか生きて帰って欲しいと言う思いが伝わらなかった。市民団体が家族を利用したように思う。3人がとても可哀そうです。家族はそこに気がついて彼らのケアをして欲しいと思います。
投稿者 haha : 2004年04月19日 01:02
いやぁ削除早いですね
もう一度言いましょう
政府が何もしていないというのであれば、救出や帰国にかかった費用は 何 処 か ら 捻 出 されたのですか?
自衛隊の撤収を主張するのは大いに結構だと思いますが、ソースもなしに政府やマスコミを誹謗するのはどうかと思いますよ
自衛隊は有権者の選んだ国会議員が民主主義にのっとって派遣を決めました
撤退を望むのであれば、どうぞ法案を提出するなり某政党に陳情するなりしてください
当方無学者の為乱文失礼いたします
投稿者 真希 : 2004年04月19日 01:15
都合の悪いコメントは削除されるのですか？
投稿者 もういいよ : 2004年04月19日 01:19
すぐにアメリカが悪い、自衛隊が悪いですか。
馬鹿のひとつ覚えだな。
勧告を無視して行って捕まって
国に余計な仕事を増やしたんだ。謝罪は当然だろう。
上にも書かれたとおり、義務教育からやりなおしたらどうですか？
投稿者 淳平 : 2004年04月19日 01:21
マザー・テレサは日本へも講演で来たことがあります。その時に、ある財界人が彼女に多額のお金を渡そうとしたそうです。彼女は「私は寄付を貰いに日本へ来たのではありません。あなたは忙しすぎてこころを貧しくしていませんか」と答えました。そしてまた、つぎのようにも言いました。「日本はインドのことよりも、日本の中の貧しい人々への配慮を優先すべきです。愛はまず手近なところから始まります」。
投稿者 ヒダリもミギもなく : 2004年04月19日 01:23
ややこしい世の中ですが、最も優先されるべきは、「命」なのではないんでしょうか？フセインをたたくために、なんで多くのかけがえのない命が奪われなければならなかったのでしょう？３人は、その、許されない現実に対して、取らずにはいられない行動をとったまでのことです。「寝食を忘れて救出に向けて努力した政府の・・・うんぬん」と、小泉さんは言っていましたが、寝食どころか命をかけて他国の人々の命を救いに行っていた３人とは、意識のレベルも優先順位も全く違うな・・・と感じます。地球に生まれた人間は、何度も何度も同じような過ちを繰り返してきましたが、本当にいい加減、気づいていかないと、地球も人間も本気で終わっちゃいます。
投稿者 さるさる : 2004年04月19日 01:31
どうしてPTSDの人が、イラクに残りたがっていたのでしょう？
いつどちらの病因でPTSDと診断されたのでしょう？
PTSDは1ヶ月以上症状が続く場合を指すそうです。
発症後１カ月未満の場合は通常は急性ストレス障害（ＡＳＤ）と診断されるそうですが？？？
投稿者 うーん : 2004年04月19日 01:35
どうしていきなり弁護士が出て来るの？何かの対策をしているの？そういう態度が益々不信感を抱かせるんだよね。
本人達はご病気のようですが、少し前はイラクに残っていたいと発言していましたね？どちらが本当でしょうか？
そんなに日本政府が嫌いなら、上にもあるように国外に出ては？
「自己責任論」を展開する各新聞社の社説・論説のオンパレードを見よ。って書いてあるけど、
皆がそう思っているからオンパレードなの！分かる？
都合の悪い意見だとしても削除しないでね。
投稿者 ひかる : 2004年04月19日 01:38
さるさる氏へ
「命」が大事であること、誰の異論もないでしょう。
しかし、問題なのは、何故今、イラクで、なのかということです。
「命」が大事というとき、そこにはどの命も平
等に最大限大事であることを意味するはずです。
アフリカ諸国も、アジア諸国も、中南米諸国も、
そしてここ日本でも、助けを必要とする「命」
は多々あるのです。
このような行為は、「命」が大事という大義
名分を利用した、政治的パフォーマンスとも
とれるわけです。
本当に、「命」が大事だと思うとき、その人は
イラクに行くでしょうか。ここがポイントでしょう。
偉そうですみませんが。
投稿者 aaa : 2004年04月19日 01:38
皆さんのご意見を読ませてもらい、人それぞれ、ホントに意見は違うんだなぁ〜と、ある意味、感心させられ勉強にもなりました。
人間が、自らの幸せを求めて、他者と争ってしまう姿って、本当に悲しいですね・・・。本当の幸せは、人から何かを奪うことでは得ることはできません。エネルギーのない人や、国ほど、相手を非難・攻撃することで、他者からそれを奪おうとしますね。
どうしたら日本が・・・ではなく、どうしたら世界が・・・、地球が・・・、人間が・・・といったような観点から物事を見つめ、行動を起こしていこうと改めて思いました。ありがとう。
投稿者 さるさる : 2004年04月19日 01:46
さるさるさん突っ込みいれますよ
＞ややこしい世の中ですが、最も優先されるべきは、「命」なのではないんでしょうか？
だから復興支援で私の同期もサマワにいってます
＞フセインをたたくために、なんで多くのかけがえのない命が奪われなければならなかったのでしょう？
フセインが自愛して穴の中から（･∀･)ｺﾝﾆﾁﾜ!したからです
＞３人は、その、許されない現実に対して、取らずにはいられない行動をとったまでのことです。
現地語もままならない、何の技術も持たない未成年等邪魔なだけですね
＞「寝食を忘れて救出に向けて努力した政府の・・・うんぬん」と、小泉さんは言っていましたが、寝食どころか命をかけて他国の人々の命を救いに行っていた３人とは、意識のレベルも優先順位も全く違うな・・・と感じます。
実際当座の路銀出してもらってますよね＞見える範囲
＞地球に生まれた人間は、何度も何度も同じような過ちを繰り返してきましたが、本当にいい加減、気づいていかないと、地球も人間も本気で終わっちゃいます。
歴史の反省を踏まえ、今後もテロに屈してはいけないですよね＞よど号とか
＞エネルギーのない人や、国ほど、相手を非難・攻撃することで、他者からそれを奪おうとしますね。
実例を挙げていただけますか?
若しくは検索のキーを教えていただけませんでしょうか?
投稿者 真希 : 2004年04月19日 01:57
>>さるさるさん
「寝食どころか命をかけて他国の人々の命を救いに行っていた３人」とおっしゃっていますが、確かにそういう見方もできます。ですが、その３人は決して世論を味方にすることはありません。彼らは家族との相互連絡(理解)を欠いています。また、やっていること自体最善の策とはいえません。もし最大限の援助をするなら、戦況が沈静化してから現地に行くか、国内で撤退論（反戦、反米)を叫ぶ方が良いでしょう。このように非合理的で傲慢で、なおかつ、自分の家族まで訳の分からないことを発言するような人々は叩かれて当然です。あなたはあの３人、後の２人や周辺の人々への考え方を改めた方が良いと思います。
投稿者 トニー : 2004年04月19日 01:59
aaaさんへ・・・ はい。おっしゃる通りだと思います。命に優先順位はありませんね。あまりに多くの「大切な命」の中から、「イラクの人々の命」を選択された３人の皆さんは、やはりそれなりに何かの理由があったのかも知れませんね。目の前で、１００人の命が亡くなろうとしている時、助けたいと思いながら、だれ一人にも手を差し伸べずに躊躇してしまっている自分自身です。イラクに行かれた３人は、「どこの誰を・・・」というわけではなく、「同じ人間を・・・」助けようとされたのではないでしょうか。優先順位は、状況により、人それぞれです。
投稿者 さるさる : 2004年04月19日 02:02
＞今夜(16日)の筑紫哲哉ニュース２３が，パウエル米国務長官の「危険を冒した市民がいることを・・・日本の人々は誇りに思うべきだ」との発言を放送していましたが，これは効くでしょうね．
たしかに。反米な人たちが、よりにもよって米国の高官に擁護されてるなんて、できすぎたブラックジョークだもんね。
まぁ、厚顔無恥なあの３人と家族はこれを「屈辱」とは思わないんだろうけどね。
投稿者 豊島耕一さんへ : 2004年04月19日 02:09
真希さんへ・・・「エネルギーのないものが他者からエネルギーを奪う」というのは、人間関係の中でも、最も顕著に見られる現象です。本来は、エネルギーを自ら生み出す方法が必要です。ジェームズ・レッドフィールド著「聖なる予言」（角川書店）が参考になると思います。詳しくお知りになりたいようでしたら、一度読んでみてくださいね。
今回、初めて投稿させていただきましたが、みなさんのご意見、大変参考になりました！！感謝感謝！
投稿者 さるさる : 2004年04月19日 02:14
＞さるさるさん
ありがとうございます
何かのついでに読んでみます
ところで管理者さん達が好きそうな朝日のサイトにこのような記事が載っていました
http://www.asahi.com/politics/update/0417/001.html
結構大掛かりなことしてたんですね＞政府
投稿者 真希 : 2004年04月19日 02:20
管理人さんの「高遠さんらは自分で自らを救った」という言葉が納得いきません。
日本政府その他関係機関に、多大な迷惑をかけながら、自らを救ったというのは、どういうことでしょう。
あなたは、「卑劣な中傷」とレッテル張りしていますが、あの３人はもちろん、「自衛隊を即時撤退させろ」とわめいていたあの家族を批判することは、当然と思われますが。いかが。
これも、削除されるんでしょうね。
投稿者 makoto : 2004年04月19日 03:59
何か，昔の西部劇をみているようです。リンチはいけません。もう少し冷静になって、人間という動物について考えましょう。
投稿者 のぶちゃん : 2004年04月19日 08:28
批判や意見と、誹謗中傷は分けたほうが良いと思います。
人質の自宅の留守電に「イラクで死ね！」などという電話を入れる人は最低だと思います。
それと同時に小泉首相に「あなたが代わりにイラクに行け」などというプラカードを掲げて警官と喧嘩していた人たちも、同様に最低だと思います。
投稿者 chao : 2004年04月19日 13:48
人質の支援団体の方々は、表向きは人命尊重を主張しておられますが、実際には自衛隊の撤退という目的のために、この事件を利用しようとしていたのではないでしょうか? もちろん、彼等にも自分の信条を主張する権利はありますが、自衛隊の派遣は選挙の結果決まったことであり、政権交代以外に撤退はありえません。国家の政策は、法律に定められた手続きに従って決められなければならないからです。
投稿者 恭子 : 2004年04月19日 14:30
>のぶちゃん
>もう少し冷静になって、人間という動物について考えましょう。
意味不明です。
投稿者 makoto : 2004年04月19日 17:43
高遠＠飴舐めすぎ 殿、
＞あなたがたによって、どれだけの迷惑を国民は負ったのか分かりますか？
あなたには、具体的にどのような迷惑がかかりましたか、是非とも知りたいものです。
プレアデス 殿
＞日本政府はイラクの人なんか殺していない。昨年イラク人に虐殺された外務省職員の家族の前でこんなこと言えるか！！
そう、イラク人を殺傷するに違いない、アメリカの武器・弾薬を運んでいるだけですよね。
外務省職員の方は、自衛隊ではなく、イラク在住のＮＧＯなどの連携を模索していたと聞いています。遺志を無駄にしなようにしましょう。
真希 殿、
＞ところで管理者さん達が好きそうな朝日のサイトにこのような記事が載っていました
＞http://www.asahi.com/politics/update/0417/001.html
＞結構大掛かりなことしてたんですね＞政府
読んでみましたが、どこが大掛かりか全く分かりませんね。戦争を支持した人が、ちょっとまってくれ、と言っただけにしか感じられませんでしたが。
恭子 殿
＞人質の支援団体の方々は、表向きは人命尊重を主張しておられますが、実際には自衛隊の撤退という目的のために、この事件を利用しようとしていたのではないでしょうか?
