個別エントリー別

« 山形大、学生支援態勢を強化 | メイン | 東北大、「スター教授」世界から 新人事制度――学部に属さず、学長並み報酬 »

2004年05月13日

岩手大・中期計画 全教職員20%女性に 具体的数値、盛り込む

毎日新聞地方版(5/12)

 ◇外国人教員3%など

 4月からの国立大学の法人化に伴い、文部科学省が11日に公表した全国89法人の今後6年間の「中期目標・中期計画」原案のうち、岩手大学(平山健一学長)については、昨秋の素案より女性教職員の採用などで具体的な数値目標を盛り込む内容となった。
 岩手大の原案は、文科省に提出した素案に対して、国立大学法人評価委員会が助言を与えて作成された。
 変更されたのは教職員の人事の適正化の項目で▽女性教職員について「採用・登用の拡大を図る」から「全教職員の20%」▽外国人教員を「採用を促進する」から「教員の3%」――とした。また経費抑制の方策として「毎年度1%の経費節減」を盛り込んだ。数値目標の導入により、計画により具体性を持たせるのが狙いという。
 このほか、これまで検討課題としていた同一学部内での転学科、転課程について「可能とする」と踏み込んだ表現にした。
 中期目標・中期計画は近く文科相から正式決定を受ける。達成状況が国からの運営費交付金の算定に反映されることになるため、岩手大も他大学との競争の波にさらされる。


投稿者 管理者 : 2004年05月13日 00:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/944

コメント