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2004年05月31日

北陸大学、特定教員の担任(旧名アドバイザー)外し 教職員組合が理事長・学長宛「要求書」を提出!

整理解雇予告,組合員排除とたたかう北陸大学教職員組合を応援しよう!
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メール・アドレス
 hussu@mm.neweb.ne.jp

 2004年度の未来創造学部,外国語学部,法学部のクラス担任制で十数名の教員が担任を外されたのに続き,今度は薬学部でも3名の教員が担任から外された。教職員組合はこの問題について,2004年5月26日,理事長および学長宛に「要求書」を提出した。

 以下,北陸大学教職員組合ニュース212号(2004.5.28発行)より転載

北陸大学教職組発第132号

2004年5月26日
学校法人北陸大学
理事長 北元 喜朗殿
学長  河島 進殿
北陸大学教職員組合
執行委員長 佐倉直樹

要 求 書

 4月15日付,学長・学生部長名で「平成16年度薬学部新一年生担任教員について」の表がメールボックスに配布され,また5月10日付,学生部長名で「平成16年度の担任について」のE-メールが薬学部全教員に配信されました.添付の「2004教員別担任表」では,担任を外された薬学部教員がいます.3名の講師には一年生の担任学生が割り当てられていないだけでなく,昨年度まで担当していた現2年生及び現3年生のアドバイジー学生が副学長,学部長などに振り分けられています.教員の総力で取り組んできた従来のアドバイザー制度を,薬学部の大幅な定員増がなされた本年から,なぜ,担当教員を大幅に制限した担任制へと変更し,且つ,上記3教員をアドバイザー活動から完全に外したのでしょうか.
 第2回薬学部教授会(4月30日)及び第3回薬学部教授会(5月14日)では,この件について質問があり,当該3名の講師は熱意をもってアドバイザー活動に取り組まれており学生指導に何ら問題ないこと,今回の学長・学生部長の決定は,薬学部の学生指導・教育に全教職員が一丸となって取り組もうとする熱意を阻害するもの,等々の意見がありました.また,4月以降学生委員会が一度も開かれることなく決定され,担任教員決定の経過と外された理由については,薬学部教授会で誰一人責任をもって説明できない現状です.
 学生の指導,教育は本学における最も本質的な業務であり,教員として理由無く業務を剥奪されることは人権問題です.特に人事考課が強行されている本学の現状では,重要な労働条件の一方的変更となる可能性があります.よって,北陸大学教職員組合は、以下の3項目について,早急に文書で説明することを要求するものです.

1)薬学部の全教員が担当してきたアドバイザー制度を,なぜ担任制に替えたのか.
2)担任教員の決定は,誰の責任で,またどのような基準によって行なったのか.
3)担任を外された教員が外された個々の理由.

なお,2004年度の未来創造学部,外国語学部,法学部のクラス担任制で十数名の教員が担任を外された件については,既に4月8日付で要求書を提出(組合ニュース211号で掲載)。
組合ニュース211号(2004月5月11日発行)


地労委、組合のあっせん申請受理

組合は、法人理事会の度重なる不誠実な交渉態度について、石川県地方労働委員会にあっせん申請をしてきましたが、5月10日に、申請が受理されました。6月8日に地労委、組合、法人の三者が集まり、あっせんが行われます。


投稿者 管理者 : 2004年05月31日 00:19

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