あなたは、ボランティアをしたことがありますか？「利用した」などと、そういうのを巷では、下衆の勘ぐり、というらしいです。
＞ もちろん、彼等にも自分の信条を主張する権利はありますが、自衛隊の派遣は選挙の結果決まったことであり、政権交代以外に撤退はありえません。国家の政策は、法律に定められた手続きに従って決められなければならないからです。
あの、自衛隊を派遣するぞと公約して行われた選挙ならいざしらず、そうではありませんでしたね。いざ選挙が終わると自衛隊派遣です。やろうとしていることを言わずに選挙をやらせる、こういうのを政治家特有の「詐欺」と言うのです。また、こういうのもあります。６年前の参議員選で、「消費税を３％に戻す」と大々的に主張して当選した方々が、「消費税を３％に戻す」法案に反対するという、言ったことをやらない「詐欺」もありますね。
その他多くの方々へ、
選挙した政治家の国会が決めたんだ。それが「嫌」なら国外へ出ていけ。このような「議論」しかできない日本人は、多くなっているのでしょうか。あまりに短絡的な思考ですね。国会で他国への、例えば「北」への開戦が決定したら、あなたの「好きな」政府、政治家のために命をかけて出兵して下さい。そのような時には、「国外」も十分考えましょう。
いずれにしても、自分の考えでなく、どこが決めたからそれに従う、では、何につけても進展はのぞめませんよ。
「気は確かか？」などという言葉を使って、相手と議論できると思いますか？
投稿者 seibei : 2004年04月20日 01:41
三人の邦人が無事帰られたことは素直に良かったと思いますし、「自己責任」という言葉を妙な意味を負荷して使っている風潮も不快ですが、「高遠さんらは自分で自らを救った！」と断定的に語ってるのも、「自己責任」と同様の扇動に感じます。
三邦人のスタンスが犯人グループの判断にどのくらいの影響を与えたのか、政府の活動がどのくらい影響を与えたのか、いずれも不確定かつ不鮮明であるのに、前者はポジティブな面を、後者はネガティブな面を強調・断定的に取り上げ、批判に転用する手順は「自己責任」論と五十歩百歩でしょう。
＞やろうとしていることを言わずに選挙をやらせる、こういうのを政治家特有の「詐欺」と言うのです。
これは言ってることがおかしいのでは？ 「自衛隊派遣はさせない」と公約して派遣したのなら詐欺でしょうが、言ってもいないことで詐欺、と呼ぶのはおかしいのでは？
派遣の賛否は各人ありましょうが、相手を否定するためなら理屈に合わない論法でもいい、というスタンスに見られかねませんよ？
投稿者 celts : 2004年04月20日 10:44
世論が微妙に確実に変化して、
3人と3人の家族に世間の風は冷たくなってきました。
3人の安否が不確実のときは、同情八割の世論も、無事安全確実となったとたん一転逆風、非難9割です。
家族はもちろん、次第にその空気を察して刻一刻、3人の表情も日本に近づくにつれこわばって来ました。
無責任な世論に反論できない重圧に終始俯いたまま・・。
その上、
空港での浅薄な功名心に駆られた世論迎合でしかない正義面をした記者の辛らつな質問と無慈悲なカメラの放列が待つ｢記者会見｣という名の被告席。
いったい、日本の誰に、彼ら3人をこれほど指弾、裁き非難するする資格があるというのか！？
常人では耐えられないような緊張からやっと解放されて漏らした安堵の一言｢イラクの人が嫌いになれないから、また行きたい｣ですべてが否定され、非難されるなんて、私には到底容認できません。
もし、私がHONDURASで人質にされ、あちこち連れ回された挙句一週間後に釈放され目隠しを解かれた直後、自分のいる場所も不明、朝なのか夜なのかもわからず、目前にいる相手が敵なのか見方なのかわからない状況で、タバコの健康へ注意の日本語を見てやっと解放されたことがわかった直後、心のガードを緩めた瞬間、いきなりカメラとマイクを向けられたとしたら、そのトタンに自分の口からどんな言葉を発するか！？
私には、抑制の聞いた世論迎合の受けの良い回答が出来るとはとても思えません。
そんな片言節句を捉え、彼らの過去とこれからを、結果的に全否定してしまうような・・格好のスケープゴートを見つけ全く無関係な自分の不満のはけ口に利用する・・そんな、その場限りの日本という国の世論の動向と前途には、寒々としたものを感じます。
私は、小泉首相のフォーザフラッグ、冷厳な国際政治の現場でどちらにつくか、ぎりぎりの孤独な選択・日米同盟重視自衛隊のイラク派遣を、止むを得ないと容認する立場です。
そして、彼が記者会見で高遠さんの言葉に言及叱責したのは、彼が総理大臣としてそう言わなければならないのも、また当然立場上の発言として理解容認できました。
しかし、同時に反論できない立場の者に・・普段自分がどれほど無責任かには目をつぶり・・嵩にかかって非を論い（あげつらい）十全を要求する・・、善意の大衆には腹が立ちます。
非難されるべきは、彼らの名をかたり北海道東京事務所にいたずら電話で18台のタクシーを呼びつけるという、卑劣な悪戯をした輩です。
彼らこそ被告席に立たせ、記者会見の席で土下座させるべきです。
こういう姿が見えないところで、自分は安全席にいて時流に乗り悪ふざけをする輩こそ、いつも大事な選択ではそっぽを向きそのため国が選択を誤っても、知らん顔をする。
こういう、一見善良な火中の栗は絶対に拾わない、大衆とそのお先棒を担いだ無定見なマスコミこそが、過去の日本の針路を誤ってきたのです。
高遠さん、どうぞ無責任な世論に負けないでがんばってください。
真の自己責任とは、自己の信じることを勇気を持って発言行動することです。
所詮権力と個人とでは軋轢が生じます。
そのとき双方が堂々と意見をぶつけ合い、たとえ妥協でも可能な道を追及してゆくことが成熟した民主主義です。
どんな場合でも、一方の意見(高遠さんたちのイラクのストレートチルドレンへの支援活動)抹殺し封じ込めるような、理性のかけらも無い付和雷同は、真の民衆主義の自殺行為です。
高遠さんがんばってください！日本中のすべてが反対しても私はあなたを応援します。あなたの行動と志（こころざし）は10年後、100年後イラクを旅する日本人の旅行者を必ず助けてくれます。きっと、｢菜穂子の友達なら・・・｣と快く迎えてくれる筈です。私は真の国際交流とはこういう形だと信じてます。こういう地道な個人レベルの努力の積み重ねが、将来自衛隊をイラクに派遣しなくてもいいような国際関係を醸し出してゆくはずです。そして、そういうあなた方の努力を過不足なく当たり前に評価する社会こそが、成熟した国際貢献国家日本の姿だと思います。
今回、3人が記者会見場に出られず謝罪文を代読せざるを得なかったような状況に追い込んだ、狭隘な日本社会の現実は、成熟した国際貢献国家とは程遠いものです。
高遠さん、今回はお疲れ様でした。
少し休んだら、また歩き始めてください。あなたが選んで進んだ道は間違っていないのですから。
あなたがイラクの子供たちに注ぐ純粋さと情熱には遠く及ばない親父ですが、この5月8回目のHONDURASに旅立ちます。
カリブの小学校の児童に八王子の第十小学校の児童のメッセージを届けに。
投稿者 高木薫（たかぎかおる） : 2004年04月20日 11:07
私はただ3人の方のお疲れ様でしたと言いたい。ただ 早く記者会見を開いて話してほしい。このままだと罪人にされてしまいそうです。だれも自衛隊派遣がイラクの人達が求めているとは思っていない。一部の人達は理解してるかもしてないが あの人達がやってきたことさえ否定されてるようにみえる。弁護士の件も 米国ではあたり前の事ですが 日本人にとっては「その前に 救出に掛かった費用を払え」と言いたい意見もわかるような気がする。
ただ 私は外務省（国）の力で解放されたとは思わない。彼らは（国、外務省）は海外紛争の際は当てにならい。外務省の問題を思い出してみれば分りますね。知人の話しですが 紛争おきたら日本大使館に逃げても当てにならないそうです。これに負けず３人には頑張ってほしいです。
投稿者 鷹 : 2004年04月20日 14:09
seibeiさん
＞例えば「北」への開戦が決定したら、あなたの「好きな」政府、政治家のために命をかけて出兵して下さい。そのような時には、「国外」も十分考えましょう。
日本が北朝鮮への開戦を決めたなら、政治家のためではなく、祖国日本のため、進んで出兵しましょう。（ただし、日本には徴兵制度がないので、行けないでしょうが。）
あなたの言う、「国外も十分に考えましょう」とは、一緒に出兵してくれるということでしょうか。それとも、戦うのは嫌だから日本を捨て国外へ逃げるということでしょうか。
高木薫さん
質問があります。なぜ、イラクなのですか。なぜホンジュラスなのですか。なぜ、日本で困っている人、たとえば、大学に行きたくてもいけない交通遺児とか、身寄りのない孤独なお年よりとか、ホームレスとか、などをなぜ助けないのですか。
それに、ボランティアって、そんなに立派ですか。一生懸命働いて税金を納めている人よりも、ボランティアをしている人のほうが立派ですか。
＞あなたの行動---日本人の旅行者を必ず助けてくれます。
高遠がどんなにがんばっても、日本人の評判は良くならないでしょう。なぜなら、あの手の人たちは、日本が嫌いで、しょっちゅう日本の悪口を海外で言いふらしているのですから。今回の高遠の家族がいい例ですよね。
投稿者 makoto : 2004年04月20日 17:27
makotoさん
貴重なご意見をお寄せいただき、どうもありがとうございます。質問にお答えします。
なぜHONDURASなのか！？
私の場合、高遠さんのように純粋ではなく、海外旅行が好きで、ただ遊びほうけに海外に行くより、何か大義名分も一緒に持っていったほうが、世間体がいいし、家族への言い訳にも(^_^)v
そういったよこしまな打算から、17年前ある国際的な児童支援団体の広告を見たのがきっかけでHONDURASの児童の支援を続けています。
ですから、国内の人への援助では、海外旅行になりません。
でも、そういった不純な動機で入った活動ですが、国の内外で折に触れ出会う若い人のピュアな精神には感動します。
そして、いつも彼らの純ｊな心に引き換え己の売名的偽善が見え見えの行為が嫌になります。
ですから私は、自分のボランティアが立派だと心のそこから思ったことは一度もありません。でも、私は続けます。
常に嫌悪感と戦いながらHONDURASへ足を運び続けています。
ある人が、マアジャン、パチンコ、競輪が好きなように、ボランティアは私の趣味です。
それ以下でも以上でもありません。
ボランティアを趣味にしてはいけませんか！？
趣味だから、お金も暇も掛けられるんです。
私は中国の少し前の偉い人の言葉が好きです。
｢黒猫でも白猫でもねずみを取る猫は良い猫だ｣
どんなに私の動機がいやらしくとも、HONDURASの家庭に水道がつき、トイレが出来たと聞くとただ単純に嬉しいんです。
趣味で始めたボランティア、今では私の過去の悪業の償いと思ってます。
59歳、そろそろ足腰が弱り、三途の川での評判が気になり始めました。
一応、私もささやかな税金納めてます。
脱税で告発されたことはありません。
もっとも一ヶ月20万に満たないタクシー運転手では、毎年のHONDURAS行きの旅費を工面するのがやっとで、とてもそんな(脱税)余裕はありませんが・・・。
makotoさん、ひとつだけお願いがあります。
高遠さんを呼び捨てにすることだけは止めてください。百歩譲ってもあなたに対して高遠さんが直接それに値する行為を行ったとは思えないからです。
では、明日間にあわ〜なアスタマニア〜ナhasta man~ana！
投稿者 高木薫（たかぎかおる） : 2004年04月20日 18:50
冷静になってみると…。私は､テレビに流れた被害者家族達の、人を責めるような言い方に感情的に反発した。私に言ったわけではないのに なぜなのか。被害者達ではなく、その家族の全てに「ムカツキ」を覚え､嘲笑で応えたくなった。なぜなんだろう。わからない。。
投稿者 さや : 2004年04月20日 20:04
さやさん
そうですよね。
どうしてもそうなりがちですよね。
だからこそメデアはその辺をつくのがうまいんですよね！
私もその辺の過ちを何度も犯しました。
ですから私は、ムカツイタトキ、しばらく時間をおきます。
一晩発つとあのムカつきはなんだったのかと、
反省すること多々です。
ですからこのような掲示板の場合はなおさら、
あわてて感情的に過激な言葉を使うのを控えるように勤めています。
過激な言辞は、発した人の人格を離れて一人歩きしてしまい、予期せぬ方向へと混乱を招き、しばしば発言者自身も本意とは別の言葉尻を捕らえての反論のし合いとなり、決してプラスにはなりません。
常に一歩引いて、どんなに気に食わない行動や発言でも、一応その立場を尊重した上で、
自分なりの意見を言う。そうした方が言い合いや中傷、相手を貶めるだけの不毛な議論に陥るのを、防ぐことが出来ると、経験は教えています。
高遠さん、今日本全体がそんな時期です。
もう少しさめるのを待ちましょう(^_^)v
明日間にあわ〜なアスタマニア〜ナhasta man~ana！
投稿者 高木薫（たかぎかおる） : 2004年04月20日 20:45
私見を。
ポイントはそんなに多くないと思う。
１．人道支援として３人が単身退避勧告が
出されているイラクへ行ったこと自体は、
準備不足であったとはいえ、それ自体
悪ではない。
２．しかし、かかる準備不足・認識不足
を棚に上げ、政府は「自衛隊を撤退
