個別エントリー別

« その他大学関係のニュース | メイン | 大学教育:教育のあり方について学生と教員が対話 京大プロジェクト »

2004年05月29日

地銀から連携あっせん、岩手大、岩手銀などと協定

日経産業新聞(5/28)より

 【盛岡】岩手大学は岩手銀行、日本政策投資銀行と産学連携研究の推進で協定を結ぶ。岩手大が持つ研究シーズの事業化に向け、岩手銀などがスポンサー企業獲得での助言、つなぎ融資をする。
 三者は二十八日、産学連携の推進のための協議会、「リエゾンI(アイ)」を立ち上げる。支援対象は工学部、農学部を中心とした各研究室が持つ研究シーズ。大学は金融機関に対し、将来の事業化が期待できるにもかかわらず、研究資金が不足しているといった事例を紹介。金融機関は国や県などの補助金獲得に向け助言するとともに、研究費獲得までのつなぎ融資を実施する。
 さらに、大学の各研究テーマに興味を持ちそうな企業を金融機関の取引先から探して紹介。具体的な事業化に向けた共同研究につなげる。
 地元の岩手銀のほか、政策投資銀が加わることで、県外の企業がスポンサーとなる場合の調整や、国の制度融資活用に向けた助言が容易になる。企業や大学に対して多額の融資が必要な場合は、両者が協調融資する。
 国立大は今年四月に法人化。地方銀行は独自の技術や販路を持つ優良な地場企業の育成が課題。今回、両者の意向が一致した。


投稿者 管理者 : 2004年05月29日 00:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1063

コメント