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2004年05月24日

2006年開学予定の札幌市立大、川崎和男氏に学長就任要請

北海道新聞(5/22)より

 札幌市が、二○○六年四月の開学を目指す市立大学の学長として、名古屋市立大大学院芸術工学研究科教授の川崎和男氏(55)に就任を要請していることが二十一日、分かった。

 関係者によると、川崎氏は札幌市の要請に前向きの姿勢を示しており、今後、名古屋市立大側の承諾を得られれば札幌市立大の初代学長に就く見通し。

 川崎氏は福井県生まれ。金沢美術工芸大を卒業し、東芝を経て「川崎和男デザイン室」を設立。工業デザイナーとして活動し、毎日デザイン賞、ドイツ国際デザイン賞など国内外の賞を多数受けている。○三年から札幌市立大設置準備委員会の特別委員を務めている。

 札幌市の基本構想によると、同大は市立の高等専門学校と高等看護学院を統合して四年制大学とし、デザイン系学部(定員百人)と看護系学部(同八十人)を設置する。

 同市は、誰もが使いやすいユニバーサルデザインの研究など両学部の連携にも力を入れる方針で、車いす生活をしながら、幅広くデザインを手掛けている川崎氏が適任と判断したもようだ。


投稿者 管理者 : 2004年05月24日 00:03

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