すべき」などテロリストの要求を受け入れる
ような到底選択不能な決断を当然の
ように政府に迫った家族の行動が
国民の理解を得られなかった。
また、そこには個人的な政治的主張も
かいま見えた。
３．開放された後の３人からも、自らが
招いた結果について、それにもかかわらず
政府関係者等が尽力したことに対する
素直な感謝の念がないことが、さらに
世論との距離をおいた。
ＰＴＳＤといった取って付けたような理由によ
る取材拒否も、理解は得られないだろう。
つまり、私が思うには、３人や家族は
「素直にお願い・感謝をする」といった基本的
なところが欠如していたため、世論の支持を
得られなかったと思われます。
だからこそ、「そんなこというんなら、お前らは
自己責任だ」といった感情論がでてしまった
わけです。
感情論じゃないか、と思うかもしれませんが、
世間の大多数による感情論は一応しっかり
その原因が何かを検討すべきと思います。
もし、「なんとか助けてあげてください。お
願いします」から始まっていれば、こんな
ことにはなっていなかったと思うのです。
投稿者 aaa : 2004年04月20日 21:14
aaaさんの意見に全く賛成ですね。１つ上のや他のも。
３人や家族に対する不満は、最初の彼らの言動から始まったものです。
そして帰国したら、会見拒否。弁護士付きだから余計に怪しく感じさせる、ＰＴＳＤ。
謝る気が無いとしたら、人間として残念です。同じ国民だと思いたくない。
投稿者 かず : 2004年04月20日 22:56
＞seibeiさん
＞読んでみましたが、どこが大掛かりか全く分かりませんね。戦争を支持した人が、ちょっとまってくれ、と言っただけにしか感じられませんでしたが。
いくら友軍とはいえ他国の軍事作戦に干渉するということがどれだけ大変なことか理解してますか？
基本的に国軍は自国の決定した戦略に基づき現地司令部が戦術を決め、作戦行動を遂行します
一時休戦当時、米軍的には休戦するメリットがあったのでしょうか？
それを曲げてまで一時休戦を受諾してくれたのは総理をはじめ政府スタッフの尽力の賜物だと思うのですがいかがですか？
それを小さな、些細な事柄と思っていらっしゃるのですか？
投稿者 真希 : 2004年04月20日 22:59
私もａａａさんの意見に賛成です。
特に高遠さんは 解放された時は元気そうだったのに・・・・・。
投稿者 鷹 : 2004年04月20日 23:41
ホームページ管理人です。
活発なご意見をお寄せいただき，ありがとうございます。私からこの問題についての見解は後ほど時間がある時に書きたいと思います。
ところで，このコメント欄をご覧の皆さんに１つお聞きします。私のこのブロク記事はどこのサイトを通じて知ったのか，あるいはアクセスしてきたのか，参考までに教えて下さい（おそらく，私の知らないところのサイトで肯定的あるいは否定的かは別にして何某かリンク紹介されていたと思われます。）
投稿者 ホームページ管理人 : 2004年04月20日 23:54
管理人様、ご苦労様です。
自分がこちらを知ったのは
http://diary.hatena.ne.jp/lovelovedog/20040418
のウェブ日記からです。
そこでのこちらの記事の取り扱いは新聞各社の社説がどれくらいずつ賛否にわかれているかというもので、こちらの記事自体の内容を批判するものではない、中立的なものであることを、上記日記管理者様の為に申しておきます。
投稿者 celts : 2004年04月21日 00:37
celts様
情報、どうもありがとうございました。
ホームページ管理人
投稿者 ホームページ管理人 : 2004年04月21日 00:48
高遠さんがＰＴＳＤになってしまったのは、週刊新潮の記事をはじめとする本人や家族に対する誹謗中傷のせいだと思います。高遠さん、ジャーナリストとしての誇りを失った日本のメディアではなく、フランスのルモンドの記事や、南ドイツのヘンリック・ボルク記者達が、あなた達３名の志を持った若者の姿を世界に伝えてくれています。この戦争がブッシュ大統領や、チェイニー副大統領を中心とする軍需産業や、イラクの石油利権獲得のための戦争であった事。パウエル長官は、衛星写真に写るパン工場を大量破壊兵器保管場所と偽って大義の無い戦争を始め、劣化ウラン弾やクラスター爆弾をイラク全土に落としていった事。サマワに短期しか駐留していなかったニューヨーク出身の兵士９人のうち４人の尿からウラン２３８が検出されて、慌ててヒラリー知事がニューヨークの兵士達の一斉尿検査を行った事。
そして、日本からの無償援助のパトカーについて住友商事・トヨタ自動車、三菱商事・三菱自動車に決まった。
投稿者 和子 : 2004年04月21日 01:44
高木薫さん
丁寧なそして正直なご回答、ありがとうございました。高遠さんを呼び捨てにしたのは、失礼でした。
一つ言わせてください。
あなたは、ボランティアを趣味でしているという一方、高遠さんをやたら持ち上げています。
あの人って、そんなに立派ですか？
おそらく、彼女も、同じように趣味、自己満足でボランティアをしているのでしょう。さらには、海外旅行つき、話題性などからイラクの子供たちを支援しているのでは。
他の人のためになってるというのであれば、働いて税金を払っている人となんら変わらないでしょう。
高遠さんのご家族が、実家とヘルスだったかのお店を売却して全額寄付したら、立派だと思いますが。
今の日本の、ボランティアをしている人が立派だという風潮には、正直うんざりです。僕は、自分にできること、一生懸命働いて、税金を納めます。って、正直に言うと、海外にいるので、日本に税金は納めていないのですが・・・。
管理人様
このサイトは、２ｃｈで知りました。
投稿者 makoto : 2004年04月21日 02:18
＞和子さん
ＰＴＳＤって診断に一ヶ月以上かかるってご存知ですか?
３人を非難している人たちは（私も含みます）そういった矛盾点があまりにも多いこと、３人に反省の色が見えないこと、家族が当初人質の心配よりも政府の批判を声高にしていたこと等を激しく疑問視しています
誹謗中傷とはちょっと違うのではないでしょうか?
３人がこれらの疑問点を解決してくださることを願うばかりです
＞管理人さん
私も２ちゃん（イラク情勢板かニュー速板）でここを知りました
投稿者 真希 : 2004年04月21日 20:06
今日本で起きているようなことはアメリカを含めて他のどこの国でも起きていません。
何故でしょうか？日本だけが神の国だからでしょうか？
「自己責任」と言うなら，日本政府があんなに大げさに行動することは，日本政府自身の責任逃れと税金の無駄遣いに過ぎないのではないでしょうか。
自衛隊を出した政府を支持したから，自衛隊派遣を反対した人質にバッシングを浴びせるのは如何なものです。せめて3人が元気になってからでも遅くないでしょう。こんなに度胸のない国民は日本にしかいません。
日本に大学に行きたくていけない人がいるという人がいますが，日本は世界で何番目豊な国であるか忘れていませんか？皆さんが人質救出に使うのを惜しんでいる税金を使えば，日本人全員が大学にいけるのではないでしょうか？こう考えれば，日本政府の税金使用に問題が大きいという結論になりませんか？
阪神大震災の時，被災地域に危険を冒してできるだけ早く救援のために入ったボランティアたちに対しても，危険地域に入ったのは無責任の行動だと非難できますか？
鏡に映っている自分の目を見て，人質達は皆さんにどんな迷惑をかけたと言い切れるのでしょうか？そもそも，アメリカが石油のために戦争を起こしていなければ，危険を冒しててもイラクにボランティアで行く必要もなかれば，自衛隊が派遣される必要もなかったし，派遣された自衛隊は一体イラクの人々にどの程度の助けを出来たのでしょうか？自衛隊派遣に使った税金は無駄なのではないでしょうか？……
投稿者 どうでもいい : 2004年04月21日 21:09
真っ当な意見と見せかけ、実は詭弁で論点をはぐらかす輩が多々おります。
皆様も以下の「詭弁の特徴１５条」を覚え、そういう輩を排除しましょう。
例：「吉野家は果たして牛丼屋か」という議論をしている場合、あなたが
「吉野家は牛丼屋としての条件を満たしている」と言ったのに対して否定論者が…
１：事実に対して仮定を持ち出す
「吉野家は牛丼を売るが、もし急患を受け入れる吉野家があったらどうだろうか？」
２：ごくまれな反例をとりあげる
「だが、時として吉野家で鮭を食べる事もある」
３：自分に有利な将来像を予想する
「何年か後、吉野家全店舗が変形合体して巨大ロボにならないという保証は誰にもできない」
４：主観で決め付ける
「BSE の逆風の中、吉野家が牛丼屋としてやっていく事を望むわけがない」
５：資料を示さず自論が支持されていると思わせる
「世界では、牛丼屋は殺伐としていないという見方が一般的だ」
６：一見関係ありそうで関係ない話を始める
「ところで、アニメ『キン肉マン』のスポンサーを知っているか？」
７：陰謀であると力説する
「それは、吉野家を牛丼屋と認めると都合の良い親子連れが画策した陰謀だ」
８：知能障害を起こす
「刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか、バーカバーカ」
９：自分の見解を述べずに人格批判をする
「吉野家が牛丼屋なんて言う奴は、店員にマークされるぞ。現実を見てみろよ」
10：ありえない解決策を図る
「結局、吉野家がマックシェイクを売るようになれば良いって事だよね」
11：レッテル貼りをする
「つゆだくが最新流行なんて過去の概念にしがみつく吉野家通気取りはイタイね」
12：決着した話を経緯を無視して蒸し返す
「ところで、本当にお前は吉野家でつゆだくを食いたいのか？」
13：勝利宣言をする
「まあお前、ド素人は、牛鮭定食でも食ってなさいってこった」
14：細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
「吉野家って言っても味噌汁からねぎだくギョクまである。もっと勉強しろよ」
15：新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
「吉野家が牛丼屋ではないと認めない限り外食産業に進歩はない」
まぁどうでもいいそうですがねw
投稿者 真希 : 2004年04月21日 21:42
今、帰ってきたところで、返事が遅くなりすみません。真希さん、ＰＴＳＤの事を教えてくれて有難うございました。私は、あの３人は「イラクの人々を無差別に苦しめないで下さい。イラク人だというだけで生きる権利を剥奪しないで下さい。爆弾をむやみに落とさないで下さい。子ども達やお年寄りも多く犠牲になっています。親を失った子どもが、失語症になり無表情に震えている姿を前に、これ以上武器を使わないで下さい」等、いろんな想いを持ってイラクに行ったと思います。親が、子どもを心配するようにイラクの子ども達と接して、少しでも力になれるようにと、イラクで一生懸命に活動していたのではないでしょうか？
ヒラリー知事がニューヨークの米軍の兵士の検査を実施した事は、４月１６日で開催されたジャーナリストの集いの時の報告内容です
そして、ＯＤＡについてのアメリカと日本の動きについては、新潟大学鷲見教授の講演で聴けます
真実を隠さない事が、大切です
投稿者 和子 : 2004年04月22日 00:52
>どうでもいい氏へ
少しつっこませてもらいます
「自己責任」といっているのは、（これは政府も認めていますが）政府の救出義務が無くなることを意味するものではありません。
単に、「危ない」と事前に分かっていたところにあえていったのだから、そのことを十分認識した行動をとるべきだということです。
私の前の投稿でも書きましたが、今回は３人及び家族の、「傲慢な態度」に非難が向けられたのであり、ＮＧＯ活動や人道支援そのものについての非難ではないのです（感情論になってしまっているものもありますが）。
阪神大震災の例を出されておりますが、いかにボランティアで賞賛すべき行為だったとしても、まさに崩壊の危険があるような建物に消防関係者等の意見を無視して敢えてその建物に入り、結果として二次災害をもたらし、被害を拡大させたような場合であって、その後救出されてもなんら反省の意が示されないような場合には、同じく非難されると思いますよ。
今回の事件は、まさにそのような「基本的態度」の話であって、人道支援が、ＮＧＯが、自衛隊が、という次元の話ではないだと考えております。
投稿者 aaa : 2004年04月22日 01:41
aaaさん、真希さん、makotoさんと同意見です。（３人を一括りにするのもすみませんが）
ＰＴＳＤについては、ちょっとひどい。
本当にＰＴＳＤで悩んでいる方にとって、多大な迷惑を又掛けたはずですよ。
鬱状態くらいなら分かりますけど。
外務省が避難勧告以上のモノを模索しているようですが、３人のせいでこの様に規制がどんどんと増えるのです。
これでも他の人に迷惑を掛けていないと言えますか？
パウエルの言葉やルモンド紙を引用しなければ正当化出来ませんか？
話しは簡単です。
行っては行けないよと言われた所に勝手に行った。
その家族は、身内が勝手なことをしてすみませんと言うべきところを、政治的な発言をし始めた。
その辺りからおかしくなりました。
帰国してからも記者会見をしない。
訳の分からない弁護士が付く。
誹謗中傷ではなくて、批判です。
信念を持って行ったのなら、批判に対して堂々と反論すれば良い。
