個別エントリー別

« その他大学関係のニュース | メイン | 賃金に成果主義導入、逆に「平等化」? 阪大教授ら分析 »

2004年04月28日

福島大教職組、2004年4月5日付け東京新聞掲載記事に対する抗議文

新首都圏ネットHP(4月23日記事)より転載

中日新聞社東京本社 御中
2004年4月22日
福島大学教職員組合中央執行委員長 坂上康博

 去る4月5日付『東京新聞』に掲載された記事「こちら特報部 国立大裁量労働制の功罪」は、当組合にとって、たいへん迷惑なものです。この記事の掲載について、貴社に対して、強く抗議いたします。同時に、この記事については、当組合として疑問点がありますので、ここにお尋ねする次第です。貴社代表者もしくは編集責任者、ならびに記事を執筆された藤原正樹記者より、書面をもってお答えいただきたく存じます。

 この記事は、「今月一日からすべての国立大学が法人化されたのに伴い、東京大学など過半数の大学で教職員の『裁量労働制』が導入された。」という一文で始まり、主として裁量労働制にかかわる問題点を指摘するものとなっています。記事中には以下のごとく、2箇所にわたって「福島大人事課」のコメントが引用されています。
 【コメントA】「福島大人事課も『タイムカードは管理されるイメージが強く教員たちには受け入れられない。しかし、教員自身を過労から守る手段なので、タイムカードやICカードの導入もある』と予想する。」
 【コメントB】「福島大人事課は『裁量制はコスト削減が狙い。今まで以上の成果を上げなければ、教員の給与削減もありうる』と明言する。」…


投稿者 管理者 : 2004年04月28日 00:01

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/853

コメント