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2004年05月15日

反戦ビラ逮捕事件、「なぜ ビラ配布で 拘置75日」

東京新聞(5/14)より部分抜粋

 東京都立川市内で、防衛庁官舎に反戦ビラを配っただけで逮捕され、拘置が続いていた市民団体のメンバー三人が十一日夕、七十五日ぶりに保釈された。国際人権擁護団体「アムネスティ」が日本初の「良心の囚人」と認定、憲法学者も相次いで抗議声明に名を連ねた。比較は失礼かもしれないが、拘束期間はイラク邦人人質の十倍以上だ。「なぜ」の声も上がる中、事件から透けて見える時代の“息苦しさ”とは−。

 マンションのチャイムが続けざまに鳴り、ドアが激しくたたかれた。枕元の時計は午前六時半を指している。「開けろ、コラ」「開けないと壊すぞ」。ドアののぞき穴から見ると、五十代の男性ら数人がいた。

 防衛庁官舎の新聞受けにビラを入れ、二月二十七日に住居侵入容疑で逮捕された市民団体「立川自衛隊監視テント村」メンバー三人のうちの一人、障害者介助者の高田幸美さん(31)は逮捕当日の様子をこう話す。

■ドアチェーンを切断し家宅捜索

 「立川署の者だ。家宅捜索だ」。高田さんは同じ団体の一員である家主に連絡するとことわり、ドアチェーンをかけた上で、扉を開けた。電話する背後でチェーンが切られる音がした。…


投稿者 管理者 : 2004年05月15日 00:12

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