避難勧告を出していない場所で人質になったとしたら、「自己責任」とは言われなかった気がしますね。
このサイトは友人が教えてくれました。
投稿者 かず : 2004年04月22日 03:20
どうでもいいさんへ
僕も突っ込みたい。
神の国なんて、いきなり出してきて、何を言いたいのか意味不明です。日本にしか起きていないことって、なんですか。ボランティアが不用意に退避勧告の地に入って、その家族が政府に助けろって、わめいたことですか。たしかに、日本でしか起きていないですね。
似たようなのは、以前アメリカでありましたね。沖縄で小学生が米兵３人にレイプされ、犯人が逮捕されたときに、その犯人の家族が「アメリカの青年が日本で拘束されている。今すぐ助け出そう。」ってキャンペーンをはろうとした件です。
＞皆さんが人質救出に使うのを惜しんでいる税金を使えば，日本人全員が大学にいけるのではないでしょうか？
＞こう考えれば，日本政府の税金使用に問題が大きいという結論になりませんか？
要するに、あの３人の救出なんぞに使わず、大学に行きたい人たちの学費に充てれば良かった、とおっしゃりたいのですね。あなたの意見に賛成です。
最後の段落の、「そもそもアメリカが･･･」ってのも、よく聞きますけど、これって、「自動車が発明されてなかったら、交通事故も起きなかったのに。」って理論と同じじゃないですか。
自衛隊派遣が何のためか。当然国益のためでしょう。イラクの人道支援のためなんかであるわけがない。派遣しないよりも、税金を使ってでも派遣したほうが、日本にとって利益があると政府が考えたから、そうしたのでしょう。
ただし、僕自身は、アメリカのイラク戦争にも、自衛隊のイラク派遣にも反対の立場ですけど。
投稿者 makoto : 2004年04月22日 03:51
＞和子さん
別に活動の意義を否定しているのではありませんよ
手段があまりにも無計画だったこと、過失により虜囚の身となって以降の本人たちや家族の発言や対応があまりにお粗末だったことが、批判の原因となっているのです
イラクが紛争状態であり、政府が退避勧告を出していたということは地上波のニュースを見れば知りえていた情報ですよね？
その情報を得ていてなお現地に赴いたのですから当然自らの生命は自らの責任で守るというのは基本です
ゆえにメディアや政府は「自己責任」という言葉を使っているということは判りますよね？
投稿者 真希 : 2004年04月22日 22:41
返事が遅くなってすみません
イラクが紛争状態になった原因は、何でしょうか？今、アメリカでは「攻撃計画」という本が全米�癸韻杷笋譴討い泙后�ブッシュ大統領の大義無きイラクへの先制攻撃についてアメリカ国民が不信を感じています。イラクは、イラク国民の自決権を尊重して、多国籍企業が利己的に干渉しないようにしていけば、平和なイラクがよみがえると思います。
真実を知るということは、公害問題や、薬害問題等の被害者の真実を知ることで、問題の再発を防ぐという大切な側面があると思います。
下記、転送文です。
高遠さん達に読んでもらいたいと思います
･････････････････････････
Jean-Selim Kanaanという方が、先のイラクの国連事務所爆破事件で亡くなったという連絡がありました。僕は彼のことを直接知らないのですが、この方がその子ども（生後3週間）に宛てた最後の手紙のことを知りました。
素晴らしい文章なので転送します。
「男の子であろうと、女の子であろうと、頭がいい子であろうと無かろうと、
美しい子であろうと無かろうと、いつも人々の見る目によって異なる基準よりも、僕にはもっと大切なことがある。君が真の美しさを身に付けることだ。
物事をいつも 美しく感じとる人々が大切にしてきた、あの美しさ、
それは人が目で見ることは出来ない。
僕は神に祈る。君が平和と喜びの子となるように。
人々に、とりわけ最も虐げられた弱い人々に、
いたわりとやさしさを持った子となるように。
輝くものが全て金ではないことを、すぐに見分けられる子となるように。
ラウラと僕は、寛容と、他の人々への敬意と、そして手っ取り早い解決のために
暴力に訴えることを拒否することを、君に教えられたらと願う。
君が居る所、行く所、暖かさとやさしさを残せるように。
君が人々の悲しみを慰め、元気を高めることが出来るように。
いつも、君が正しいと信じることに、威厳を持って、勇気を示し、高い大きな
声で語れるように。
君が逆境にあって、多くの人々が君を非難するとしても、頭を低めてはいけない。
君を愛する人々の目を、自分は常に善を求めてきたのだという確信をもって、
見つめることが出来るように。
そして善を求めるとは、それが誰であれ、他人を愛することなのだ。
わが子よ、重要なのは君が幸せなこと。君が楽しくかつ非凡な人生を送ること。
君が人を愛するように、君が愛されていると思えること。
そしてなにより自由を感じること。」
投稿者 和子 : 2004年04月23日 01:14
人に迷惑をかけずに人間にできることはたかが知れている
人を助けることよりも人に迷惑をかけない方が大切なのよ、という親の教え（俺の親もそう言い続けていたよ）に忠実に生きてきた者の生のなんと小さく浅ましいことか
その浅ましさに嫌悪感を抱くのはお前たちの勝手だ、しかしその嫌悪感を伸びやかに生きる者たちへの嫉妬にすりかえるな、彼らを生きた英雄に決してしまいという低い意志にすりかえるな
（韓国と日本の無謀な若者がわが身を顧みず人を救うために山手線に飛び込み命を落としたとき、おそらくお前たちは拍手を送ったのだろう、彼らは人に迷惑をかけた、自己責任がへちまだ、とは言わなかっただろう、彼らを英雄として扱ったのではないか、その理由を教えてやろう、彼らが死んだからだ、お前たちの嫉妬の対象とならなかったからだ、無謀にイラクの危険地帯に行った者たちも、死んでいればお前たちにとって安全な英雄だっただろう）
菜穂子たちを打つもの、恥を知れ
己の小ささをこそ憎み、打つがよい
彼らや家族の態度が傲慢だと、それがどうしたのだ
迷惑を掛けただと、それがどうしたのだ
彼らは縁なき異国の民のために命を賭したのだ
人に迷惑を掛けないことを至上命題としているお前たちが都合よくそれを忘れたがるのはわかる
しかし人の生には、己のために生きることと、縁なき他人のために己の血と肉を削り分け与えることの二つしかないのだ
己の血と肉を削る覚悟がないなら沈黙を守るがよい、迷惑を掛けない者たちの小さな村に帰り、引き籠もるがよい
お前達が己の身を無駄に削ることに価値を少しでも見出すなら、菜穂子たちの行為をもう一度見直すがよい、そして己を恥じよ
退避勧告が出ていたのに・・・だと、安全が保障されているところに行って「人助け」をして何の値打ちがあるのだ
自らの存在を安泰な場所からはずし、危険にさらすことなくする人助けなど、たんなる道徳的守銭奴のすることだ
退避勧告が出ている場所に、あえて他人のためにいったからこそ彼らの行為は価値あるのではないか
自らの命を顧みず無謀にも線路に飛び込んだからこそ日本人は二人の若者に心動かされたのではないか
日本人よ、今の己に恥じよ
命を棒に振ることや、他人に非難されることや、他人に迷惑を掛けることを何より怖れる小さな民にお前はいつからなったのか
投稿者 akio : 2004年04月23日 18:22
100年後を想像すると、高遠さんの勝ち！
だと思います。
結局高頭さんのしたことは、世界に通じる博愛に根ざした人助けだから。 対して政府の訳の解らない「自己責任」という責任転嫁は、後世の笑いものになるな。 国内にしか通じないし。 時を経たら、・・・もっとだめだな。
だって本当に無責任だよ。 今まで、誘拐されて助からないうちから、「自分の責任」だなんて言った政府はありませんよね。 なんか情けなくて。 いろんな方が家族の傲慢な態度を非難されてますけど、政府の態度がおかしいと思った人はいないのでしょうか？ 私は家族の傲慢な態度は、わずか３日と期限を切られて「焼く」と脅されたら、仕方ないよね、と思えます。 でも、政府はね、びっくりした。
心底、この政府頼れない、って思いました。
今日読んだ週刊誌で、１７００人いる外務省？の内アラビア語が出来る人は１人ですって。
（誰か違うって言ってください！）笑
高遠さん、堂々として良いですよ。 キリストだって石を投げられたのだから（笑）、ユダヤ人にビザを発給した杉浦地畝さんも、帰国してから外務省を辞めてますよね。
２０００年たっても、世の中大して進歩してないんですね。 ははは 何だか空しくなってきた。
投稿者 shiro : 2004年04月23日 20:34
＞「自己責任」という言葉に違和感を感じている方々
判りやすいようにたとえ話をしましょう
自らの主義主張は抜きにして考えてください
とある町でビルの爆破解体が行われます
専門業者は計算により半径1kmに破片が飛び散るであろうということを予測したので、安全マージンをとり半径2km以内の人間に退避勧告を出しました
Ａさんは迫力のある写真がとりたいと考え、警備員の制止を振り切ってビルの500m手前まで行き、頭部に破片が当たって重傷を負ってしまいました
この場合の責任はどこにありますか？
投稿者 真希 : 2004年04月23日 21:06
たとえになってないな。
つまり、上の場合の退避勧告は爆破解体が行われる１年前から出されていて、しかも、いつ爆破が行われるか告げられず、
実際、爆破解体が行われるかも定かでなく、
Aさんは迫力ある写真が取りたいのではなく、そこで傷ついて動けない子供の面倒を見ようとその現場にたどり着いたと・・・。
そして、さらに付け加えるならば、警備員の静止もないのであった。
さらに重要なことには、他にも入っているグループがいたのだが、専門業者は不思議なことに、そのグループが中にいて活動していることを知っていて、資金援助していたんだなこれが。
私も自分の国の政府を信じたいです。
でも上の一外国人が言っているような普遍的な価値観が今の政府には欠如してます。
もし正義とか真理を求める気持ちがあれば、３人を攻撃したりはしなかったと思う。
「政策上、自衛隊を撤退させることは出来ない、しかし解放には全力を尽くす。」
誠意を持った対応があれば、それだけで良かったのに。
投稿者 shiro : 2004年04月24日 00:24
なぜか主の方と反対意見の方が多く訪れるところですね。黙っていられなくなったので一言。
どこかの誰かのうけうりですが・・・
川で溺れた子供を助けようとして、助けようとした人が溺れてしまう事があります。
助けようとした人を『自己責任』と責める事ができるでしょうか？
目の前に、危険な状態の人がいるとして、自分が危険にさらされても助けずにはいられない人がいます。高遠さんや、今もイラクでボランティアに当たっている方は、遠いイラクの人の事を目の前で苦しんでいる人を見たと同じように感じ、助ける為に動かずにはいられなかった人達ではないでしょうか？
イタリア人や韓国人も人質になりました。
イタリア人はビジネスでイラクに入った人でしたが、自己責任を問う声はないそうです。韓国ではイラクへの渡航が禁止されました。しかし、イラクで人質になった人達を責める声は起こっていないそうです。
３人は“３日以内に自衛隊撤退しなければ生きたまま焼き殺す”といわれていました。
家族が自衛隊撤退をお願いした事は責められるべき事でしょうか？
私は今回の事で自衛隊撤退するべきではないと思っていましたし、政府が撤退する事もないと思っていましたが、家族が撤退を要求するのは当然だと思いました。
よく考えてくださいよ。
“撤退しないと、愛する家族が生きたまま焼かれる”んですよ？穏やかでいられますか？
そういった尋常でない状態のご家族の心情
を、まったく推し量る事のできない、日本人の想像力の貧困さに驚愕した出来事でした。
政府がその選択をするか否かは別の問題です。
“政府の判断に一国民が意見するな”とおっしゃる方、政府の判断がご自分の考えとどんなに違っても、政府を支持しているのも国民だからそれにおとなしく従うのですか？
なんだか恐ろしい世の中になってきましたね。
投稿者 きろ : 2004年04月24日 00:34
＞きろさんへ
まぁ私の意見を書きます。
１．イラクへの人道支援を川でおぼれている人を救助する緊急避難行為とする点
→そもそも今回の３人が、イラクでなにをやっていたのかも明らかではなく、「人道支援」を額面通り受け取るのもいかがかと思います。百歩譲って人道支援であったとして、そのこととその後の態度（素直な感謝等がまっさきに表明されなかったこと）とはまた別問題であり、世論の反感をかったのはまさに後者の部分です。
人道支援だからすばらしく、賞賛されるべきじゃないか、というのもまたおかしな議論なのです。
２．他国の人質が非難されていない点
→他国で非難されていないことがどうして日本で非難すべきでないことの理由となるかが理解できませんが、この点については個別の事情をより深く見るべきでしょう。
また、上述の通り、日本の世論の反感を買ったのは３人がイラクに行ったことそれ自体ではなくその後の態度（ＰＴＳＤを理由に会見を拒否したりしたこと）にあるのであって、イタリア・中国人・韓国人等の人質と一緒に議論すべきことではないと思います。
３．「生きたまま殺す」といわれれば家族として取り乱して当然とする点
→わからなくもないですが、ある日突然、平穏な日常生活を送っていたところ、拉致されたといったものではなく、そもそも危険なところに自らの意思でいっていたのであり、また家族もそれを知っていたのであれば、この程度のことは予期していて当然であり、それ程取り乱すのだろうかとも思います。
また、それ程大事な家族であれば、とめるべきだったかもしれません。少なくともイラクにいくといった時点で、取り乱した議論がなされているべきでしょう。
しかしながら、このような点に鑑みても、実際に起こった場合に取り乱すとしても、まずはその怒りの対象は犯行グループに向けられるべきであり、それが自然です。しかるに、この３人の家族たちは「自衛隊が行くべきじゃない」といった自らの政治思想が前提にあったため、犯行グループよりも政府非難が先行していました。この点も、世論は違和感を感じたところだと思います。
４．政府が決めたことには自分の意見と違っても従うのかとする点
話がずれていると思います。
自分の意見をいうということは、それはまさに自由ですが、自由に意見を言い、議論した結果は、一応国民は従わなければ国家が成立しないでしょう。
ただ、その結論が本当に気に入らない場合、国家の方針と異なる行動をすることを禁止することまでは国家は出来ませんが、逆にそれは自己責任の範囲となると思われるのです。この場合においても、国家の保護義務が消滅するとまでは思いませんが、保護された暁には、自分が自己の責任で行ったことであることを十分留意した行動をしなければ、世論の風当たりは当然のように強くなると思います。
そう思いませんか？
投稿者 aaa : 2004年04月24日 01:26
またまた、aaaさんと真希さんに賛成です。
特にaaaさんは非常に分かり易く説明をしてくれているのに、分からない人がいるのが残念です。
フランスに住んでいる知人（アメリカ人）に、今回の邦人人質について尋ねました。
こちらの意見を述べずに聞いたら、「責任」という言葉が返ってきましたよ。
つまり、自由には責任が付きまとうと。
彼の意見では、負担分を要求するのは良いとは思わないが、彼等の行動は批判されても仕方が無いと。
危険地帯に行くのなら、もしもに備えて「覚悟」をしろと。つまり、「私の身に何かあっても・・・」と書くのが当然であると。
それにしても、ほとぼりが冷めるまでのＰＴＳＤという気がします。
akioさんには突っ込み所が沢山ですね。
勇気があるのと、無謀な行為は全然違いますよ。
迷惑を掛けても良いんですか？それに嫉妬もしていなんだけどなー。
己を恥じよって何で恥じなくてはいけないの？
投稿者 かず : 2004年04月24日 02:15
真希さんへ
（とある町でビルの爆破解体が行われます）
バスラやカルバラ、バグダッド南部等でクラスター爆弾が落とされました
（専門業者は計算により半径1kmに破片が飛び散るであろうということを予測したので、安全マージンをとり半径2km以内の人間に退避勧告を出しました）
イラクの解放という名目で、米英軍は人口密集地に、「200発以上の子爆弾を内蔵したクラスター爆弾」と、「劣化ウラン弾」を大量に投下しました。クラスター爆弾は広範囲の地域を破壊しました。投下された子爆弾のうち10〜20%が、不発で残り対人地雷と化し、知らずに触った子ども達の体に無数の鉄片が襲いました。
（Ａさんは迫力のある写真がとりたいと考え、警備員の制止を振り切ってビルの500m手前まで行き、頭部に破片が当たって重傷を負ってしまいました）
Ｂさんは、米英軍の攻撃によって深く傷ついたイラクの子ども達を守るために、日本で働いて貯めたお金が無くなるまででバグダッドにて子ども達へ支援活動しました。お金が無くなったので、日本に帰国して働き、お金が貯まったので再びバグダッドでＢさんの帰りを待っている子ども達のところに行く途中で、拘束されてしまいました。
（この場合の責任はどこにありますか？）
危ないから退避させるのであれば、イラクの市民にも平和的生存権があるので退避する権利があると思います
米英軍が非人道的爆弾を使ってイラクの人１００００人を無差別に殺した後で、「あれは大義の無い戦争でした。すみません」と言っても、無差別に殺されたイラクの１００００人の命は、もう戻って来ないという事が悔やまれます。
投稿者 和子 : 2004年04月24日 03:17
aaaさんへ
そう思いませんよ。（笑） 横レス失礼します。
残念ながら、aaaさん、あなたは日本の憲法を知らないものと思われます。 基本的人権について、日本が批准している国際法など知らないし、その歴史も詳しくはご存じないのではないでしょうか？ すごく残念。
あなたの言う「議論した結果は一応国民は従わなければ国家が成立しない。」
それこそが戦前日本が犯した間違いではなかったでしょうか？
きろさんが恐ろしいと感じているもの、私自身恐怖を感じているものがその考え方です。
事実は、たいした議論もしてないですしね。
自衛隊派遣を争点にして選挙をするなら別ですが。 それは自民党がしないでしょう。（笑）
人道支援だから、立派ですばらしいわけではありません。 それを受けた人が喜んでいるから立派で、すばらしい意義があるんです。
高遠さんのイラクでの活動については、映像がテレビで報道されてました。 シンナーで急性の中毒になっている少年を、同行していた男の人とアパートに連れ帰って介抱していました。 すごいんです、急性中毒になって口から泡吹いて倒れているのに、ほかの少年はその子のズボンのポケットから品物を次々盗んでいくんです。 誰もその子を助ける人はいないんです。（しょんぼり）
欧米のボランティアもシンナー中毒の子には手を出さなかったそうです。
高遠さんはその、最底辺の子供を助けていたんです。 数年ぶりにシャワーを浴び、こざっぱりした服を着せてもらった、あの少年の笑顔・・・あの笑顔があったから、もっと助けたいと思ったんだろうな。
かずさんへ
自由には責任が伴う。 そのとおりです！！
ただ、３人はその責任を負ったと思います。 なぜならば、自分たちが危機に陥ったことについて誰をも非難していないから、（今のところ、たぶんこれからも） 誰も責めてないし、十分自分たちの責任だと感じているのではないでしょうか。（あくまで推測、たぶんですよ。怒んないでよ。） そして個人には自分の命をかける以上の責任の取り方はないのではないでしょうか？
誘拐されてるときに責任取れって言われてもねえ、どうすればいいの？ 無茶言うよなあ、政府。
それに、３人が死を覚悟して、書置きをしたとしても、家族にはまた家族の「自由と責任」があると思います。 家族は書置きに素直に従うことも出来るし、無視して助けるための行動を起こすことも出来ると思います。 選択は家族の自由です。 自己責任は一人だけにあるのではないのですよ。 皆にあります。
そして家族は助けるために、やれることはすべてやろうとしたのですよね。 自分たちの責任において、そしてこの人たちもまた、自分達の行動を人のせいにしてませんよね。（今のところ、たぶんこれからも）
そして政府なんですが、国民の安全に対して義務があります。 何が何でも助けろって言ってるんじゃないですよ。 ３人が何者であろうと、助けるよう努力しなきゃならなかったんです。 でも、助けると言いながら何もしないという、している振りをするという、形だけ（ホホホ）等の選択肢があったと思いますよ。それなのに助ける途中から、迷惑だのぶつぶつ言って、・・職務怠慢、責任放棄って気がしたんですけど。
なんとなく、タバコの不始末か、てんぷら油の引火で火事を起こしたら、消防隊員が、
「まったく、だから気をつけろって言ったろ。タバコを吸うな、天ぷらするなとは言えないけど、実験までして皆に教えているのに、迷惑なんだよ！」と言いながら消火活動しているような、いや〜な感じ。 わかります？
迷惑だと言いながら、本当に誠意を持った責任ある活動が出来るのだろうか？ と言うことです。
ラストサムライのような潔さが感じられない。
日本の未来は、・・・もう駄目だあ。
誰かそんなことないって言って、日本の政治家はすごい立派なんだよ！ って。
日本の官僚は優秀で、どんな危機に陥っても大丈夫、素早く対応できるんだよ。 って
投稿者 shiro : 2004年04月24日 03:34
だ〜〜〜れも言わないみたいだから、言って見よう（笑）
>人道支援だから、立派ですばらしいわけではありません。 それを受けた人が喜んでいるから立派で、すばらしい意義があるんです。
へ〜〜〜そうなんですか、それが児童虐待の疑惑があったとしても？
投稿者 ? : 2004年04月24日 06:58
shiro さんはじめましてこんにちは、
いちお、悪気は無いと思うが、突っ込んでおきます
＞なんとなく、タバコの不始末か、てんぷら油の引火で火事を起こしたら、消防隊員が、
「まったく、だから気をつけろって言ったろ。タバコを吸うな、天ぷらするなとは言えないけど、実験までして皆に教えているのに、迷惑なんだよ！」と言いながら消火活動しているような、いや〜な感じ。 わかります？
そんな消防隊員を見たことがあっていってるんでしょうね？具体的にどこの誰と教えていただけますか？
あなたの脳内にしかいないような架空の消防隊員の話しでしたら、現実の消防隊員に対しての誹謗中傷にあたりますよね？
仮に例え話しであったとしても、あなたは彼らが日夜どのような努力をしているか知っていますか？
投稿者 ？ : 2004年04月24日 07:25
aaaさん、わかりやすくてすばらしいです。
shiroさん
意見が自分と違うからと、相手を無知呼ばわりするのは、失礼です。aaaさんの「議論した結果・・・」という一言に対して、なぜ彼が国際法だの歴史に無知だとわかるのですか。
あなたは、高遠さんの話を書いていますが、何度も書くように、彼女は趣味と自己満足からイラクで人助けをしているのでしょう。そんな話を読んでも、「はぁ、そうですか。でも、なんでイラク？」としか、思えません。
政府は、誘拐されている人に「責任取れ」って言いましたっけ？ ソースをお願いします。それとあの家族のことを書かれていますが、自分たちの行動は人のせいにしていないかもしれないけど、誘拐されたのは自衛隊のせいだとかなんとか、言ってませんでしたっけ。
消防隊員のたとえを出していますが、国策に関する政治家の発言と消防士の発言を一緒にはできないでしょう。へんなたとえを出して、説得力をもたせようとしても、意味ないです。
それに、政府および政治家は、「迷惑なんだよ！」とか、そんなひどい言い方はしていないと思いますが。もししていたら、謝ります。できたらソースをお願いします。
＞日本の未来は、・・・もう駄目だあ。
あなたのように、日本に対し誇りをもてない人たちが大勢いるから、だめなんです。何かというと、国際貢献だの人道支援だの、日本のことより世界を第一に考えようとする人がいるから、だめなんです。
投稿者 makoto : 2004年04月24日 08:16
とりあえず
人質とその家族を擁護する立場の人は
「もともとアメリカが悪い」だの「自衛隊はイラクに行く必要がなかった」だのと
論点をすり替えるのを止めませんか？
それから、ル・モンド紙の記事を書いた人間は
筋金入りの反日主義者だ、という事も一応知っておいた方がよさそうですね。
投稿者 テル : 2004年04月24日 08:21
＞shiroさんへ
熱い反論ありがとうございます（ｗ
以下、回答します。
１．私が日本国憲法（基本的人権の部分？）や日本国が批准している国際法及びそれらの歴史について無知とする点
当方一応国立大の法学部卒ですが、法律専門家という訳ではないですので、知らないこともあるかもしれません。
ただ、今回の私の主張は、彼らの行動が「違法だ」といっているわけではなく、単に世論が非難するのも尤もだといっているに過ぎず、この主張に対して何故日本国憲法や国際法が持ち出されるのか理解に苦しみます（先の投稿でも、「その結論が本当に気に入らない場合、国家の方針と異なる行動をすることを禁止することまでは国家は出来ません」としております。）
日本国憲法又は国際法及びその歴史の、どれに違反しているのか、具体的に議論させていただきたいと思いますので、ご呈示願えますでしょうか（その際、出典等もお教え願えると議論がしやすいです）。
２．「議論した結果は一応国民は従わなければ国家が成立しない。」
それこそが戦前日本が犯した間違いであったとする点
１でも述べましたように、私のこの「議論した結果は一応国民は従わなければ国家が成立しない。」という発言は、個人が「その結論が本当に気に入らない場合、国家の方針と異なる行動をすることを禁止することまでは国家は出来ない」ということを認めているのであり、戦前のように国家が検閲・特別高等警察等を用いて罰則を伴って言論を統制したものとは一線を画していると思います。
安易な同一視は、それこそ有害です。
戦前（といっても１９３０年以降の１５年戦争時）に問題であったのは、議論の場である国会が軍部をコントロールできなくなるとともに、その国会を構成する議員の選挙も統制され、挙げ句の果てに「大政翼賛会」に統一されてしまい、国民の選択肢が失われたこと、そして軍部の暴走を許すきっかけとなった、「明治憲法」のかたくなな解釈（統帥権問題）であったと思います。私は、当時の明治憲法の頑なな解釈と、今の憲法護憲派が重なって移ります（ここは蛇足的な私見ですのであしからず）
３．事実は大して議論していないとする点
法学に明るいのであれば、理解して頂けると思いますが、法的に重視されるのはしっかりした手続きを経たのかということであり、実際に議論されたか否かというよりも、議論できる制度を経たのかといった点です。※実際に議論されたかどうかなど、それは個別具体的に評価がわかれるでしょうし。
確かに、適正手続きといった場合にはその本来の形式重視からさらに発展し、法内容の適正も含まれるとするのが最近の傾向ですが、その場合でも、当該法内容が適正か否かを判断する権限は、「司法」に専属しており、司法が違憲と認めない限り、当該法令は適法なのです（そうしなければ、国家を運営できないでしょう）。
ですので、政府の決定自体の当否を本当に争うのであれば、司法に判断をもとめてください。それが、三権分立の趣旨でしょう。
４．人道支援だからすばらしいのではなく、実際に感謝されるから素晴らしい。そして、高遠さんは素晴らしい行為をイラクで行ったTV報道があったとする点
私は当該TV報道を見ておりませんので、コメントできませんが、それはどこの誰がどういう状況で撮影したフィルムだったのかが若干気にはなります。
そして、私の表現が言葉足らずだったかもしれませんが、「人道支援だから素晴らしいというのがおかしい」という私の先の発言の趣旨は、「素晴らしいことをしたということが、その後の及びそれに付随する0行動の何もかもをきれいなものとすることはない」という意味です。
ですので、仮に高遠さんがイラクで実際に素晴らしい活動をしていたとしても、そのことと、彼らの態度等についても、日本国民は非難すべきじゃない、と結論づけることはできないと思うわけです。
長くなりましたが以上です
なお、私の先の投稿の４のみ反論があったようですが、それ以外の１〜３は誤納得頂けたということでしょうか。そうであれば、それ程意見に相違ないかもしれませんね。
投稿者 aaa : 2004年04月24日 11:28
一つの意見として江川紹子氏の新聞記事を紹介し掲載いたします。一点だけ感想。江川紹子氏はこの意見の中で，北海道知事高橋はるみ氏の姿勢を高く評価していますが，私は今回の事件に関してそのような評価はできないのではないかと考えている。（ホームページ管理人）
北海道新聞（2004年4月23日夕刊）より
イラク邦人人質事件を振り返って
江川紹子
「自己責任」非難論調に恐怖
思いやりと想像力を大切に
いったいいつから日本は、こんなにも納税者意識が高く、自己責任を強く自覚した攻撃的な論客であふれかえった国になったのか。イラクで日本人三人が拘束される事件が起きて以降、インターネットを含むさまざまなメディアで展開されている発言を見ながら、暗澹（あんたん）たる気持ちでいる。
その内容は、相当に痛烈だ。曰（いわ）く、こうなったのは自業自得で言わぬこっちゃない。曰く、三人は無事帰国のためにかかった費用を全部払え。中には、死ねばよかった、日本から追い出せというような心ない発言も飛び交っている。
こうした被害者叩（たた）きの中、せっかく命が助かったのに笑顔もなく、むしろうなだれて帰国しなければならなかった三人に、私は同情する。記者会見に出なかったことを非難する声もあるが、彼らをそこまで追い込んだのはどこのどいつだ、と言いたい気持ちだ。
他人に対して好悪の情を抱くことを、とやかく言うつもりはない。だが、「あの家族の態度は嫌いだ」という感情が、「自己責任論」という理屈の衣をまとったことで、「正論」として堂々と展開され、もっぱら被害者サイドを攻撃することになった風潮には、恐怖感さえ覚える。
私も、彼らの判断には甘い所があったと思う。冷静にその行動を振り返り、彼ら自身が反省をすると同時に、私たちもそこから教訓を学んでいくべきだ。
しかし、忘れてはいけない。彼らは第一に、武装グループに一週間も拘束された被害者なのだ。なのに、その命が危機にさらされている時から、「自己責任」を合言葉に、三人と家族を非難する論調が展開された。
確かに、家族の対応には、感情的で性急な面もあった。ただ彼らは、身内を拘束され、三日以内に「生きたまま焼き殺す」などと脅迫されていたのだ。理性的で落ち着いた対応ができなかったからといって、それほど責められなければならないのか。
例えば家族は、自衛隊撤退を求める“政治的”発言を行ったと論難されているが、それはそもそも人質をとった側が“政治的”要求をしてきたからだ。国内の誘拐事件でも、身代金を求められれば、家族は警察に頼む一方で、何としてもその金を用意しようとするではないか。
問題は、要求をしてきた側にある。被害者家族を責めるより、このような暴力的な方法は、いかなる問題の解決にもつながらないことを、拘束事件の頻発する地域に向かって伝えていくことの方が大事なのではないか。
そのうえで、このような事件が起きた背景にも目を向けていく必要がある。アラブ系メディアの報道によれば、アメリカ軍による無差別攻撃で子どもを含む多くの一般市民が犠牲になっている、という。それに対して、イラクの復興支援に全力で尽くしているはずのわが国は、十分な関心を払ってきただろうか。元国連高等弁務官の緒方貞子さんが指摘されていたように、まさに無関心がこういう暴力を生んでいくのだ。
それに、事件発生以来の政府の対応には、反省すべき点は全くなかったのか。小泉首相が家族に面会しないことも、「会っても話すことがない」と突き放した言い方ではなく、政府が全力を挙げて対応していることを述べ、いたわりの言葉と共に伝言をすれば、家族にとってもどれだけ励みになったことだろう。もっと言葉を選び、言葉を尽くす努力があってほしかった。
「テロに屈しない」という強さを誇示するだけでなく、被害者に思いやりの気持ちを持つ柔らかさ、冷静かつ多角的に事件を検証する冷静さも忘れたくない。
怒濤（どとう）のような被害者たたきの最中、「見解は違ったとしても道民は道民です」と述べて、東京事務所の提供などの協力を続けた高橋はるみ知事の姿勢に学ぶところは大きい。
同じころ、北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さんが、記者会見の中で人質の無事を願い家族をいたわり、「日本にとって（拉致事件と）同じくらい重要だと思う」と語っている。
二つの事件は、態様も背景も全く異なる。しかし、自身の家族や命への思いを、今回の事件の当事者と重ね合わせる蓮池さんの言葉に、私はホッとした。
「自分はそんなことはしない」「今回の事件は、北朝鮮拉致とは違う」と、違いばかりに目を向ければ、被害者や家族の状況を思いやる回路はぶっつり断ち切られてしまう。それより、自分自身の体験していないことでも、おのれの経験や知識、人間関係から共通点を模索していく。そんな想像力こそが、世界のあちこちでこの暴力の嵐が吹き荒れている今、とりわけ大事なのではないだろうか。
円滑な人間関係も、人権を守り合う社会も、平和な世界も、一人ひとりが豊かな想像力を育（はぐく）むことから始まると、私は思う。
（えがわ・しょうこ＝ジャーナリスト）
投稿者 ホームページ管理人 : 2004年04月24日 12:08
aaaさん、お見事です。
投稿者 makoto : 2004年04月24日 12:27
私は和子さんとshiroさんとakikoさんときろさんとどうでもいいさん、seibeiさん、さるさるさんや最初の方のフルネームでのコメントの方々の意見に賛成です(^_^)v そういう人がいっぱいいた方が世の中明るく楽しくいろんな問題も解決していくと思うだよ。
いろいろあったけど、このlogの中で印象に残ったのは
さやさんのつぶやき。どうしてなのかもっと分析して聞いてみたいよ。でも、私ここに戻ってくるか分からないけど。分析してみてください。お願いします。きっとどこかから伝わってくる気がするから。
『聖なる予言』：この本のおかげで私もかなり自分の成長を進めることが出来ました。
ありえない消防署員：そうです。ありえないはずがありえたのがこの”小泉くんとその仲間たち”ってことですよね。面白かったです。
自己反省を叫んでいたakikoさん、お気持ちとてもよく分かります。
あと、趣味でホンジュラスでボランティアの方、一石二鳥が三鳥四鳥・・・とてもすてきですね。ただ、高遠さんのは趣味だったのかと思うと、別に仕事して空いてる時間にというよりはあれ自体が人生における仕事だったようにも思うのでボランティア通訳と本当の通訳くらいの違いはあったのではないでしょうか？（どちらも人のお役に立ちますし）ただし、高遠さんの仕事はお金は後からついてくる形式（フリーの仕事を立ち上げる時も最初はこういう事が出来るんだよということをお知らせする期間があり、それを見て仕事を頼んでみようと言う人も出てくるのです。誰の仕事でもやりたいことをやっている人は相手に迎合するだけでなく、自分のスタイルやポリシー、やりたい方法を大切にすると思うので）だっただけなのかなって思います。
それからこの中で高遠さんのやっていることが分からない、みたいなことを言っている人がいましたが、私は知っているので一層彼女の気持ちが分かります。
ここに、わかりやすいインタビューを発見しました。読んでみてね。
http://www.26cluster.ne.jp/news/sp_iraqi.asp
それでは、戻ってくるかどうかわかりませんが（さよさんの分析結果は知りたいーです）皆さんお元気でお暮らし下さい。さようなら
投稿者 こんにちは�� : 2004年04月24日 12:38
『 自 己 責 任 』
についての、一考察です、
みなさん、よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く
読んでみてね （ は あ と ）
投稿者 ？ : 2004年04月24日 12:59
なにか、ＵＲＬに入れても表示されないようなので、再掲です
http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP4087871B996BD
投稿者 ？ : 2004年04月24日 13:02
>勇気があるのと、無謀な行為は全然違いますよ。
>迷惑を掛けても良いんですか？それに嫉妬もしていなんだけどなー。
>己を恥じよって何で恥じなくてはいけないの？
・「勇気がある行為」と「無謀な行為」について
人が自分の命をそれと知りつつ危険に晒す行為を、「勇気ある行為」と「無謀な行為」に分類して評価するとは、その行為をその結果に応じて第三者の立場から評価することである。濁流にのまれた子供を救おうと人が飛び込んだ場合、子供を救って無事帰還すれば「勇気ある行為」となり、自分も溺死すると（そして遺体捜索費に莫大な費用が掛かったりすると余計に）それは「無謀な行為」と言うことになる。従って行為の結果とその価値が確定するまでは、そうした行為は「勇気ある行為」でも「無謀な行為」でもない。他方行為者の観点からみた行為の内在的価値は結果とは独立である。結果的に「勇気ある」と評価される行為は、その行為者の決断の時点にあってはリスクと不可測性に満ちた結果の分からない行為である。そうしたリスクと不可測性の中で、ある目的のために自分の命を危険に晒すという決断の価値こそが、その行為の内在的価値である。
今のイラクの状況とは大きな濁流の中に多くの人が溺れそうになりもがいているようなものである。多くの人は心配そうに岸から見ているが、わが身のことを考えるとあえて飛び込む人はあんまりいない。そこへ高遠らが飛び込んだ訳だ。岸で見ている者としては立ち去るのもよし、呆然と見つめるのもよし、浮き輪やロープを投げ込むのもよし、自分も飛び込むのもよし。ただ一つ出来ないことがある。未だ人々がもがき、生死が未だ分からないという現実を、すべてが完了し、確定し、結果の価値が認識できる歴史へと転換することだ。そうするまでにはまだ何年もの年月が必要だし、そのために必要な情報はひょっとしたら永遠に手に入らないかもしれない。今高遠らの行為を評価する唯一の方法は、自らを行為者の決断の場に置き、彼らが直面したリスクと不可測性と目的の前で行為者としての自分がどうするかを判断することだ。そしてそれは彼らの行為の内在的価値を測る方法でもある。
ということは、今彼らの行為を「無謀だ」といって批判したり、「勇気ある行為だ」といって誉めそやすものは、よっぽどの無知か、意図的に彼らの行為を捻じ曲げられた文脈に置こうとしているかのどちらかだ。その結果彼らは極めて難しい立場に置かれてしまった。彼らの行為は、その結果の価値（良し悪しは別にして）は未だ知りえないという種類のものである。そして彼らにとって行為の価値はそうした結果（それは偶然に左右される）とは独立である、うまくゆくと分かって彼らは決断したのではない。そうだとすれば彼らの行為は道徳的打算だったことになる。にもかかわらず、あたかも未だ決まっていない結果が決まっているかのように語られ、それに応じて彼らの行為の評価が語られるとき、彼らは本当に語る言葉を失うのである。言ってみれば日本人は行為の結果を計算する算盤で英雄の体を打ち続けているのだ。その背後には日本人の集団的なリスク恐怖症、決断恐怖症、行為恐怖症、現実拒否症がある。英雄という概念すら忘却した商人とその子供達の病だ。高遠らに対する批判熱はこの病の一症状にすぎない。
・迷惑と嫉妬について
少々疲れたので短くさせてもらおう。
野生の虎と家畜の牛がいる。「人に迷惑を掛けてはいけない」と思い生きているのはどちらだ、そしてそれは何故か。「迷惑を掛けてはいけない」と思う自分を振り返ってみよ、自分はどのように生きているのか振り返れ、虎としてか、牛としてか、それとも他の何かとしてか。そして本当はどのように生きたいのか真剣に考えよ。
ある者が自分には何の脅威や不利益ももたらさない場合、普通人はその者を憎んだり批判したりしない。しかし自分が持ちたいと思っているのに持てない物やすでに失ってしまった物を持っている者に対しては、脅威や不利益が全く無くとも、自分とは無関係であっても、憎んだり批判したくなることがある。この感情が嫉妬だ。なぜ自分が高遠らを批判したくなるのかよく考えろ。彼らに自分が嫉妬しているかどうか分かるだろう。
・なぜ恥じなければならないか
簡単だ、恥を知らないからだ。だから「なぜ恥じなければならないの」と尋ねたりするのだ。
Posted by: akio : 2004年04月24日 13:29
投稿者 akio : 2004年04月24日 13:59
akioさん
「迷惑をかけてはいけない」の話で、なんで、虎や牛が出てくるの？
変なたとえは止めていただきたい。
嫉妬の話。
自分が持ちたいと思っているのに、持ってなくて、高遠さんが持っているもの。
なんだろう・・・
金持ちの親か！ たしかに、嫉妬してるかも。
あと一つ。
高遠さんを呼び捨てにするな！
って、僕も以前言われました。
投稿者 makoto : 2004年04月24日 14:04
＞shiroさん
うーん、あのたとえ話は私の得た情報の中で、私が理解できた範囲で作ってみました
私はボランティアというのはあくまでも自己満足のために行われていると認識しています
そこに何らかの問題があり、それを解決せずにはいられないからその地に赴き問題を解決する
善悪は別として、カメラマンの心情に近いのではないかと思い、あのようなたとえにしました
警備員の制止は確かにされていませんね
今後法整備がなされ、改善されることと信じています
いまだ残留しているボランティアもいるでしょうが、今回のような誘拐が起きても政府の対応は変わらないと思います
よど号のときの失敗は繰り返すべきではないからです
＞和子さん
鸚鵡返しは何も考えずにレスできるから楽ですよね
私はもっとあなたの内から湧き出る言葉を拝聴したいと考えます
今度はあなた自身の脳みそで考えた、あなた自身の言葉を書いてくださいね
投稿者 真希 : 2004年04月24日 16:51
高木薫（たかぎかおる）です。
HONDURASへの支援活動を偽善と見栄と自己満足の趣味でやっている者です。
私もそろそろ退場しようと思ってます。
多くの皆さんの意見を伺い、大変参考になりました。
高遠さんがそんなに立派かどうか直接会ったことが無いのでわかりません。
ただ、私より立派(いやらしいところが少なめ)だと思っただけです。
その前に、メデアを通してしか、存じ上げてない人を誹謗するのは私の主義ではありません。
辻元清美然り、鈴木宗雄然り、田中真紀子然りです。
たとえば鈴木宗雄氏についても、漁業と出稼ぎ、夏場に一時の観光しかない、あの道東の寒々とした風景を思い描くと、彼が郷土のために粉骨砕身したその姿を私は非難できません。彼もメデアとその背後の姿なき善良な市民のよってたかってのバッシングの犠牲者です。
ー閑話休題ー以上は前置き、ここからが本題。
ボランティアが立派かどうかというより、日本が今日ここまで豊かになったことへの恩返しと私は考えています。
恩返し、つまりしなければならない義務ですね。為替レートのいたずらもあるけど、200近い世界の国の中で、5指、控えめに見てもベストテンに入るような豊かな国日本。こうなったのには、もちろん我々日本人の先輩の努力もあるけど、有形無形の世界の人々の援助と庇護と理解があったからこそ今日の日本がある・・・と、私は考えます。
私も小学生のころ、アメリカのガリオア・エロアの援助による脱脂粉乳で辛うじて栄養失調による虚弱体質から脱出しました。
今から20年ほど前、食糧不足で目玉ぎらぎらお腹ポッコリで、痩せこけたソマリアの児童の写真を見て、今は無き私のおばが言いました｢かおる・・私の名前・・お前が小さい頃いつもあんなに痩せこけてお腹だけ出て・・・・｣時まさにバブル前夜、金満国家日本にどっぷりと浸っていた私は、この言葉に愕然としたものでした。
この同じ地球に、これほど悲惨な現実があるのかと。そしてその悲惨な地域で一番悲惨なのは、力も教育も無い子供。
大学へ行けない交通遺児も、身寄りの無いお年寄りも、大変なのはわかるけど、ミルクや薬が無くて死んでゆく子供が万単位、学校が無い、机が無い教科書が無い、家には電気無し、水無し、トイレ無し、悲惨さのレベルが違います。
あの敗戦の窮乏と悲惨さを知っている最後の世代として、世界の資源を収奪し、世界に車を売りつけて、ここまで豊になった日本としてはこれは見過ごせない、お返ししなければ申し訳が立たない。
・・と、興味半分の気持ちの胸奥に、そんな思いが微かに有ったことも否定できません。
それでも、私はあのイラクへ行く勇気はありません。死んで不思議は無いところです。
退避勧告が１３回出ていたから無謀というが、仮に1，2回しか出ていなかった頃行ったとしても、人質になったり死ぬ可能性はあったわけです。
その昔、日本を助けてくれた世界の多くの人々も、自己責任とか、国家的見地からとか、誰にも非難されない衣をまとって、十全の備えをしてから我々を助けてくれた訳ではないと思います。ただ単にイタイケナイ日本の子供が、無謀な戦争の結果として理不尽な境遇にある。それを見るに見かねて行動し、私を栄養失調から救出してくれたんだと思います。
今まさにそういう状況のイラクに出かけて、高遠さんたちは不幸にも人質にされてしまいました。そしてたまたま自らの思いと行動と、日本の国際的な立場とのハザマに立たされ、今世論の袋叩きにあっている。誰も、そこまで想定して、考えて人道支援なんか出来ませんよ。
日本の快適な環境にいて、高遠さんたちが・・もっとこうしなかったから悪い・・といっている人たちがイラクの子供たちの支えになるとは思いません。
学の無い私がつらつら考えるに、そういう人たちの論旨が如何に立派でも隙の無いように見えても、彼らが世界を良い方向に持って行くとは思えません。私は、やむにやまれない高遠さんたちの行動を支持します。いくつかの瑕疵が有るとしても十分価値があると思います。
少なくとも、｢高遠ら｣と暴言を浴びせて、指弾する人々に、人間としても暖かい気持ちがあるとは思えません。
高遠さんがんばってください。
では、明日間にあわ〜なアスタマニア〜ナhasta man~ana！
http://www2.ttcn.ne.jp/~Hondkai/
投稿者 高木薫（たかぎかおる） : 2004年04月24日 18:55
makotoさん
レスありがとう
菜穂子さんらに敬意は抱いているけど（もっと正確に言うとファンに近いが）罵倒する意志は毛頭無いので、これからは高遠さんと呼びます。
虎牛の話、機会があれば説明したいと思います（聞きたくないか）が、ながーくなりそうなので実現しないかも。
投稿者 akio : 2004年04月24日 22:57
aaaさん、相変わらず見事！
makotoさん、僕が言う前に言ってくれてありがとう。
真希さん、ウィットが富んだコメントは素晴らしいです。
上の方に、マザーテレサの言葉が載っていましたよ。
日本国内の人を助けないで、国外の人を助けるのは偽善だって。「隣人を愛せ」と。
shiroさんへ
aaaさんが無知ということはありません。
僕も法学部出身ですが、どこをどうやったら、憲法や国際法を持ち出してくるのか分かりません。
そして、あの３人を公で批判すると「命の大切さ」を担ぎ上げて、逆に批判されてしまいます。「自主規制」を強制する空気が今はありますよ。それは危険ではないですか？
akioさんへ
簡潔に文章をまとめて頂きたいものです。
そして、そんなに難しい言葉を使う必要はない。伝わるものも伝わりませんよ。
makotoさんが書いてくれた通りです。虎や牛って？？？
それに嫉妬していないし。
和子さんへ
真希さんの例えを自分の論調に変えて書くのは良くないですよ。
「悔やまれます」って言葉で締めるのは、思考停止みたい。
今回の行動によって、規制を強める意見も出ているでしょう？他のボランティアの人で迷惑をした人もいるはず。
日経平均の下落もそう。あの日はガクンと下がりましたからね。
投稿者 かず : 2004年04月24日 23:42
真希さんへ
鸚鵡返しになって、申し訳無かったです。
でも真希さんのように具体的に想像すると、普通に暮らしている民家に突然、幼い子ども達が取り残されたまま建物を爆破解体しているような光景が浮かびました。マザーテレサは日本人へ「愛の反対は無関心」と言われました。だから、こうやって皆でイラクについて考えることは大切だと思います。しかし、大切な原則はリンカーンの言葉を借りるならば、「イラク市民のイラク市民によるイラク市民のための復興」だと思うのです。
平和の反対は戦争です。戦争で平和は作れません。戦争は暴力の連鎖を生み、銃を持った時から
「殺さないと殺される」という恐怖の世界に住むことになり米軍でも精神異常を来たす症例が報告され、帰還兵が妻を殺してしまう例が新聞に掲載されていました。
拘束された他の２人のうちの１人の安田さんが、
「何で解放されたと思いましたか？」との質問に安田さんは「日本の歴史に助けられました」と語ったそうです。それは、戦後から今まで平和を守るために闘ってくれた人達への感謝かもしれません。平和憲法のお陰で、朝鮮戦争にもベトナム戦争にも日本は参戦しませんでした。そのお陰で、ベトナムや朝鮮の方の多くの命、日本の自衛隊のの命も助かったと思います。
投稿者 和子 : 2004年04月25日 02:45
高木さんへ
あなたの今までの経験によって、そういう考えが生まれたことは分かりました。
僕は敗戦を知りませんが、親やその世代の人に聞くと、アメリカからの恩恵はかなりあったようですね。
では、アメリカに恩返しをしたらどうでしょう？
（自衛隊派遣を抜きにしても）
世界に車を売ってというのは、企業努力によるものでは？
日本は資本主義だし。「稼げ、貯めろ、施せ」とマックス・ウェーバーも言っています。
それと、他の人からも出ていますが、何故イラクなのですか？
避難勧告が出ていない、他の国でもボランティアは出来るでしょう？日本でも良いし。
何だったら、太平洋戦争で迷惑をかけた、アジアの国でも良いと思いますよ。
暴言・中傷と意見とは避けて考えて頂きたいと思います。
投稿者 かず : 2004年04月25日 02:51
ホームページ管理者殿
以下、不適切な記述がありましたら削除願います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝８時30分に出社し、帰宅が午前２時になるような日々で、帰宅と同時に寝床に入る日常が続いていました。全ていわゆるサービス残業です。パソコンを立ち上げる気も起こらなかったです。今日も先ほど帰宅しました。明日は久しぶりに休めるはずです。今週も、疲れました。
お返事が遅くなりました。このような私にとって、「彼等は立派か？」と言うmakoto殿の言われる裏側といいますか、確かに彼等は羨ましい存在であります。私だって、できることであれば、ある意味で「自らの思い通り」に「意の向くまま」に生きてみたいと思っています。ボランティアで過ごしてみたいとも思ったことはありますが、中高校生を抱える身ではなんとしてもできません。
だからといって彼等を非難する気は毛頭ありません。逆に、私のできないことをやっている、若さというか、サッカーのＵ２３の試合に熱中するのと、ある意味で同じです。彼等のような若者が育つような風土が、今の日本には必要なのだと思います。＊学部を出たけれども結局は、他の行動を批難することしかできない、そのような大学生活を送らせることは、18才で拘束された若者を見るにつけ、・・・。
彼等は彼等なりの若さをこのような形で体現させようとしているのです。あなた(方)にはあなた(方)なりの、あなた(方)独自の体現させ方をお考えになればよいのではないかと思います。
忘れる前に一言、言っておかなければなりません。あまりにひどい個人への中傷などがあった場合、その意見は削除するか、このページは閉じるべきであろうと思います（管理人殿へ）。
真希 殿
１）＞＞読んでみましたが、どこが大掛かりか全く分かりませんね。戦争を支持した人が、ちょっとまってくれ、と言っただけにしか感じられませんでしたが。
＞いくら友軍とはいえ他国の軍事作戦に干渉するということがどれだけ大変なことか理解してますか？
基本的に国軍は自国の決定した戦略に基づき現地司令部が戦術を決め、作戦行動を遂行します
一時休戦当時、米軍的には休戦するメリットがあったのでしょうか？
それを曲げてまで一時休戦を受諾してくれたのは総理をはじめ政府スタッフの尽力の賜物だと思うのですがいかがですか？
それを小さな、些細な事柄と思っていらっしゃるのですか？
休戦にメリットがあっただろうかなどと、真剣に言っておられないと期待します。アメリカ軍の死者(若者)は、とうに数百人を超えています。これに痛みを感じない国の指導者がいるでしょうか。
すでに報道されているように、米国は６月撤退に向けて早く沈静化したかったのではないでしょうか。当然です。一方、これ以上続くとブッシュ現大統領にとっては再選に暗雲となることは明白でした。米国内には、ベトナム再来の懸念が出始めています。（先週、米国出張で直に20人ほどの米国人の彼等から聞きました）渡りに船ではなかったか、と思います。さもなければ、米国の小「番頭」である総理の言うことなど、米国が聞くはずないのではないかと考えます。
２）＞＞和子さん
＞ＰＴＳＤって診断に一ヶ月以上かかるってご存知ですか?
＞３人を非難している人たちは（私も含みます）そういった矛盾点があまりにも多いこと、３人に反省の色が見えないこと、家族が当初人質の心配よりも政府の批判を声高にしていたこと等を激しく疑問視しています
誹謗中傷とはちょっと違うのではないでしょうか?
３人がこれらの疑問点を解決してくださることを願うばかりです。
すでに、当然ご存知だと思いますが、ドイツの新聞は、「日本政府が家族を黙らせた」と報道しています。３人に願うのではなく、日本政府に要求すべきではないですか？「なぜ、国民の税金を使いながら、釈明をしないんだ」と。支出責任とかがあるのではないでしょうか。
３）＞真っ当な意見と見せかけ、実は詭弁で論点をはぐらかす輩が多々おります。皆様も以下の「詭弁の特徴１５条」を覚え、そういう輩を排除しましょう。
＞例：「吉野家は果たして牛丼屋か」という議論をしている場合、あなたが
「吉野家は牛丼屋としての条件を満たしている」と言ったのに対して否定論者が…
応えるに、自分の貴重な時間を費やす価値がないので、「どうぞ、お好きなように・・」
４）＞ゆえにメディアや政府は「自己責任」という言葉を使っているということは判りますよね？
あの、紛争地域へ観光旅行に行って拘束されたのではないのですよ。その目的が、そもそもあなたや、批判するメディア、政府には、受け入れられないのでしょうね。特に、米国が開戦できないように「人間の楯」として入った経験もある方もいるようですし。
かず 殿、
５）＞パウエルの言葉やルモンド紙を引用しなければ正当化出来ませんか？
日本在住の外国紙記者、米国に戻った日本の米国大使館に２０年以上勤めた方、などの見解がいくらでもあります。こういう際に、外国人が持ち出されるのは、もし日本人をもちだしても、あなたのような人は日本人にはすぐにレッテルを貼るという、第２次大戦の敗戦後の日本人の特徴を、メディアが意識してのことだと思います。つまり、自民党の野中元幹事長がコメントしても、レッテルを貼ることでしょう。一方いつまでたっても、外国を持ち出さざるを得ない日本人の弱さは、いつ克服できるのでしょう。
６）＞行っては行けないよと言われた所に勝手に行った。
＞その家族は、身内が勝手なことをしてすみませんと言うべきところを、政治的な発言をし始めた。
上記４）と同様。
政治的な発言の中味は「自衛隊の撤退を求める」ということですか？拘束された家族にとって、唯一の望みは、「自衛隊の撤退」しかなかったですね。その切羽詰まった、７２時間しかないという状況で、「身内が勝手なことをしてすみません」などとか、体裁を繕う時間的・精神的余裕があると思いますか。もし自分が家族の立場なら、体裁を繕う余裕など持てません。あなたはどうですか？
７）＞帰国してからも記者会見をしない。
上記２）と同様。
８）＞それにしても、ほとぼりが冷めるまでのＰＴＳＤという気がします。
上記２）から考えても、なんという言いかたであろうか？あなたには、立場を代えて考えることができないでしょうね。
９）上の方に、マザーテレサの言葉が載っていましたよ。
日本国内の人を助けないで、国外の人を助けるのは偽善だって。「隣人を愛せ」と。
あなたには、「愛すべき隣人」がいますか？
makoto 殿、
10）＞＞皆さんが人質救出に使うのを惜しんでいる税金を使えば，日本人全員が大学にいけるのではないでしょうか？
＞＞こう考えれば，日本政府の税金使用に問題が大きいという結論になりませんか？
11）＞要するに、あの３人の救出なんぞに使わず、大学に行きたい人たちの学費に充てれば良かった、とおっしゃりたいのですね。あなたの意見に賛成です。
荒唐無稽なお話で・・・。かかった税金というのは、何にいくらだと言っているのですか？あなた方は、議論の根拠となる「税金」の金額を明確にすべきです。そのお金があれば、本当に大学に行きたい人全員の学費などがつくれるのですか。
いいですか。行きたい人の全員が大学に行く必要があるかどうか、もしそれが本当に必要ならそのための予算を政府に組ませるべきなんです。お上に楯つくこともせず、ここぞとばかりに言っている。
私は、静岡から仙台に出張で出かけるのに、都心を避けることができればどれほど有り難いかと考えたことはありますが、圏央道があれば、と考えたことは一度もありません。判決も出ましたが、無駄な「公共」事業が政治家の利権が絡んでいくらでもあるではないですか。これを具体的に示せ、と言うような方は、投稿しないで下さいね。どうしてそういうことに、明らかに無駄なことに対してもの申さずに、攻めやすいごく少数の国民に対する批難に、随分な時間を費やすことができるのか、不思議でしようがありません。報道によると圏央道は１兆3000億円だそうですね。本当に必要なんでしょうかね。たまたま、判決が出たので引用しましたが。
12)＞最後の段落の、「そもそもアメリカが･･･」ってのも、よく聞きますけど、これって、「自動車が発明されてなかったら、交通事故も起きなかったのに。」って理論と同じじゃないですか。
どこが同じか、全く分かりません。いずれにしても、くだらない例えが多すぎますね。上記３）のように。
13)＞ただし、僕自身は、アメリカのイラク戦争にも、自衛隊のイラク派遣にも反対の立場ですけど。
どうしてですか。理由は何でしょうか。
14)＞＞日本の未来は、・・・もう駄目だあ。
＞あなたのように、日本に対し誇りをもてない人たちが大勢いるから、だめなんです。何かというと、国際貢献だの人道支援だの、日本のことより世界を第一に考えようとする人がいるから、だめなんです。
それで？あなたは日本のどこに誇りをお持ちですか？どこに誇りをもてとお勧めですか？
国立大学法学部出身 aaa殿
15）ただ、今回の私の主張は、彼らの行動が「違法だ」といっているわけではなく、単に世論が非難するのも尤もだといっているに過ぎず、この主張に対して何故日本国憲法や国際法が持ち出されるのか理解に苦しみます（先の投稿でも、「その結論が本当に気に入らない場合、国家の方針と異なる行動をすることを禁止することまでは国家は出来ません」としております。）
まず、国民の税金を使って少なくとも４年も「無駄飯」を食わしてもらったことに、あなたは感謝していますか？せっかく、法学部に行きながら、単に「気に入らんから」または「気に入らないのは尤もだ」と言って主張する。あげくの果てに、「何故日本国憲法や国際法が持ち出されるのか理解に苦しみます」と申される。こういうのを、「語るに落ちた」と言うんでしょうね。
=============================================================================================
これまで、これまでにいくつもの「意見」・誹謗・中傷・批難が書かれておりますが、結局のところ、無口になった(実際にはならざるを得なかった)ある意味で「弱者」を「虐めている」としかとれません。「虐めている」人の多くは、政府が決めたことだ、その政府を選んだのは我々である、国会が「北」に開戦すると決定したら、「祖国のために」出兵する、と。「我が祖国」を戦争でしか守れないような人を選んでおきながら。
これまで、今回の拘束事件に対する諸外国の見方は、多くが、日本政府のそして与党の「金返せ」に象徴される発言に対して、批判しています。最近では、韓国でも同様の報道がなされています。唯一、「フランスの知人」を登場させた方はみえますが。高藤さんをはじめとする拉致された人々を批難する方々が正当化する政府・与党の決めた開戦で、日本人の祖国は守れるのでしょうか？
日常生活のうさを晴らすようにしか思えない上記のような言質が、最終的に、国民の多くの見解にならないように祈ってやみません。
投稿者 seibei : 2004年04月25日 03:19
seibei氏へ
反論（？）を頂きました。
ただ、わたしの今までの投稿をあまり読んで頂けていないようで、残念です。※他の方へも返信しておられるようですので、仕方ないのでしょうか。
１．まず、「国立大学」として茶化されておりますが、これはわたしが「日本国憲法や国際法に無知」と煽られたことに対して言ったまでのことであり、それを利用されても困ります。撤回を求めます。
２．また、「無駄飯」とは一体如何なる意味でしょうか。確かに、まず４年間仕送りをしてくれた両親、そして国立大ですので授業料を国民の税金でまかなっている部分があることについて、感謝しているのは当然です。そして、わたしは奨学金を受けておりましたので、奨学金の拠出元である日本育英会及び育英会OBの皆様にも感謝しております。だからこそ、今育英会OBとして返済しているのですから。
単に、「感謝しているか」という点だけならまだわかりますが、「無駄」とはどういうことでしょうか。納得のいく回答を求めます。場合によっては誹謗中傷として受け取らせて頂きます。撤回を強く求めます。
３．さらに、わたしの一連の投稿を良く読んで頂けてないためだと思いますが、わたしは単に「気に入らん」といって３人を非難しているわけではないです。人道支援が立派に行われていたのであれば、それが何故イラクなのかという点に疑問を抱きつつも、それはそれで素晴らしいことだと評価する用意があります。
ただ、今回の事件はあまりにも情報が少なすぎる。一体彼らはイラクで何を行い、誰によって、どのように拉致され、どのように開放されたのか。そのあたりの情報を得るためにも、３人が記者会見等を行わないのが残念でならないのです。正確な情報もなしに、「自己責任だ」「いや人道支援だ」といっても、始まらないでしょう。そのあたりの事後行動について、世論の理解が得られないのは、尤もだといっているわけですよ。そんなに変ですかね？
４．「語るに落ちた」とありますが、具体的に言ってくれませんでしょうか。これから具体的な議論をまさにしようと提案しているところに、このような結論だけ書き殴るのは、感心できません。明確な理由がないようでしたら、これも撤回願います。
５．貴方は、「日常生活のうさを晴らすようにしか思えない上記のような言質」と切り捨てておりますが、投稿内容もろくに読まずに、感情的な非難を行う貴方の上記投稿がまさにそれではないでしょうか。
※最後に。
わたしは何とか週休２日を維持できておりますが、お体の方ご自愛ください。
投稿者 aaa : 2004年04月25日 04:26
カズさんへ
ご意見、ご質問ありがとうございます。
本来、こういった個々の質問に答えて行くのが私の本意では有りませんが・・。
＞では、アメリカに恩返しをしたらどうでしょう？
アメリカの人に直接恩返ししなくても、
アメリカの手助や、代行でもそれは同じと私は捉えています。
＞世界に車を売ってというのは、企業努力によるものでは？
そういう企業努力に専念できた日本の幸福を感謝したいと言いたいのです。
日本が戦後享受できたアメリカの庇護の下、物作りや輸出努力にわき目も振らず専心出来た数十年は、世界史的に見ても稀有に幸運な数十年だったといえます。
世界の多くの国や人々は、東西冷戦下での政変・戦争、天災その他もろもろの先進国の横暴や愚考によって、そういった日本のような幸運・・物作りや企業努力をする機会・・に巡り合わないままの一方、公平という名の理不尽な貿易競争に晒され結果多くの富を喪失して来ているのです。
私はそれらを少しは還元しても良いのでは？と思い行動しているだけです。
＞日本は資本主義だし。「稼げ、貯めろ、施せ」とマックス・ウェーバーも言っています。
最後の 施せ をボランティアに訳せばいいのです。
＞それと、他の人からも出ていますが、何故イラクなのですか？
それはそのまま、なぜ国内で無ければ？ということでお答えします。私の考える隣人とは、同じ大気と水を共有するプラネットの人々すべてです。
＞避難勧告が出ていない、他の国でもボランティアは出来るでしょう？
ボランティアに関わるキッカケハ人ぞれぞれさまざまです。街頭でチラシを貰ったり、面白そうなイベントで出会ったり、メディアで知ったり、イラク人と知り合ったりと・・・、その結果試行錯誤を経て現在に至っているのです。
最初から此処で、あなたの納得のいくように回答するために創めたのではありません。
＞何だったら、太平洋戦争で迷惑をかけた、アジアの国でも良いと思いますよ。
私が始めたころ、すでに多くの人がこの地域に関わっておりました、後発の私としましては、比較的手垢のついていないところのほうが魅力的と思ったからです。
最初に申し上げたように、私のボランティアはあくまで趣味の延長で、日本人だらけの東南アジア辺りは渡航先として関心ありませんでした。
もう、誰かが何かをすることの瑕疵を見つけて、難癖をつけるのはやめにしましょう。カズさん！貴方だったら何をしますか？何をしてきましたか？
できれば、ここは最後にしたいので、以下によろしく！
http://www2.ttcn.ne.jp/~Hondkai/
明日間にあわ〜なアスタマニア〜ナhasta man~ana！
追伸 テルさんへ
ご指摘ありがとうございます。
今井君とその家族についてはかなり見識を改めなければいけない部分もあるかな、とも思っております。
高遠さんについてはどうなんでしょうか！？
投稿者 高木薫（たかぎかおる） : 2004年04月25日 08:16
かず さん
>何だったら、太平洋戦争で迷惑をかけた、アジアの国でも良いと思いますよ。
横槍で申し訳無いが、↑これは間違っていると思います、正しくはこのように言っているのは『極東３馬鹿国』であって、他の国は、その様に言っているのは聴いた事がありませんが？（中国人の一部である華僑は旧日本軍と敵対していたので文句を言いますがね（笑））
例えばインドネシアなどでは国旗掲揚時などにいまだ旧日本軍の服装でやってます
参照ＵＲＬ http://photo.jijisama.org/indonesia.html
投稿者 ？ : 2004年04月25日 12:00
・今井君とご両親が迷惑だった地元の人と同級生の皆さんへ
あなた達にとって彼らが迷惑な存在であった（らいしい）ことはよく分かりました。
でも、だからどうなんでしょうか。あなた達に迷惑一つかけない従順な子が苦境に陥った時と、迷惑千万な彼が苦境に陥った時、あなた達は彼らを違った風に助けるのですか。おとなしい子が溺れていると無条件に浮き輪を投げ、わがままな子だと「これからはおとなしくするんだぞ」と言って、言うことを聞くようだと浮き輪を投げるのですか。
それは人を助けることではなく、従順さに対する報償に過ぎないのではないですか。姿を変えた交換ではないのですか。相手が善人であろうと悪人であろうと、恩人であろうと敵であろうと、困っている限りにおいてそこから無条件に救い出すことが「人を助ける」と言うことではないのですか。
そいつが我慢なら無い奴なら、無事助け出してから殴るなり、怒鳴るなりすればいいでしょう。
相手が困り身動きできないときに、過去の悪行をなじり謝罪を求めるのは、相手の弱みに付け込んだ悪徳商法と同じです。
人を助けることに条件をつけることにより、人は自分の行為と生き方を貶めることになるのではないでしょうか。
投稿者 akio : 2004年04月25日 14:16
ホームページ管理人より
これまで，多くの意見が寄せられました。ありがとうございました。
9日間にわたりこのコメント欄をオープンしていましたが，以上を持ちまして閉鎖致します。
このブログ・コメント欄は，2チャンネルのようなものではありません。もともと，私のブログ記事に対する意見・批判・補足等々をお願いする趣旨のために設置されているものです。
このコメント欄は，いま社会的な問題として展開されている「自己責任論」について，各個人の見解を社会に向かって，できれば論理的に主張されることを願っていました。投稿内容においては，賛否両論いろいろあり，考えさせられるものもありました。
1つの感想として，自ら正当と考えて社会に対し見解や主張を展開する場合には，たとえこのような個人運営のHPであろうと自分の所属や実名を名乗るのは「自己責任論」を展開する者にとってまさに自己責任の在り方だと考えつつ投稿記事を読んできました（少なくとも，管理人自ら所属・実名を明確にしていますので）。匿名は，自らの発言に責任を負うこともなく，したがって一人の独立した個人として他人や社会を批判・意見するに値しないと思うからです（自らの意思で投稿してきたわけで，道ばたでテレビ・インタビューに応えたのとはわけが違う。）。この点で，当HPが無責任な2チャンネル等々と明確に一線を画すことができなかったこと，管理者として反省すると同時にネットでは匿名が当たり前のように考える意識が蔓延している社会，非常に恐ろしくかつ残念に思います。皆さんはどのように考えますか。
本日，「今井くんとは同級生」という名乗る者（名前: テル）からコメントがありました（すでに削除）。この内容は人質にあった今井さんの家族状況等について触れるものでした。しかも，この内容はYahoo HPに掲載された投稿記事をそのまま転載したものです。このような文章を，所属および実名も名乗らず，また読んだ者が真偽のほど確かめようもない内容を投稿されるにあたっては，これ以上この欄を責任もって継続することはできないと判断したことも閉鎖する大きな理由の１つです。
この投稿者はこちらでIPアドレスがわかりますので，名乗りでて頂きたいと思います。場合によってはしかるべく対処致します。
なお，すでに投稿されているコメントは投稿された本人から削除することできません。削除を希望される場合は，メールにてお伝え下さい。当面，記録としてそのままにしておきます。
投稿者 ホームページ管理人 : 2004年04月25日 19:12